田舎の医師集め2018/06/01 09:18

先日、秋田の、小阿仁村を、旅行で通過しました。勤務医が代々いびりだされたという(失礼、でもそういう報道だった)診療所もみましたが、いまもどなたか先生がおられるようでご同慶の至りです。




金出しても医者来ねえー、という報道が時々ありますねえ。

2018.5.29 12:00 産経
年収2200万円、家賃光熱費タダでも集まらず!! 医師公募断念した青森・深浦町「最後の一手」

こんなに高給なのに、的な見出しになってる。

医局の強制力もなければ、人口比を考えると偏在するのが当たり前
住民がいなくなるのになぜ医者が入ってくると思うのか。

若い医者がこないというが、若いうちはいろんな症例をたくさんもつのが大切なんだから、400床以上の病院に勤務させてあげてほしい。大学病院にいっぱなしは、まずいとはおもうが。フィードバックがかかりにくい場所なので。

田舎に幻想を持たせて自発的な動きを期待するなら、研修先はある程度の都市圏にするべきで、むしろ医学部はすべて大都市圏においてしまったほうがいいと思いますけどねえ。

感想 映画「ファントムスレッド」2018/06/03 22:06

ネタバレ注意。

くだらない動機づけから、話をはじめます。
たまには女性のいる店に行く。ええ社会人してますと、せっかく京都なんだからという流れになることもあり、祇園とかに、ひとを連れていけるお店を知ってるほうがいい。カウンタありカラオケあり女性が複数いるラウンジという、日本中どこにでもあるようなお店で、おいたボトル飲むだけなら、祇園では10K弱。地方都市なら半額以下になるでしょう。
たまには行って、ボトルをキープしつづけないといけないわけですから、そこそこまともに話し相手してくださる女性がいることが重要なのも、皆さまとかわりません。

どうでもいい前置きが長いが、、、、そこで、いわゆるヘルプと話してたら、映画の話になった。それで、ぜんぜん映画の話ができなくなってるのに気づいた。
グレイテストショーマン」が、私が機中で途中でみるのやめた 「ララランド」のスタッフで、ミュージカル映画という話が出たのだね。ミュージカルが好きなのかと訊いたら、ミュージカル映画?と聞きなおされて、おやきっちり区別してるなと心中居住まいをただした次第。
ミッドナイトサン、タイヨウのうた」にはシュワルツネッガーの息子が出ていてかっこいい、これはYUIのでた「太陽のうた」のハリウッド版とかきいて、ふむふむというしかない。
まともに話ができないのは私であった。

「ワイルダーならどうする」とか読みながら、むかしの映画のDVDをなんとなく買っては見ずに積んでいく生活ではなんのインプットもない。だからアウトプットもでない。
これはまずい、なんでもいいから見なけりゃいかんなと思って、そのすぐ後日の昼、町に出て用事済ませた後、 MOVIX にいったわけです。
なんでもその場でやってるやつにとにかく入ろう、と思って、時間などの下調べなし。

上記2作は時間があわなかった。
カンヌで賞とって物議かもしてる万引きの話は、万引きされるお店の方に感情移入したらかなりしんどいことになるんじゃないかという先入観で選択肢に入らず。

べつにこの映画が国辱のどうのという論に組してるわけではないです。ですが、たとえば、「ゆきずりの少女をレイプすることで心の平安を保つという心の病気をもつ男の、妻との心の絆を描く映画」とかいわれて、世の女性は笑顔をもってその映画を迎えられるんか、とは思う。売り方が悪いわ。
映画としてはありだと思うし、作りてとしては、現実に過剰に肩入れする人たちがそこまで腹を立てるほど、むしろしてやったりなんじゃないんですかねえ。

話を戻します。見てもいないのに書いてはいけません。

けっきょく、内容知らぬまま、そんなに待たずに入れる「ファントムスレッド」をみました。

ファッションブランド総帥の話ですね。会話は英語。でもなんとなくパリのイメージだし実際、「シイク」(字幕では「シック」ですが伊丹十三によるとこう表記するのが正しいという)を連発していた。古そうな車がでてくるし、携帯電話のいりそうなシーンでも事務室の電話を使えとかいってるし、どこまでも今制作の映画だからよくわからないが50-60年代の設定なんだろうか。主人公の見た目70近いが「初老」設定、コーカソイドは老けやすいのか、ヒロインもへんにいかついのは意図的でしょう、年齢不明。直接のエロ場面はいっさいないです。
セットは内装も調度もしっかりしていて、衣装は豪華。普段着もオサレ。カメラワークは派手な感じはなく、無理なところもなくて、実におちついてみてられる
男のスーツの仕立ての話じゃないのでその部分はいまいち興にのらないが、仕方ない。

