医師の暴言 ― 2015/01/29 20:34
こういうことがあったらしい。
「くそ、死ね」搬送女児のブラジル人父に医師が暴言 ユーチューブ投稿動画にはキレた姿も 静岡 2015.1.28 08:33 産経ニュース
いつまでもこの医師に相手させる体制がそもそもいけません。
それ以上の医療が必要でないと医師が判断した場合には、事務がひきつぐべきで、そういうリスク管理ができてない病院ですね。
私は外来では、ここから先は自分がいても無意味と思うときにはさっさと部屋を出て事務や守衛呼ぶことにしています。
ちゃんとリスク管理できない病院からは結局医師がいなくなり、住民がこまることになるでしょう。
言葉遣いが悪いことを動画でクローズアップして叩くのはどうなのかねえ。そこまでの経緯があるわけで。それでちりちり謝罪してどうするのか。
撮影の手際といい、本当か知りませんがなかばクレーマーという話もあります。医師は、ここまでアツくなるのは、まじめな人なんだろうと思う。
ちなみに、そういう威嚇的な相手に対応する部門では、警察OBが雇われることも多いようですが、ヤクザかなんかと同様の方法論を取ることがある。まず相手をおとなしくさせるために、医者に向かって「先生もしっかりしてくださいよ」とか言い出したりするのである。
私はそれされたときには、そのまま事務に怒鳴り込みましたね。
もめたら、喧嘩なんかするなさっさと逃げろと部下にはいってきました。それでもなんかあったらすぐ院長にカチコミいれる気分満々でやったのですが、幸いそういう状況はありません。
部長なんてのは、部下をまもってなんぼであって、システムに問題があるのが明らかなら、トラブルは改善のいいチャンスなのですがねえ。
そこで放置して現場にまかせておけば今回のようなことはいくらでもおこるでしょう。院長に問題をあげにくい雰囲気はないか?
「穏便な体制維持」が目的でとりあえず頭下げときゃいい、という感覚の持ち主は珍しくない。下げる頭が自分のじゃなきゃ尚更のことだ。
そういう意識の蔓延した組織はつぶれても自業自得です。
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