いった店 松阪すきやき 京都中華 なくなる大阪串揚げ2014/09/28 01:09

和田金」 松阪 すき焼
20年近くまえ、京大病院南の喫茶店「カスガ」でカレー食ってたら、おばちゃんと常連さんが「シマカンにいって」「ワダキンでは」と話をしていた。志摩観光ホテルと、この和田金の話題だろうと思いつつ、志摩観光ホテルは行く機会ないまま改築、このたびやっと和田金にいった。
カスガは、とっくになくなりました。




鉄鍋の火力は炭火ですが、木炭がまったくはぜないのは見事。
割り下なんぞ使わない京都や奈良は、松阪式と称する場合、まずざらめを撒き醤油をたらしてから肉を置いていくのですが、現地のここではまず肉をしいて砂糖そして醤油をかける式うし肉、みたところさしはそんなに見えない。非常にやわらかかった。
砂糖と醤油を肉で食ってる感がどうしてもするのですね、このすき焼という食い物は。でもまあ名物としていっぺんくらい食っておいてよいものです。


老香港」 京都烏丸四条 中華
まだ書いてなかったか。かって三宮で流行った店ですが、いつのまにか本店が消えていまではこのCocon烏丸地下の店のみ。
神戸北野坂の店では、酔蟹とかいただいたもんだった。もちろん接待です、ええ時代w
中華香料をあまり感じない。くせもなく、あたりさわりもないので会食とくに接待には使いやすいでしょう、あいかわらず。
10人ほどのテーブル、まず大皿をみせてから、お店のほうで分けて出す式でした。
前に、ここの飲茶をお昼にいただいたのですが、これは私の体調のせいでしょうがかなり脂っぽくて腹具合にきた。今回そういうことはなかった。
中国っぽい片言しゃべりのマネージャーが、急用で素がでるとぜんぜんなまってない。ゼンジー北京かい
給仕女給はリアルチャイニーズのようです。2列にならべた茶碗に茶を入れるに、奥の茶碗に入れるときに急須の尻から茶が手前の茶碗に垂れ落ちるのは勘弁。


ハマムラ」 府庁前 中華
河原町ハマムラが移転してきたので減量中だけどいってみた。しかし残念ですが、平日昼に関しては、分様子見たほうがよさそうです。まだちゃんと回っていない。

開店間もないせいなのでしょうが、オペレーションがあまりに悪いくにカウンタ配膳係の2人のおばちゃん、駆り出された親族なのか?若いバイト君も、レジが打ててない。客あしらいも不器用。
若いご店主やその家族らしい人も、調理したりいろいろしてるにしても、移転して新装開店ならもうちょっと「今後ともよろしくお願い」的に愛想振りまくもんだろうに、ひきつった顔のままで、何をいうわけでもなし。どうなんだろうね。
この部分は、慣れたらなんとかなるもんなのかもしれません。

ですが、以下、気に入らなきゃいくなといえばそれまでで、まあ客のとやかくいうことじゃないとは思うが、、、、、、

ながいカウンタ、テーブル席は奥にすこしあるのみ。平日ランチはひがわりの麺とチャーハンのセット1種のみ
府庁や日赤のランチ客をあてこんでこのつくりにして、多メニュ対応の余裕がないので多目のランチセット一種で割り切ったということかもしれんが、ただのラーメン屋のランチだよそれじゃ。
そもそも、がっつり腹いっぱい食いたいという時代でもないし、もともと、そういう店でもないと思うのですね。セットのみだと、ほとんどの中年以上年齢層にはちょっと量が多いうえに、ひとり1セット必須としてシェアも許さない。せめてセットの要素である、麺単品、チャーハン単品、も出したらどうなのだろう。年寄りを連れてきた家族が、え、麺チャーハン一緒なん、と呆然としていた。年寄りこそ、平日昼にそれぞれ好きなものをちょびっと食べにくるのだから、これはもう切り捨てでしかない。会計がややこしくなるというのかもしれんが、飲み物はいろいろ出すのだから金額単純化はすでにもう破綻してる
しかも、平日ランチにださない一品のちゃんとのったメニュ表を平気でテーブルに載せている。飲み物が載ってるから使ってるのかもしれんけど、食えないものを平然と見せられていい気はしない。こんなのがあるならまた晩に来よう、にはならないのですよ。
女性サービスに杏仁豆腐がつくw。ママ友がランチ会するおしゃれなビストロなんかだとスイーツは重要ですが、このクラスならむしろ減量したレディスランチ対応するのが通常で、なんだか勘違いしてるように見える。連れは残していた。
これじゃ、ハマムラ株式会社(別組織、開店祝いを寄越されている)が京都のあちこちのイオンで展開するチェーンの劣化コピーにみえちゃいます。あっちのほうが少なくともランチに選択肢はある、一品はないにしてもね。




私個人としては、一品をざっと見るに、かやく春雨スープがなくなったのがイタい。焼き餃子、チンジャオロース、マーボドーフなどが献立に加わったが、どこにでもあるもん増やしてオリジナル減らしてたんじゃ本末転倒じゃね
改装改築移転などハコの変更を成功させる基本は、当座は内容を変えないことなんだけどな、前の形がそんなにまずかったのか?
ランチ需要はある場所だからそこそこはやっていけると思う。それをいいことに現状のまま、では、前からの客としては非常に残念。ま、それが経営陣の選択なら仕方ないんですけどね。


既出ですが。
松葉」 梅田地下 串揚げ  とおりすがりにぷらっと一杯飲んで数串食う、のによかったのですが、今月一いっぱいで閉店だそうです。なもので、これまた減量中にもかかわらず大阪までいきました。
近所にもっと広い本店があるそうですが、わざわざいかないよねえ、、、




ふだんならサラリーマンがダークダックスのように体を斜めにしてびっしり並んでるもんだが週末は並び方が甘く、入れない数人の行列すらできていた。
冷めては揚げなおすのも含めこんなもんなのであって、なくなるのは残念。
この近所での勉強会のついでに寄ってここのネタにしたのももう3年半以上前。
「松葉 串揚げ 大阪 ほか 勉強会など 」


流れてきた店復活した店なくなる店、ついでに、懐かしい店の話。
おおむかし吉田本通りの「お千」という天ぷら屋さんによくいった。
もと芸妓のおせんさんというおばあちゃんがやってらした。
1992年、京都にいない間に、お店はなくなってしまった。おせんさんがその後どうなったんだろうと思ってたのですが、第一日赤にかかられていて、膵臓のご病気でなくなられていたと、このたび聞いた
もう生きてはおられまいと思っていたのですが、あらためて、ご冥福をお祈りします