マンションのゴミ捨てを見守った話 ― 2024/03/04 23:33
近所のマンションの前通りかかったら、住民らしい若い男が、女性待たせてゴミ袋を建物前のごみ入れコンテナのまえに(中ではなく)おいて去ろうとしていた。
置きっぱなしにされたふたつの袋をふうんとおもってじろじろ見ながら歩いていて、顔を上げたらその若い男と目が合った。
そのにーちゃんは、気になったのかつかつか私のところにやってきて、コンテナはいっぱいだし、もうひとつの袋は自分のじゃない、と、説明しながらコンテナのふたをわざわざあけてみせた。
コンテナは白い袋でたしかにいっぱいだったが、すかすかな感じで、ふつうに押し込む余裕はあるだろうと思った。
面白かったのでつい口から出たのが、
「ここにその調子でみんながゴミ捨て始めたらあなたの住む建物の資産価値下がるよ」
というセリフで、公共とかマナーとかいう単語が一切自分の口から出てこず、そうか俺はこういうやつだったと思った次第。
私がふたを余計なお世話であけてささえるところに、彼はまず自分の袋を入れた後、ひとの袋も入れようとして、中の液体がついたらしく非常に嫌そうな顔をした。
私がそのあとコンテナにそれを押し込みました。
まあ、茶番ですね。
by 稲亀石 [日常] [社会] [コメント(0)|トラックバック(0)]
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