風俗兼業保育士の件2024/02/06 20:08

女性には、男にはない選択肢がある。風俗業というやつです。若い男はどの分野に行っても安いが、女性は特に若いとそれだけで大変な価値があることになっている。

たとえばこの厚労省の「梅毒」に関するデータですが、男は20代から40代まで人数かわらず50代でもすごくは減らないのに、女性は20代が突出している。全年齢の男子が20代女性に群がっているのがわかる。




保育士の女子が奨学金をかえすために風俗をやっていて懲戒処分受けて職場をやめたという記事があった。保育士になるためにそこまでやっていたなら、場所を変えてまた保育士として頑張ってほしいと勝手には思うわけですが、、

「風俗店で副業の保育士を懲戒処分 収入は「奨学金返済に」 宇都宮」
毎日新聞 2024/2/1 21:17(最終更新 2/2 08:08)
「市によると、女性は2021年4月~23年12月、有給休暇を取得するなどして市内や栃木県外で計69日副業をし、計約155万円の収入を得ていた。市に匿名の情報提供があり、本人に聞き取りをしたところ、事実を認めた。「奨学金の返済や生活費に充てていた」と説明したという。」

月あたり5万弱。
こういう記事を見てすぐに「保育士の給料が安いからだけしからん」と吹き上がる人がいて、それはそうかもしれんけど、なんか違和感感じるのです。

記事自体テンプレな感じですが、個人的な事情がまずさっぱりわからない。仕方ないですけどね。
学費のための風俗落ちはイギリスでも記事になってた。貸与型奨学金なんて要は学資ローンつまり借金であって、この世の借金のあるところにはたぶんそのための売春もあると思います(いいとは言ってない)。
金を借りて得る資格なりすすむ職業なりがその金に見合うものかという判断があったのかよくわからない。「もとがとれるのか」という判断は借金して事業する場合ふつうするわけで、17歳の女子にそんなことできないというならそもそも金をそういう形で未成年に貸すのがおかしい。
目的のために身を売ってもその卒業なり資格なりがいるというなら理解可能ですが、今回の場合、保育士になるだけだったら大学や短大に行く必要はない。

就職したら元が取れる気だったかもしれんし何も考えてなかったのかもしれんし、そうでなくても、貸与型奨学金を親が余分にとって本人におっかぶせるなんてことはざらにあります。
学資ローンのために学生時分から風俗にいて金がたまってもその惰性で就職後もそこにいることだって珍しくなくあるわけです。

保育士の給与は一般的に十分ではないことが多いと思いますが、この事案で風俗をしていたのがそのせいで、だから安い給与けしからんとこの記事から無条件に決めつけるのは私にはできません
逆に、そこまでして働く人がいる限り、残念ながら給与は上がらないでしょう。

この記事からあきらかにわかるのは、垂れ込んだ奴がいて、それを職場施設が真に受けたということです。
ちゃんと仕事していて問題のない従業員であったならなおさらですが、職場に限らず匿名の悪意あるチクりをいちいち相手する悪習はどうかと思う
あちこちの口コミシステム同様にそういうのはまともに相手してはいけない代物であって、そっちのほうが問題だと強調したい。


京都市長選後の万歳2024/02/07 12:09

京都市長選はやや接戦でしたが松井さん当選、つぎの私の関心事は、松井さんがいままでの市長の路線を継承して和服来て歩き回るのかということですw

京都では市の保健所が統廃合されてコロナで行政の準備する有症者入院待ち受け施設も人手不足で動いてるように見えなかったのに、西脇知事は、統廃合で意思伝達がスムーズになったとか、状況をごまかしてるようにしか見えん事を言っていて、西脇さんとの協調をうたった松井さんにもなんだかなものを感じてはいたのですが。
ただ、職員はともかく、保健所長の医師免縛りはけっこうこまったものだったそうなので、数そのものが減るのは仕方ないように思う。

この松井事務所の出された当選万歳写真、壇上の後援者はひとり除いておっさんばっかで、いかにも旧態依然なおっさん政治のイメージなのは勝手な言い草ですが今後なんとかされたほうがいいような気はします、それなりに僅差になったのもそのへんのイメージはあったんじゃないですかとこれも勝手に書く。




