哺乳類と性と性衝動 NとFテレビ問題2025/01/30 15:43

まだわけのわからんことをうだうだ考えていますが、そろそろ短くまとめられそうな気がする。

性行為とか愛とかの個別の行為や情動は、集団に繁殖をもたらす生殖につながりがちだけど、生物学的な「男女」間だからというだけで生じるというより、もっと生物として共通した部分で成り立っているのだと思うわけで。
だからいわゆるLGBTQだって、自然に反する、のではなく、大部分の属する集合から外れている、だけです。

哺乳類としての人類の対象に対する愛着は、哺乳類としてカワイイものに惹かれる特性と、強いものにシッポ振るストックホルム症候群の合わせ技。ここは、体格差で生物学的男女間に傾向としては起こりやすいでしょうが状況次第。

卵子を保護するに適した自己保存欲(危険を避けたい、安心したい、安全に受容されたい)の強い女性と、精子をばらまくに適した自己領域拡張欲(どんどん出ていきたい、自分の受容先を増やしたい)の強い男性という特性。ここで明確な性差が出るが、これも個体差はあるし、状況次第でもある。安全と確信した環境なら出ていく女性も増える。

で、実際の性衝動は、自分を受容させるために、相手を自分に対して無害化無力化するための攻撃なのだなと。ここはもう、男女差のない、生物としてもっと深い部分じゃないか。対象は相手の性に依存しない。でも、これも体格差もあるし環境によって当然「異性」に向きやすくなるね。

人類は、このような性愛の性質を生殖行為にからめて社会制度に入れた。制度はいろいろあろうが、集団として存続できるものがのこってきたわけです
以上がまとめ、以下はつらつら思ったことを。

いかつくなることで相手を圧倒する方にコーカソイドは進化し、かわいく幼熟化することで相手の攻撃性を低くする方にモンゴロイドは進化した。とくに幼熟化の進んだ東アジアでカワイイ文化が頂点なのは必然です。

愛着の対象になるのはまずはカワイイ相手なので、男性の恋愛対象がいつまでも若い女性なのはあたりまえ。
女性にとっての相手の年齢がそれなりに上がっていくのは、ほとんどの男性はもともとそんなにカワイくないからです。自分を保護させるなら我慢できる範囲で年齢は上がる。

究極にカワイイけれど、誰の支配もたやすく受ける無力な幼児は本質的な部分で攻撃対象にはならないので本来性衝動の対象にはならない。幼児を性対象にするオトナは、自己評価が病的に低くて自己肯定とのバランスがとれてないから治療対象です。
セックスは相手に受容される究極の形だから、それを無力な相手に行うのは、どんな形であっても受容がほしい飢餓感の塊なわけですね。つまり性犯罪は習慣化します。

この観点に立てば、こないだからの N氏と Fテレビ問題もわかりやすい。
報道やらネットやらの情報ででたらめを考えただけですから、事実と考えた部分があさってだったら削除します
あれはまあ犯罪でしょうけど、相手を無力化して暴行するなんてのは、もともとの保護者相当のジャーニー氏に虐待を受けてきたのが大きいのではないか。これは言い訳にはならないよ、もう大人なんだから。
騙されて犯されたうえに足蹴にされたのに、今まで自分を保護してくれていると安心していた筈の周囲が相手の様子うかがってばかりと感じれば被害者は世界が壊れたと思ってそれは病むよ。自傷行為だって出るだろう。
いろいろ言う人はいる。この話はものすごく環境依存的な話なので、犯罪にたいする処罰の定量性を考えさせてしまう。
そんなにこわれやすいコップを危ないところに置くなとか、こわれやすいのはコップのせいじゃないとかいう話ね。そういうコップだから採用されたとかいいだすときりないし、私にはいまのところ考えがまとまらない。
しかし、悪い慣習を放置してことがおこっても面子と視聴率気にしてあいまいにまとめることに奔走し、今となっても社員の直接の関与の報道ばかり気にする Fテレビがもうちょっと、組織とまではいわんが直接接するひとらが直後からまともに動けば被害者ももうちょっと何とかなったんじゃないの? まわりのみんながもともとまともじゃなかったんかもしれんけど。
これは一言居士ごめん。

性衝動が攻撃性に基づいたものであるうえは、受け手の安心できない(身の安全を確信できない)状況での性関係は、男女どちらからしかけて行われても性加害である、というありきたりな話にとりあえずなるかな。
でもこれは、どこまでもグレーゾーンはなくならない。安心感のもとがストックホルム症候群だったりするんだし、期間を区切ればどうにでもなるから裏切られたキーということになったりすることもある。受ける側の防御姿勢がどうあるのが適切かなんてもう、文化と状況と個人によるとしか。
そもそも、加害ダメ絶対となったら明瞭な同意は不可欠で、女性の「そんなんいわさんといて」も男性の「大丈夫と思った」もダメなんですが、これはもうさらに結婚もへるし人口も減る。とくに集団間の競争のきつい大陸国家の支配組織ほど、集団人口の維持を第一にするから、いわゆるジェンダーイデオロギーにこだわるし性加害に甘くもなる傾向はあるでしょう


前からの難聴に加えドライアイもあって、映画も本もしんどくて、この程度の思考にしかたどり着けない。ひとの沢山いるところでは会話もききとりにくいので、ひとりでたらたらHUBで飲むのね。
車輪の再発明してるだけかもしれませんが、もうフーコーもバトラーも読みたくなくて積んでるだけです、香芝さん(謎)

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