ストーリーですが、これ、共依存の話なんかな
セックスしながら、死ぬ寸前まで相手の首をしめては手をゆるめる遊びを思わせる。

男は、ファッション総帥デザイナーだから神様みたいなもんなんでしょうな、ともに暮らす女性を、そのご威光で手も足も出ないところに追い込んでいく。いまでいうなら精神的 DV 。挙句に勝手に退屈しては、生きてる実感がなくなったと称して、その女性を捨ててきたのでしょう。
そういう男が、ついに出会った、逆襲してくる女。彼女の仕掛ける毒キノコ中毒に、あらためて生きてる実感をつかんで、もうメロメロよ、ということ、なんだろうかね。
半端な毒薬扱いで出ますが、キノコはドラッグでもある。この展開では、もっとガチなドラッグ、大麻とかマリワナとかを使えば、一気にいま風です。ジャンキー版マイフェアレディっつーのか
さらに男女をいれかえたら、女性を覚醒剤漬けにするヒモの話になって、目もあてられない。

スレッドthreadというのは「糸」ですね、まあ糸のサイズで呼び名が変わるが、衣料のなかの糸を指す。幻の糸につむがれて、がんじがらめになっていく二人、ってとこだろうか。裸の王様の意味でもあるのかもしれんけど、ぴんとこない。わかりません。
ちなみに手術に使われるレベルの細い糸はスーチュア suture といわれます、どうでもいいことですが。

退屈はしなかったです。
低レベルの感想やなあと我ながら。

映画雑感 デッドプール22018/06/16 09:00

これも、前知識なくてきとーに入った。ネタバレします、まあネタバレしても、ぜんぜんかまわないと思う。

マーベルコミック系ですか。
メタ的に自己言及するし、ほかの映画の引用を映画のタイトル付きでするし、こういうのは好きです。
DC系のウルヴァリンを引っ張ってきて遊ぶあたりもいい。見えないやつがほんとに見えないやつだったとかのおちゃらかも楽しめます。
危険な超能力者を捕獲して隔離するわりに、脱獄したらそれっきり。想定すべき社会制度としてはわけがわからんけど、考える必要ないのだろう。
超能力者同士が殺し合っても、通常人については攻撃してこない限り直接手を出さない、でも巻き添えは仕方ない、というのがルールのようですね、こういうお話は。戦闘員的な警備員を殺しまくり、巻き添え市民もどう考えても出まくっていながら、お前はこいつを殺すな、で未来が変わってしまう。節操がなくてよろしい

正義は、個人主義である、という信念に近いものがこの手のヒーロー(アンチヒーローにしても)にはあるのですなあ。やりっぱなしが気持ちいい
社会を守っても、こわれた建物代を請求されるという日本のその手のご冗談ヒーローとは、出鱈目を語るにしても方向が違うのよねえ。何が悪いという話ではないにせよ。

ただ、ここまでくると、引用された他の映画やDC映画、デッドプール自体の前作を、わざわざ見ようなんて気が、ぜんぜんなくなってしまうのであった、、、、

医療費とクレジットカード2018/06/16 18:01

医療観光とか本気で対応するような施設はとっくにもう開き直ってることと思いますが、一般開業医の話です。

クレジットカードのことです。

ネパールなんかに行くと、壁に、何の治療はいくらですとか、医療の値段がメニュのように壁に張ってあったりする。

保険医療は現状出来高で、病名に矛盾がなければ、やった検査の代金が積みあがっていく。
で、途中で別のものが見つかったら、その検査もしてしまうことが多い、緑内障ぽい視神経乳頭なら OCT もしてしまいましょうとかね。

日本の医療は、末端医療機関が、安い支払いに乗じて、軽症の受診者を大量にみて、ついでに悪そうなところをチェックすることで、全体の健康水準を維持しているところがある
悪くなったらきてください、悪いところだけみましょう、という諸外国と、根本的に違うところです。

しかし、旅先で、慢性疾患なんてみてほしいということはまずない。
目やにが出るとか、何か入ったとか、コンタクトの具合が悪いとか、その程度のピンポイントな症状をなんとかしてくれというわけで、おそらくは、二度とこない。
ふだん使ってる緑内障の点眼が切れたということもあるかもしれませんよ、それにしても、一度かかってそれでおわりには、違いない。

実際の保険との兼ね合いもありますし、みんなそうできるわけでもないが、日本の公的保険じゃない旅行者に対するその程度の医療対応はもう、ネパールのように、値段表張り出してしまえばいいんじゃないですかね。

で、その場合、支払いです。外国人観光客は、そうそう現金たらふく持ち歩かない。
カードによる医療費の払いになると思うが、そもそも、日本の患者に対しても、それを導入するのが、なかなか難しい。
いや、導入はできますよ、医療への導入をうたうシステムも2つほどすぐに出てきた。
ひとつは、カード持つ方に会員登録がいるものがあった。これは違う。
楽天もカード多種で端末はロハ(むかしの用語)なんだが、手数料が要ります、5%だっけ。

