自縄自縛の日本国w2012/07/02 20:14

生レバ禁止ですと。
なんでもかんでも国の規制が足りない賠償しろといってりゃこうなるのは知れたこと。クレーマー国民の自業自得の巻。放射線滅菌する覚悟はない情けなさ、
アホ官僚に、国民を縛り上げる口実を渡してはいけないのだがもう遅い。

著作権法いつのまにか改悪。
新聞やメディアではまともに報道されない。アノニマスを応援したくなるね。
既得権にしがみつく著作周辺業者を大切にしすぎ。一次的にもうけてこそ花、そのあとは公共物だろうよ。歌というのは、口づさんでなんぼである。囲い込みたいなら、聞きたくない者の耳には入らないように管理してみろ。
しかも、これも警察検察が別件逮捕しやすい形にもってきてしまった。最低の文化国家。

それをいうなら所得税増税もそうだろう。
金がないので、僕たちの自由にできる金をこうやって増やしますby財務省、ってか。何に使うという屁理屈はもういい。

役人に金をやってもろくな使い方ができないのは何度も実証されている。せめて複式簿記で会計やってからにしたらどうなのか。
今朝の産経では、死んだら財産もとりあげろ、金持ちにだって社会資本は使ったんだし、死んだら金いらないよね、的なコラムがあった。バカか。所得税ではじめにたくさんとっているだろう。
こういう、金持ちへのやっかみを利用して、とにかく国は金をとろうとする。しかもそれは、システムに影響を持てるほんまの金持ちではなく、努力で成り上がった半端な金持ち、むかしからの文化遺産しかもたない零落者である。
とにかく役人はまともに金を使えないんだから、国は国防と外交だけやってたらいいのにそこはむしろ弱いって、どういう国なのか。

国にあれこれいったって、奴らはそれを、自分の権限と使える金を増やす口実にしか使わないのである。いいかげん期待するのはやめたらどうかと思うが、クレーマーほど楽なものはないらしい。「デモして署名した、あとはなんとかしてください。」
文句言えばいうほどがんじがらめになる。どうにもならないかなこれはもう。

いった店 最後の生レバ 台湾風うなぎ 東京2012/07/05 23:44

生レバ最後の日6月30日土曜、は東京に行った。メインの用事は翌日曜であったが、知人と、彼の仕事場の近所の浅草橋で待ち合わせて、生レバ。
高架下。
「ごち苑。」 KoreanBBQ




見たとおりの店です。生レバは一皿限定。




獣肉とくに内臓を生で食うなんて見境のない話ではある。だからさっさと放射線滅菌を認めろ、つか、これはそのいい機会ではないか。

その後彼のすみかの近所のバーに寄ったが、シェイクしすぎのあまりおいしくないサイドカーが出てきたので名はあげない。

翌日用事の後、25年ぶりに渋谷に行った。いや、その後もピンポイントで何度かはいってるんですが、じっくり道玄坂あたりにいったのでした。パスタの「ダンデライオン」も今はなく、ホテル「三和」も今はなく。
道玄坂上の左入った裏に台湾料理屋台があったもんだが、これも当然ない。で、円山町の山の下、ネットで調べて。
「麗郷」 台湾料理
25年前もやってられたのだろうな。うなぎの切り身と野菜のいためもの、うまかった。




うなぎ、あたりまえのことだが、きっちり再生産するサイクルのない資源です。
高度成長期以降の「大安売り」は、大量生産大量消費が前提ですが、大量生産できもしないものを牛丼屋やコンビニがこぞって安売りするのがいけない。そりゃ枯渇するだろう。

薄利多売のスキームを、適用するべきでないところに適用するようになっては、もう駄目である。ユッケ食中毒で子供が死んだのもそういうことだったろうが。高速バスの惨状もそうだろう。けっきょく普通にやってる店まで商売できなくなってしまう。
麗郷のうなぎがいつまでもあればいいのですが。

ところでその用事です。東京には名目としてコソプトのシンポジウムで行ったのです。眼科医にしかわからん話ですまんのですが。
宿に足つけてくれてこういうのもなんだが、ぜんぜんコソプトのありがたみのわからない代物でしたな。私自身は、炎症系の高眼圧にはプロスタグランディンは避けるようにしているのでコソプトがそれなりに出てきますが、あまり意味ないのかね。
プロスタグランディンに加える2剤目として役に立つという話になるのですが、点眼数を増やすとアドへランスが下がるのが合剤のそもそもの成立の口実である。だから、実用上は本数を増やさないため、ラタノで駄目だったらルミガンにするかデュオトラバにするかで、プロスタグランディン + コソプト にするのはその後だろう。
私自身は最近、βブロッカよりさきにアイファガン使う。使用感は悪くない。高眼圧でしか出してないので当たり前かも知れんが、よく下がる。喘息とか名目上気にしなくていいのもいい。βブロッカに理屈の上では拮抗するピバレフリンがそれなりに効いてた事を考えると、実は強力じゃないのかな。さっさとプロスタグランディンとの合剤も出して欲しい。
アレルギーがどんなものかちょっと気になるが、βでもチモとかは、かぶれるときはひどいですしね。結膜も角膜もぼろぼろになった患者をみたことがある。だから私はβ単剤の場合ミケランが多い。
演者のひとりが使用例としてタプロスとコソプトを努力して引用するあたりは、スポンサー様に律儀とは思いました。教授やるには重要なことなんだろう。べつのスポンサーにはべつの薬名でスライド出すんだろうね。

