いった店 最後の生レバ 台湾風うなぎ 東京2012/07/05 23:44

生レバ最後の日6月30日土曜、は東京に行った。メインの用事は翌日曜であったが、知人と、彼の仕事場の近所の浅草橋で待ち合わせて、生レバ。
高架下。
「ごち苑。」 KoreanBBQ




見たとおりの店です。生レバは一皿限定。




獣肉とくに内臓を生で食うなんて見境のない話ではある。だからさっさと放射線滅菌を認めろ、つか、これはそのいい機会ではないか。

その後彼のすみかの近所のバーに寄ったが、シェイクしすぎのあまりおいしくないサイドカーが出てきたので名はあげない。

翌日用事の後、25年ぶりに渋谷に行った。いや、その後もピンポイントで何度かはいってるんですが、じっくり道玄坂あたりにいったのでした。パスタの「ダンデライオン」も今はなく、ホテル「三和」も今はなく。
道玄坂上の左入った裏に台湾料理屋台があったもんだが、これも当然ない。で、円山町の山の下、ネットで調べて。
「麗郷」 台湾料理
25年前もやってられたのだろうな。うなぎの切り身と野菜のいためもの、うまかった。




うなぎ、あたりまえのことだが、きっちり再生産するサイクルのない資源です。
高度成長期以降の「大安売り」は、大量生産大量消費が前提ですが、大量生産できもしないものを牛丼屋やコンビニがこぞって安売りするのがいけない。そりゃ枯渇するだろう。

薄利多売のスキームを、適用するべきでないところに適用するようになっては、もう駄目である。ユッケ食中毒で子供が死んだのもそういうことだったろうが。高速バスの惨状もそうだろう。けっきょく普通にやってる店まで商売できなくなってしまう。
麗郷のうなぎがいつまでもあればいいのですが。

ところでその用事です。東京には名目としてコソプトのシンポジウムで行ったのです。眼科医にしかわからん話ですまんのですが。
宿に足つけてくれてこういうのもなんだが、ぜんぜんコソプトのありがたみのわからない代物でしたな。私自身は、炎症系の高眼圧にはプロスタグランディンは避けるようにしているのでコソプトがそれなりに出てきますが、あまり意味ないのかね。
プロスタグランディンに加える2剤目として役に立つという話になるのですが、点眼数を増やすとアドへランスが下がるのが合剤のそもそもの成立の口実である。だから、実用上は本数を増やさないため、ラタノで駄目だったらルミガンにするかデュオトラバにするかで、プロスタグランディン + コソプト にするのはその後だろう。
私自身は最近、βブロッカよりさきにアイファガン使う。使用感は悪くない。高眼圧でしか出してないので当たり前かも知れんが、よく下がる。喘息とか名目上気にしなくていいのもいい。βブロッカに理屈の上では拮抗するピバレフリンがそれなりに効いてた事を考えると、実は強力じゃないのかな。さっさとプロスタグランディンとの合剤も出して欲しい。
アレルギーがどんなものかちょっと気になるが、βでもチモとかは、かぶれるときはひどいですしね。結膜も角膜もぼろぼろになった患者をみたことがある。だから私はβ単剤の場合ミケランが多い。
演者のひとりが使用例としてタプロスとコソプトを努力して引用するあたりは、スポンサー様に律儀とは思いました。教授やるには重要なことなんだろう。べつのスポンサーにはべつの薬名でスライド出すんだろうね。

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