そう、最大の問題は、手数料なのですな。
保険医療の値段は公定価格です。
一般企業の商品は、カードで買うものが世の中に増えたら、最終的には損益分岐点の移動に応じて、途中でかかる手数料を小売価格に反映させることが、理屈の上では任意にできる。
しかし、保険医療はそうではない。

医療につかわれるものであっても、医療機関がそれを購入するときにはすべからく消費税がかかるが、公的保険で医療機関を受診した時には、受診者の支払いには消費税がつかない。
これ、厚労省は払い戻し式を示唆したのに医師会側は免税を主張、それが通らず払い戻しにもならず、という状況になってしまい、そのままつづいているときいた。
診療報酬改定で補填されてるというが、補填率は消費税8%に対して4%いかないと、保険医側団体の計算で見た事はある。

消費税もとれないのに、そのうえ手数料まで払ってられないよ、とふつう思うわけですね。
外国人相手の自由価格ならそれも勘案して値付けできるのですが、対象が外国人だけで、導入する気になるのか。
普段使わないカードの端末を、わざわざそのために導入する気になる施設は、少ないと思う。

半端にカードを公的保険以外と称して導入しても、はたして、公的保険の窓口には使えないと突っ張り切れるかな、と心配すると思う。
保険証ないけど金もないからとカードで払い、あとでやっぱり公的保険でやるからと再精算もとめられたら、断ることはできない
だったら近所のコンビニATMでカード使って現金おろしてきて頂戴、になってしまうのね。

おもてなしがどうのと国を挙げていうなら、日本の化石的現金取引習慣も一部改めやすくするよう、後押ししてくれたらどうかと思う。

税金もカードで払えるのだが、カード払いの手数料は支払い者負担です。
これ、通達ひとつでできることです。

定期購読コミック誌2018/06/17 21:46

病院勤めしてたころこう書いた。
「通勤にあわせて、小学館ビッグコミック系(スピリッツは買わないことも多いけど)と、「モーニング」「イブニング」は買う。「アフタヌーン」もなんとかして買う。これだけ分はたいがいは即日読み終わって医局のラウンジに出す。うちの病院のラウンジに散乱する雑誌類はほとんど私が買ってきたものです。 
通勤途中のキオスクなどになくて、定期購入予約して家内に本屋から買ってきてもらうコミック誌は、「アックス」「ネムキ」「メロディ」。 」

いまも、あまりかわらない。習慣に弱いもので。現状を記録しておきます。

週刊~季刊コミック系だと。
週刊モーニング」「ビッグコミック」「イブニング」は買う。
週刊ビッグスピリッツ」は買うのだが、読むところがどんどん少なくなってる。成長物語ばかりで飽きてきた。「ビッグコミックオリジナル」も、びみょーに飽きつつある。
週刊漫画times」は、志の低さ(悪く言うわけではないがほかの表現が思いつかない)と幅の広さで買っている。
「ビッグコミック」「ビッグコミックオリジナル」増刊も、みかけたら買う。コンビニにおいてないことが多くて買い落とすこともあります。よりおっさん向きと思います。
モーニングtwo」「アフタヌーン」「アックス」「メロディ」「ネムキ」は、1-2か月に一度なら楽しめるので買う。アックスも、最近ぴんと来ないなあ、ネットのほうも見に行かなくなってしまった。
「週刊漫画ゴラク」は大川端探偵社、「グランドジャンプ」は王様の仕立て屋が掲載されているときだけ買います。
「ヤングマガジン」はザファブルがあるのでどうしようかと思いましたが、どれもこれも過剰に暑いので定期購読にいたらず。
少年誌はもうぜんぜん見ない。

上記、太字の雑誌は、手術室の待合に、付き添いひとのためにおいている。
EKCが怖いので通常診療の待合には本はおかない

手術室待合にはそのほか、「ナショナルジオグラフィック」「選択」「ニューズウィーク」「SPA!」「週刊新潮」「てんとう虫(UCカードの会員誌)」をおいております。女性雑誌は家内が置いたが続かず。SPA!はもうやめてもいいかなと思いつつあり。
「ダイヤモンド」は一時置いたのですが、飽きてしまった。「週刊ASCII」も電子版だけになってしまった。

日本での雑誌の出版て、こういう、待合室需要の割合は、いまだにでかいんじゃないでしょうか。新聞も似たようなもんかな、ホテルでいまだに配ってる。

雑誌は、待合に並べて捨てていったらいい。
問題は、読めもしないのに増えていく本、みていない映画のDVD、困っております。