注文の多い眼鏡処方2012/07/11 23:40

視能訓練士がえらく時間をかけて眼鏡をあわせている。
処方のし直しらしい。前にも時間かけてあわせたが、実際に眼鏡屋でつくったら使いものにならないというのだそうだ。
50代後半の男性、むかしはよく見えたが遠視化、矯正視力はどちらも(1.0)いくのだが、乱視の軸が左右違い、斜乱視のほうが、実際に入れると特に近見用ですみが流れて気分が悪いのだとか。

前にそれでいいと本人がいったものの合わせなおしで、受診者もそれはわかってるようでクレームというほどのもんじゃないが、どうやらその筋の人らしく「あかん」「いまいちやなあ」といちいち大声を出す。視能訓練士はみるからにびびりまくってる。

いったん合わせて、前は別の医者が確認したが、今回は私のところに持ってきた。
前とあまり変わらないが、斜乱視を、もう片目の直乱視にあわせてきた。近く用なんだしそもそも乱視自体いるの?ときくと、それはあったほうがいいらしい。

一度はそれでよかったんだから、もうちょっと我慢して慣れるようにしてみたら?というと、そんな我慢して物にあわせるような人生は嫌だとおっしゃる。そういう哲学的な話してるんじゃないんですけどね。

こう合わせるたびに違うとなると、今合わせてもまた違うかもしれないから、あと一度きなおして、今回のでいいか確認したらどうかともいった。何度も来るのは気に入らないそうでそれも却下。

やりとりの挙句、遠用はなれられるか様子見てみるが近く用は我慢できないというので、あたらしい度で処方箋作り直し、備考欄に、作成時に再確認してくださいと書いた。眼鏡屋に投げたわけでこれは禁じ手w

面白いので時間かけて説明してみた。加齢で水晶体が変性して、白内障にもなるし、屈折も変わる。いろんな収差がでて、見え方の質は悪くなるし眼鏡の度も変わるが、レフでは、不整乱視も無理にきれいな軸の乱視度数に変換して出してくるから、あれを素直に使っていつもよく見えるようになるとは限らない。数字はでても見え方がいいとは限らないので、なかなか眼鏡合わせも難しいのだというと、ようわからん話はもうどうでもいいそうで、白内障があるのかと訊いてきた。さあこっちにきた、と、いそいそ細隙灯モニターに水晶体の濁りを静止させて見せたら、ちょっとおとなしくなって、帰ってお行きなすった。

本当に彼に言いたかったのは、時間と金をかけても、きちんと見える眼鏡がいつもできるとは限らないということであった。

とことん探せば納得いく医療がみつかると信じる基地外のようなひとがたまにいる。それを患者力というと高らかにうたう。
冗談じゃない。
無理なものは無理だし、存在しても手が届くとは限らない。
日本人は本末転倒させて手段を目的にするのが大好きである。だから探せば変なひとが変なものを作っているかもしれないが、公的インフラたる施設で、白内障による高次収差を眼鏡でらくらく補正できるとは思わないでください。
そのほかの医療もいっしょ。

お店 万遊軒 美登幸 祇園のクラブ 京都2012/07/21 21:15

「万遊軒」 定食 京都 

前に、一条万里小路上がるの万遊軒なくなったらしいと人づてに聞いた話をそのまま書いたのですがいけませんな。
バイクの修理があがったのでそちらに向かう際前を通ったら、確かに上につき出ていた看板はなくなんっているが(そして前には、遠くから見てそうだったのでそうかやっぱりやめたのかと私も思ってしまったのですが)、店先を見ると、昼休みで閉まってるだけに見えた。
で、夕刻いったらちゃんとやってました。




5年ぐらいぶり。卒業前後この近所に下宿してたころは自炊メインであまりいかなかったが、大学院で帰国後にはしょっちゅうここで食ったし、世紀あけてから数年ほど理学部で実験させてもらってた頃も、一緒にやってた院生君とよく食いにきた。
いつも唐揚げでした。ここのこれが大好きでして。
今日も、ちょっと色が濃くて油が重かったが基本は以前どおりで、なつかしくもうれしいことでした。
まあ、そういってもそうそう行くことはないのですがね。




よくみると近所にあった左京区役所が、松ヶ崎に移転していたのですね。ずいぶん定食系の店がなくなったのはそのせいか。大学のすぐ近くで学生も多いように思うのですが、いまどきどうなんだろう。単に学生相手にちまちまやる人が減ったのか。