この壇上で手を揚げているなか、文字通りの紅一点(赤い服だし)、唯一の女性は、これ医師会でコロナのホテル療養とかで走り回っていたT先生だよねえ。ここに立つだけの積み重ねがあったのでしょう、えらい。
まあこの人がそれなりに話しできるなら、医療方向はそう変なことにはならんやろうと思った次第。

どうなるもんかな。共産党排除の総与党体制でしがらみもすごそうですけど、北陸新幹線は米原ルートにしてほしい。

サンフランシスコの小澤征爾2024/02/10 20:28

小澤征爾がなくなった。

私はこの方の実演は30年前、サンフランシスコシンフォニーの客演にきたのを見ただけです。SFOはのびやかな田舎楽団風(当時です)のとこなんで、小澤さんの熱血指揮にあわなくてです、曲も忘れましたが、

小澤さん髪を振り乱して指揮棒振る
オケはのんびりした感じで演奏
小澤さん、勢い余って指揮棒が舞台のそでに飛んでいく
観客笑う

という展開があって、小澤さんアンコールにも出てこなかった

SFOは小澤さん1973年にボストンに行く前に数年間音楽監督やってたんで(上記より20年前)、OZAWA is back という感じで宣伝もしてたんですけどね。

このころのSFOの監督はブロムシュテット。
メディカルセンターのポスドクには安い年間チケットが回ってくるので、シンフォニーもオペラもずいぶんいきました。ピッツバーグ‐マゼールがやってきて、すごくびしっとしていて、SFOとずいぶん違うなあと思った覚えもあります。
今は昔。

短期滞在手術基本料2024/02/14 18:49

短期滞在手術等基本料が、一般の開業医の白内障日帰り手術なんかについては半額になる模様。



右が改訂前、左は後。
詳しくは厚労省のPDFどぞ。
中央社会保険医療協議会 総会(第584回)議事次第 の、総-2別紙1-1(PDF:2MB)の、124ページ。

この短期滞在手術基本料、以前は麻酔科がいなけりゃとれなかったのが前の改訂でとれるようになってみな歓喜してたんですが、それでばんばんとるようになってその急増に支払い側がのけぞったんだろうと、物わかりのいい私は思わなくもない。
改訂する前にわからんかなとも思うけど、つまり点数改正ってそういう変更と対応のいたちごっこで、結果ものすごく複雑な点数表ができるのだね。

主として入院で行われている手術については点数はかわらない。しかし、どこでもここでも日帰りで白内障手術してる現状で、これは主として入院手術だと言い張るのは無理でしょう。
どこが線か、アメリカじゃないんで、緑内障や硝子体手術は入院が主な手術として点数はいまとかわらないんじゃないかと思うんですけれどどうなのか、流出路再建くらいはやったりするので気になります。

(後日追加)
日眼医のお達しでは、短期滞在手術等基本料の半額になる予定の水晶体再建術(いわゆる白内障手術)ですが、縫着、IOLなし(ICCE想定?水晶体用冷却プローブまだみんなもってるんだろうかw)、計画的後嚢切開は入院相当として減額なしですと。
硝子体いじくるもの、ということでしょう。硝子体手術はいちおー入院手術扱いなのね、まあ日本だからそうでしょう。

特定技能枠での妊娠問題2024/02/21 08:43

外国人「共生」の実相 日経新聞 2024年2月19日 20:07 [会員限定記事]
特定技能の女性「妊娠で契約解除」 支援脆弱でトラブル
「人手不足の業種で働く「特定技能」の外国人女性が妊娠後、雇用主とトラブルになる例が目立つ。制度開始から5年近くが経過して従事者が増える中、「雇い止めにされた」などの訴えが相次ぐ。同様の問題が続いた技能実習に比べ、特定技能は相談の枠組みが脆弱。孤立を防ぎ、不当な処遇をなくす必要がある。」

というのでありますが、、

特定技能の従事が目的で来日したのなら、妊娠すれば従事不可能な期間ができるのだから単に本国に送り返せばいいだけでしょう。
そもそも特定技能で来日して妊娠した人を支援とかいいだせば、妊娠前提でアプライする人が増えるでしょう。それは妊娠に限らない。
コストに応じた正当な成果の期待できないものに国費を使うのはやめてほしい、外国人に対する特定技能枠は福祉ではない

