日本人の「和」 ― 2024/06/04 14:36
ドイツに行った知人が、あっちの食い物はみな味が濃い、日本の農産物は何でこうも味が薄くなったんだといっていて思ったこと。
日本人はとにかく「不快」「違和感」を除去することに執念を燃やす。
なので、日本人の好む「和」というのは反対意見のない状態であって、組織内では余計なことを言うなと言う状態に容易になる。
反論も許さないから不快なものをなくせと言う態度はカスハラに至り、客商売の口コミはあっというまに地獄化する。
農作物はきれいでひたすら甘く、あくは減り、肉はやわらかくくせもなく、漬物商品は塩素入りの水で洗われねばならず精米歩合25のコンピュータ管理されたきれいな酒が流行る。
ひたすら「違和感」を除去し不快な部分がない、ということを極めるわけです。
周辺国家に起こった、人類の文化の多様性のひとつかと思っています。
なんでこうなったとか、なおせとかいうもんじゃなく、特性なのでしょう。ドイツがいいと言ってるわけではない。あの国はあの国でこまったところはいくらでもある。
続けてみますと、、、
声のでかい少数意見におたつくくせに、なにか決めてしまったらいくら反対意見があっても無視して軌道修正しないのも、「反対意見はあってはならない」からでしょう。
「不快はあってはいけない」のですね。
だから、失敗があったら全員で懺悔するか個人の責任にしてそいつを葬り、組織は快適に温存。個人責任にしてしまうのは世界標準であることとして。全員で懺悔して終わり、というのは特に日本的と思う。
完全に、つねにそうだとは言わない。全体的にそういう傾向が目に余るということで。
考えると、「和」を乱す「不快」がいけないという文化は、「先に不快を与えたからこいつがいじめられるのは仕方ない」という発想でもあるから、いじめの対策が被害者側をいじくることに終始してしまうのだろう。
変な奴だからって、ルールを超えてそいつをいじくるなんて誰も誰にも許すことではない。
いじめの被害者が死ねば不快の原因がなくなるのだから集団としては問題が解決したことになるのがもうなんだかな。
by 稲亀石 [日常] [社会] [コメント(0)|トラックバック(0)]
東アジア人の体格 ― 2024/06/04 14:51
ドイツ旅行してきた知人のいうことパート2。
日本人は体が薄いし、とくに最近は拒食症のように細いと。
まあ若いひとにそういう傾向はあるかもね、歳行ったらそんなに細くはいられない。
以下、似たようなことを繰り返し書いていますが。
ネアンデルタールの血を濃く引くコーカソイドに比べたら幼熟に進化した東アジア人がガキっぽく薄い体なのは当然なのね。
東アジア人オトコの理想進化系は童顔でマッチョなオータニサンと思っております。
生物の本能とか志向として、オスはテリトリーをなるべく広く持とうとし、メスはとにかく身の安全を優先する。
生物本来の「性欲」は哺乳類の場合「かわいいものをいじくりまわしたい」というところとつながっていて、男女ともそれは変わらない。
ただ、男について言うとテリトリーを持つためには肉体的な強さが必要になり、どうしてもいかつくなる。このへんを童顔でクリアしたオータニさんはさすがです。
女だってかわいいものがすきだから、女性にかわいいものを与えて性欲分散させてはいけない。ネコの飼育の禁止が少子化対策になるに違いないと私は思う。
で、周辺の状況が危ないとき、女は自身の安全のために、ストックホルム症候群を発揮してその場で一番強い男に発情する。
男はそれは自身のテリトリー確保と相反するのでなかなかそうはならないのだと思うが、ヨーロッパ男性に関しては、それが「豊満な女性」好みにつながるのかもしれない。
安全な社会状況で男が「守るよ」とプロポーズしても女に響かないのは当然。
男性自体が、肉体的脅威を与える一方で有用であれば女性がそちらに流れるのも、男性自身のつくりだした「危機的状況」によるもんで、悪い方にいけばDVやストーカー案件につながるもんのように思う。
安全なところで相手を威嚇する必要もなくなった(そう思ってしまった)のであれば、幼熟化で成長を拒否しする人種として拒食症まがいの痩せ方をするのも、まあ、流れとしてはありかな。
そもそも、東アジア人は子供体型なんで、ヨーロッパ特にドイツ人のペドはタイにいくというのは有名だったし(いきなり何の話w)
by 稲亀石 [日常] [社会] [コメント(0)|トラックバック(0)]
宝塚宙組公演の再開と、いじめについて思う ― 2024/06/30 16:58
宝塚歌劇・宙組 約9か月ぶり再開「待っていた きっと再生できる」多くのファン、宝塚大劇場へ
6/21(金) 2:00配信
「宝塚歌劇団の宙組(そらぐみ)公演が20日、本拠地の宝塚大劇場(兵庫県宝塚市)で約9か月ぶりに再開した。」「宙組をめぐっては、所属していた劇団員の女性(当時25歳)が昨年(2023年)9月30日に急死し、10月1日から休演中だった。」「 宙組では今年に入り、女性の同期生と下級生(後輩劇団員)の4人が退団したが、上級生を含むその他の劇団員は今回の公演に出演している」
まーあんまりわからんのですが、、
旧日本軍のようなきつい上下関係組織で上官の命令に従っただけでも、それが非人道的ということになって戦犯として処刑された人がいた。平凡な悪というやつなんでしょう。
組織の体質にひたりきっていつのまにか人間を人間として扱わなくなるのは、組織が悪いといっても、実際にそれをするのは個々の人間なんだから、自殺まで追い込んだ上級生をそのままにしておくのはどうかと思うよ。
そのままなんか知らんけど、なんかあったようには記事からは読み取れないので。
ところで、、
いじめ、は犯罪として加害者側にまず対応せんとあかんと思うが、それもともかくその「いじめ」という軽い語感の名称もなんとかしたほうがいいんじゃないですか。
ぼのぼののシマリス君の「いぢめる?」とか、

吉田戦車のいじめて君とか、

いまとなってはあのへんのネタになったのも、軽量感の理由をあらわしているような気がする、そういう扱いで世の中が「いじめ」を冗談の一部にしてしまったというか。
いがらしみきおや吉田戦車のせいじゃないですよもちろん。
by 稲亀石 [社会] [コメント(0)|トラックバック(0)]
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