社会保障費高騰対策 ― 2025/03/09 17:38
「ボクの考えた医療費高騰対策入口」やります。
なんか最後にきて高額医療費削減がこけたけど、かなり累進性の強い変更案なのになんでああもヒステリックに反対するのかと思った。
某保険医団体のほうで、高校無償化する金があるなら高額医療削減なんかいらんだろうという声があったのですが、いや逆やろ高校無償化するんやったらほかから金とってこんとあかんやろとメーリスで突っ込んだ(危ない
実際問題、まず保険制度維持には適正化はいると思う。イノチガ‐といっても、だからって金は無限にはない。
1) 高額医療を維持するなら、自己負担は全世代同一にする
2) 終末期延命治療については高額医療の適用を外す、特に後期高齢者。高齢者の終末期医療で輸液も胃婁もつくらないスエーデンの平均余命が日本と数歳しか違わんのですよ
3) 薬局で買える一般薬相当については、保険収載を外す、ただし選定療養として医院で購入可能とすれば医師会の抵抗はなくなるw 購入に関しては医療費控除対象としておく(現状ほぼそうなってると思う
4) 薬剤や治療の効果にあわせて自己負担率の変更や、選定療養化を導入、つまりは部分的な自由診療の導入、保険制度との整合性が難しいですけどね
5) 生保も一部負担金を導入、ただし部分的にせよ申請で償還できる道を残す
あとね、マイナカードとかなんとかDXがなんとかいうなら、現場の手間を省けるようにしてほしい、銀行が両替商やめちゃって窓口のお金をそろえるの大変なんですよ。
まずは、
6) 医療機関の自己決定権がなく公定価格で手数料ですら吸収できない、キャッシュレス支払いになじまない公的保険の窓口負担金ですが、初診8点再診5点とかでいいからキャッシュレス支払いに電子取引加算つけてくれたらずいぶんいろいろ前に進むと思うんですがねえ、本当は税金同様手数料免除でお願いしたいところですが。
保険財政からの負担をとにかく増やしたくないなら、電子取引加算は選定療養と扱って届け出たら一定額徴取できるようしてくれたらええんではないか。支払いに対する割合でなくてもいい。そのへんは様子見て調整します。
療養の給付に関係ないけどそもそも、、医療DX推進体制整備加算にしたってベースアップ評価料にしたって、いまどきの加算はすでに療養の給付と関係ないものが入り込んでる。
by 稲亀石 [社会] [コメント(0)|トラックバック(0)]
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