そもそも、とにかく労働力がほしいんでしょ、わけのわからない理屈で不自然な制度の枠をつくれば整合性に苦労するし、変な形で外国人を国費まで使って安い労働単価で奴隷労働者を外国からいれれば、本人自体の待遇改善につながらない
技能とか特別技能とかの制度は「かわりは外国になんぼでもある」という前提ということです。
日本の国力がなくなり円が安くなればまともなひとは誰も来ないよ、そこまでして日本語習得する?

とっくの昔に人口ボーナスは消えたんだから、かわりがなんぼでもあるモードを変えるべきなんですよ。
いまの末端は雇用主もそれで苦労してますけどね。制度を決める方はあいかわらず頭が切り替わらないらしい。
まあ政府が昇給を言うのはそれよりは所得税と保険年金を考えてでしょうが

ただ、では待遇をよくしてというところで、それを可能にするなら解雇や減給が困難すぎるのが障害、これは雇用側にもセーフティネットを担わせる制度によるものなので、派遣が跋扈するのもこのせいでしょう。
アメリカみたいにとまではいわんけどもうちょっと解雇規制をゆるめないと、どんなもんかわからん応募者に高給を提示するのはむつかしいし、いったん昇給したら下げられないではこわくて昇給しづらい

ついでに、、ふつうに外国人をいれて、これもアメリカみたく生地主義で国籍もやれよというなら、むしろ永住資格や国籍付与の時に、きっちり「日本国家への忠誠」を誓わせた方がいいと思う。
そういうと国家主義ガーファシズムガーとアホが騒ぎそうですけど、国家への忠誠の宣誓はどこの国でも基本です。

信仰の自由は認めたうえで、「実際の法規が信じる宗教のルールとバッティングしたら行動上は法規に従う」ことを要件にさせなければいけません。
人口が一部地方で増えてトラブルになっている外国人滞在者の一部には、わしらのルールが普遍のルールだから最優先という、室町時代の一向一揆勢みたいなひとがいたりするようです。
日本や欧米はそのへんなんとか乗り越えて政教分離したけど、たとえばイスラームなんかはそれが教義上困難なはず。トルコだって揺り戻しきつい。

どの宗教や思想に限らない。
教義や主義をを他人に対する指図の根拠にしたがるのは、社会に容れられない人間のうさばらしの理由づけだったりするので、社会不安のもと。

一般人のSNS2024/02/25 12:39

眼科医集団を一般人というのかはわからないが、業務上デジタル機器にそれなりに慣れていてもSNSなんかの付き合いはまた別だろうと思うわけです。

地元眼科医集団のインターネット関係を担当していて、災害時等の情報共有目的にSNSの垢を担当者につくってもらっていますが、会員400-500人くらいでしたっけ、で、フォロワーは一般人も含むと思いますが、Xは50‐100人のあいだ、インスタもちょっと少ないくらい、スレッズ10人いかない、ブルスカは数人(私と開設者含む)。

会員に配布の会報にはSNSのアドレスをQRコード付けて毎回載せ(ブルスカはまだですが、でも会報なんて読まんわな)、メルアドのあるひとを基本全員カバーしてるはずのメーリスでぜんぶの公式垢を最近配ってもこれです。

公式垢ですからそのSNSやってたらフォローする人もそれなりにいるだろう。そう思えば、思ったよりSNSやってる人は少ないし、新しいSNSシステム(スタイルは旧来と一緒)が伸びるのはなかなか難しいのだねとあらためて思った。
いやそれがふつうで、あれもこれも手を出して、Misskey までうろつけば廃人手前か。Misskey はXから逃げてきたのにブルスカから蹴りだされた絵師さんなどが集まる感じがあってちょっと雰囲気は違う。

Xはアテンションエコノミー化してでたらめが横行していてもうダメと言いますが、みられてなんぼの個人や組織は引かないだろうしねえ。
岡田准一もこのたびXに垢つくって、アテンションあつめようとしてるみたいだし、「今更X」にはなかなかならない模様