年金について思った2025/05/30 22:18

厚生年金の積立金を国保に流用するということになるらしく、文句言う向きはある。

でもねえ、、、
氷河期世代とかがあったのは、既存の雇用を守って新卒とらなかったからなんで、そのひとたちが国保に流れたんですね。景気後退しっぱなしも、雇用流動化がないせいもあった。その人たちの保険金や年金は雇用者が同額拠出している。
つまり、景気を犠牲に被雇用者として守られた人たちがいたわけでしょう。それで国保に行かざるを得なかった。
厚生年金積み立ての流用にもちょっとは正当性あると思うんですけどねえ。
ただし禁じ手に近い。

それと、、、
遺族年金を五年で切ることになって困るけしからんというの。
これも、気持ちはわかるけど、五年もたったら主たる所得のあった故配偶者がどうなってたかなんてわからんのだし、そもそも五年の猶予もあれば自分で稼げるようになれやというのはわからなくもない
とくに社会保障費がこう爆上げしてたら保護しきれんのは仕方ない。
それでも、子供持つひとり親については、社会保障上の優遇はそれなりにあるのよね。

しつこく書きます。

底の抜けたバケツに入れる水源他に探すより、全世代保険自己負担2.5割(一律3割だと老人が反対するだけ、こうすれば若い世代への負担減を表向きにできる)と、高齢者末期医療の高額限度額医療の不適用くらい考えたらどうかな。
あとは住民税非課税世帯の金融資産に対するインフレ率を反映した課税ね。ちゃんと運用してたら物価相応には増減するはず。

話は変わりますが、

人が事故とかで亡くなったときに生涯収入見込みを損害賠償として求めたり払わせたりするのもどうかと思う。
民法上の損害の規定は伸びても十年なんだから、せいぜい十年後、年金にあわせるなら五年後までの見込み分出すのでとどめるのが筋は通るんじゃないかと思います。
とくに学生なんかだと所得ないしいくら優秀でもどうころぶかなんてわからない。だいたい、稼いだ金をぜんぶ家に入れる筈もないだろう。
慰謝料はあくまでも謝罪のお金であって、あまり先までの見込み収入に関する損害賠償の視点が出てくるのは私はよくわからない。

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