ビフカツ 淡路島にて ― 2023/11/03 19:51
淡路島にいきました。ビフカツのことだけとりあえず。
「レストラン大公」 淡路市 ステーキの店
むかしからやってる感じで、駐車場になっている大きな敷地の奥に店がある。

11時半ころでしたがすでにテーブル席もグループが入り、畳にテーブル椅子の個室に入通された。電話でオーダーするのだった。
ビフカツ定食。衣がしっかりついたやや薄い目のビフカツなのは素敵。しっかりあがってるがやや脂多め。もうちょっと赤身の方が私は好みであったが、やわらかいから年寄りにはいいのだろうと思う。

家内はハンバーグいただいていたが、しっかり肉肉しいよいものだった。
ステーキ食わんのかいという感じですみません。
感想 ゴジラ -1.0 ― 2023/11/04 21:50
ゴジラ-1.0みてきた。ネタバレしますし読まない方がいいかも。
再現風俗(えっちじゃないほうの意味です)は当時もの(ほんまに戦後すぐ作られた映画や、すくなくともそれを直接知ってる世代の作った映画)とはそこそこ違和感あるし、動作(軍隊関連組織での敬礼のありかたとか)など最後まで気になった。
島では戦時つまり従軍中ですが主人公も整備兵たちも兵隊さんにしては髪が長すぎる。見晴らしのいいところで夜に灯りをあかあかとつけて襲撃らしいものがあっても消さない、戦争中だよ?いつまでもバラックというより露店の闇市もなんですが、通してけっこう着ているものが厚いとかちゃんとしてるし、銀座に勤める服がびしっと出てきたがそのころなら個人(そのへんのミシンもったおばちゃん)の仕立てもしくは古着でしょうに。民間人は軍隊式の敬礼するもんなの?海軍出身者たちも、敬礼はもっと脇を絞めて腕をたてるんだよ船は狭いもんだから。病室もなんであんなにきれいな個室なんやと、戦前から使われていた大学病院の病棟をしってるもんとしては思うぞ。
特撮での再現になるが、ゴジラに踏み荒らされる農村地域も田圃は圃場整備されたようなきれいな畦道で、アスファルトとしか思えん白っぽい色の太い道がまんなかに通ってる。家も道も山のそばにあるんですよ昔は。
80年前の情景風俗の考証が最終目的ではないんだから、仕方がないとしないと仕方ない。先に進めん。
いまどきはもう、日本に似た架空の国と考えた方がいいかもしれない。同監督の「三丁目の夕日」がそうだからね。
お話についてです。
こうなるんやなかろうなと思うとそうなる甘い展開は、これは神木隆之介演じる主人公の個人的救済の話だと、浜田美波演じるヒロインの最後の台詞が規定したから、そこはそれでいいです。こういう甘さは持ち味と考えた方がいい。
それでおわってもいいのですが、、、こっからお話細部の筋立てとしてどうも納得いかないところに突っ込みをいれるわけですが、、、
電車から海にふり落とされたあと、なんとか陸にもどったらしいヒロインがなんでわざわざ銀座のゴジラの前を歩いてるんや。銀座と限らないという反論はあろうが、だったら主人公は彼女を見つけられるとは思えない、銀座に勤めてるから来たんでしょ。
むこうで爆発がみえたのに戦争をよく知ってるみなさまがぼーっとそれ見てるはずもない。それでふっとばされたヒロインも描写からして生きてるのがそもそもおかしいがそれならせめてラスト、腕一本くらいなくなって顔中ケロイドになるくらいじゃないと説得力がなさすぎるし、そうしても話の邪魔にはならない。
描写の流れの上で、脱出してから後ではじめて脱出装置の説明するのは、ただのあと出しで、お話のつくりとして助かるのが一択とわかってるだけに、あーあと思った。なにより、脱出する気があるならヒロインの写真を捨てる予定の操縦席におくか?だったら突入前に回収動作をいれればそれが伏線になるのに。
オリジナルの真似っぽいけど、なんでゴジラにむかって敬礼するのかよくわからない。オリジナルでは自分を新兵器の秘密ごと犠牲にした芹沢博士に対する敬礼でしょあれ。敵ながらあっぱれ、じゃないでしょうここは。
総じて「辻褄よりノセるのが大切」でおす感じがするしそれは珍しくないけど、辻褄あわせてノセてほしい。
ほとんどの役者は台詞をききとりにくい。特に割烹着の安藤サクラは何やってるひとなのかよくわからないのはさておいても重要な役なのに、さっぱりいうことがわからなかった。いまどきの役者さんはたいがいそうです。映画の録音技術がよくなって、滑舌をむかしほど気にしなくなったせいか。私の聴力が弱いのがまずあかんのだが、日本語映画でも日本語字幕が欲しいと心から思う。
浜田美波は当時の女優のしゃべり方に近くて聞きやすかったし、全体よかったと思う。
佐々木蔵之介もそれらしくてよかった。吉岡秀隆はどこにいてもかわらんね。神木隆之介はむつかしい顔で苦悩して泣くばかりだがそういう役なのでなんとも。
こっちは哺乳類なので、子供の泣き声には心が動く。
まー、テーマそのものはしっかりしてるからこういうのもあり、というところで、私自身の好みを別として言うのであれば、歴代ゴジラの中ではそこそこ点数高いんじゃないですか。こういうの好きな人多いでしょ。「ゴジラ映画のニューシネマパラダイス」というのが私的にはぴったりな感じかな。あれもずいぶんまえの映画になった。
ただ、嫌な話にしてしまうんですが、パラシュート以降は、主人公がゴジラの口に飛び込んだ瞬間観た幻にしてしまったほうがなんかしっくりくるなあ。
パンズラビリンスや未来世紀ブラジルみたいでそれはそれでありきたりなんでしょうが。
いった店 愛宕菜館 ― 2023/11/11 22:43
京北に行く用事があり、ちょっと遠回りになるが、かって京都のちょっと西で桃花春というラーメン屋をやってたひとが亀岡北の八木の駅前でまた愛宕菜館というラーメン屋やってるというので寄ろうと思った。

桃花春のラーメンはたぶん豚脂ぽいスープの醤油味でチャーシューが一面に載っていた。前に記事にしている。
今の店には塩と味噌しかない。
塩いただいた。麺は細目すこし縮れて味もこしも弱いもの、スープの味は塩がきつくて熱くてよくわからなかった。
まぜそばばかり食ってるうちにすっかり猫舌になってしまったみたい。
むかしふうのラーメンやなあとは思った。
店の壁には、桃花春なる中華料理屋で修業したご主人がその名前をもらってまえのラーメン屋をやった、体調悪くなって2018年閉めたがここでまた復活した、というたぶん京都新聞の地元コラムが切り抜かれていた。
まえにも書いたが、私の学生の頃京都に新心亭(白味噌ラーメンで有名だった新進亭ではない)というラーメン屋があった。桃花春はその流れという噂があったので気になっていたが、それは全然違うのだね。
ギョーザはなかなか美味かったし、地元らしい人でにぎわってたし、あと、味噌も、また京北にいくときはついでに食いに行こう。
そのあとの京北への道はぐぐるまっぷに従ったら途中477号線が通行止めで面倒だった。
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