「美登幸」 料理屋 京都 祇園
ここは、料理屋でお茶屋ではないが、舞妓さんが来てくれる。参考までにお値段も記載。
料理は一人4K超から。われわれは6K弱にしたが十分と思った(たらふく食うのが目的じゃないし)。舞妓さんは一人2時間40Kちょい、花代だけ事前に振り込むシステムになっている。当然それは要予約なんでしょう。
舞妓が間に座って話相手してくれて、あいまにラジカセで音曲だして舞いもみせてくれる。よくいえば文化遺産修養者軽薄にいえばアイドル候補生悪くいえば珍獣を目の当たりにする感覚なのだが、場所もお気軽ですし、1卓4-5人くらいで京都っぽさにひたるにはいいのではないでしょうか。他県人の多い集団の懇親会とかに向いてると思った。




このあと、ちょっと大きい高級クラブ(なんだろう)にいった。同行の他病院先生がご近所の開業医の先生につれていってもらったお店だそうです。名前は意味もなく confidential bloom にしとく(笑
同門先輩後輩の4人(女医含む)で、曇り硝子でかこわれたカラオケも出来る広めの部屋に通され、女性が7人ほどとっかえひっかえやってきて話し相手、私はなんでかいろんな仕事どさ回りしてきた感じの若い嬢が長めに相手してくれたが、先輩開業医先生はかなり年季の入ってそうな嬢(そこそこいってるけどきれいで非常にスタイルのいい、たぶん売れてる嬢なんだろう)含めチーママ以上にロックオンされていた。やっぱどこに金があるのか見てわかるんだねえ。焼酎1つボトルだして(これで15K)、2時間ちょっとたらたら相手してもらって総計140Kほどだったらしい。出せる相場をよくわかってるとは先輩開業医先生の弁。ゴチになるのはありがたいですが、こわいのでもう行かないと思う。

お店 精養軒 cafeMahvi うお弥 京都2012/07/28 01:22

行ったお店さらにまとめ書き。

「精養軒」 洋食 宮津
京都といっても宮津ですが。恒例の丹後半島、いきしに寄った。建物もいい味。




ビフカツ、いい肉つかっている。まわりのつけあわせがいかにもな洋食で良し。年に一度通るのに、こんぴらうどんにもいったりするので3年ぐらいぶりか。




市内に戻ります。

「cafe Mahvi」  パキスタンカレーと喫茶 荒神口
むかし丸太町河原町と丸太町橋のあいだの南側にパキスタンカレーの店があった。入ったことなかったが、時々前を通っていたので存在は知ってた。
10年以上前になくなったが、そのカレーの流れを引くというのがここらしい。




野菜カレーにしたら、ライスに接して固形物が何も入ってないさらさらで濃い赤茶色のカレースープ(?)、そしてライスの上に揚げ野菜が乗ってきた。そうきたか。





味の評価はともかくちょっとさらさらしすぎのような気もする。こういうものはほかに見たことはないし、好きな人もいるようだ。近くに来たら食うといいと思う。

 荒神口には学生時代いきつけのカメラ屋があった。いや今でも店はあるが、すでにカメラを街なかのカメラ屋で買う時代ではなく同プリもデジで自分で焼けるし、すっかり静かな感じです。学生のころはカメ爺が店内にふんぞりかえって長談義してたもんだ。
今回も、カメラ屋は挨拶に寄りましたが、本当の用事はこの南の中古楽器屋。 Martin のギターがあるか見にいったのです。さがしものは、いまはないが近く入るかもということで、そのころにまた来ますと帰ってきました。

ずっと南。

「うお弥」 京料理 大手筋 アーケード西口から納屋町を北上すぐ
店名の「お」は変体仮名。外見おそろしく地味で、中はカウンタ4席。奥か2階はあるようです。ちゃんと手入れされた店内。




昼の定食約1.4K、丁寧にできていて、値段分の内容は十分ある。「おいしい仕出し屋の感じやね」とは家内の弁。まあ実際そうなんだろう。箸袋の絵も字も手描きだったのはあとで気づいて驚いた。
柱には京都料理研究会会員の木札が張ってある。京都料理研究会のサイトにはこの店のってないのは、昔のものを張りっぱにしてるだけ?まあサイト見る限り仕出しする店が多いので会員でおかしいとは思わない。
夜はもっと割烹モードになるのか、おまかせは3K台5K台7K台とあった。また行く気。


リピートのなかから
「政寿司」 今出川新町
息子と昼に行って私はちらし寿司。錦糸玉子ふかふかでおいしいわ。夜閉まるのがけっこう早いのがなあ、、、まあこの場所じゃ仕方ないですか。北側の「茶月」は、建物ごとなくなって工事中。
「喫茶クレタケ」 伏見桃山駅前
チキン照り焼きおいしいのですが2時以降じゃないと出ないというのはなぜ?
「重兵衛」 烏丸錦
先輩開業医先生にあってびっくり。きくと、「三中西」さんが店をやめられたそうな。