田舎の医師集め ― 2018/06/01 09:18
先日、秋田の、小阿仁村を、旅行で通過しました。勤務医が代々いびりだされたという(失礼、でもそういう報道だった)診療所もみましたが、いまもどなたか先生がおられるようでご同慶の至りです。

金出しても医者来ねえー、という報道が時々ありますねえ。
2018.5.29 12:00 産経
年収2200万円、家賃光熱費タダでも集まらず!! 医師公募断念した青森・深浦町「最後の一手」
こんなに高給なのに、的な見出しになってる。
医局の強制力もなければ、人口比を考えると偏在するのが当たり前。
住民がいなくなるのになぜ医者が入ってくると思うのか。
若い医者がこないというが、若いうちはいろんな症例をたくさんもつのが大切なんだから、400床以上の病院に勤務させてあげてほしい。大学病院にいっぱなしは、まずいとはおもうが。フィードバックがかかりにくい場所なので。
田舎に幻想を持たせて自発的な動きを期待するなら、研修先はある程度の都市圏にするべきで、むしろ医学部はすべて大都市圏においてしまったほうがいいと思いますけどねえ。
by 稲亀石 [社会] [コメント(0)|トラックバック(0)]
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