行った店 京都 PCドライブ入れ替え2012/09/02 01:52

「一之船入」 京都日銀南 中華
ちまちましたきれいな創作中華、旅行中のフランス人にはいいと思う。こういう店を見るとビジネスモデルという言葉が頭に浮かぶ。ちゃんと稼ぐにはこんなふうにいろいろ考えないといかんのな、ということです。




その場で確認できるデジカメは記念写真に便利。カワイイ店員何度いってもちゃんと撮れない。ゆがむし切れるし。頼んだのは申し訳ないし本来の業務じゃないというのは分かるが、ここまで使えないとなると、店ごと、大丈夫かという気になる。
そのあと近所をちょっと歩いて見て回る。押小路寺町界隈ほんとおしゃれな食べ物屋増えたんじゃないですか?グリルアローンはなくなったけどw
いつまでも30年以上前の印象引きずってるほうがいかんのだろうが、このへんの古本屋で太田裕子のグラビア探して自販機本の山あさっていた身なもので。親の実家も近いし。

「イル-コルティーレ」 四条新町下がる イタリアン
きれいで穏当といったらダメか?ルヴェソンヴェール系列。がつんとした感じでもがっつりした感じでもない。ママ友会なんかにはよかろう、つか、良杉か。




関係ないけど、目の前が以前の寿司屋「三中西」で、町家の地酒居酒屋になってた。


ガイシュツ
「クロドブージョ」
カルバドスだのソーテルヌ甘口ワインだのいただくが、あまり出ない注文のようだ。
「マジョリカ」
お客に名刺をわたされているところに行き合わせて私も名刺、30年ではじめて頂き、マスターの名前を、今頃知った。

自室のPC2台ともディスクドライブが不動となった、つか、不動の状態であることに気づいた。ともに、XPのままMBとCPUMemHDDは昨年更新したがその周辺は古いままだったものな。ディスクドライブはいまどき滅多に使わんが、ないとこまることは、たまにある。
買いに行く時間もないので、尼で箱入りBDドライブ購入、やたら安い。ただ、うちのマシンは2台ともアナログしか出力つけてないのでBDソフトはそのままじゃ見れない。なんでそこまで消費者に指図するかね。BDのりぷだって今時できるというのに。
数ヶ月ぶりにPC内掃除してドライブ入れ替え。IDE接続のドライブは、これで、うちの家から消えたかな。

遅い夏休み 東京から長野経由で京都2012/09/06 23:02

ちょっと古いのですが、遅くとった夏休みの話でも。

以前は毎夏家族で旅行していた。息子は3年前から付き合わない。コミケに行きたいそうだ。なんだかというか。家内と、娘とで、いくことにしたのだが、娘が受験となるともう出られない。

ひとりで部屋にいると、煮詰まる。ネットばかりでどうしようもない。本を読める空間になってないのに気付く。前の安楽椅子がつぶれ、新しい椅子がもたれられるとはいえオフィスチェアなのがまずいけない。読み続けられないのはいけませんな。映像については、わたしはつらいシーンに弱いので、映画館じゃないと最後まで一気に見られない。ついつい切ってしまう。音楽ばかりきいて寝ているのも限度がある。

発作的に、旅行に出る。
以前ならバイクで走るのだが、めまい発症以来自重してる。夜行列車にのりたいところですが銀河はなくなった。バスは嫌い。京都駅に20時ころ着いて、携帯で席の取れた遅い新幹線に乗る。
列車に乗るよさは、まずはそのあいだずっと本を読めることです。あと、酒飲んだり寝たりできる。ネットについては、アクセスポイントの契約は持ってないし、テザリングできる端末持ってるんだが面倒。できることの、比重が変わるので、目先が変わる。
端末で「銀の匙」読んだ。中勘助ではない。「動物のお医者さん」「じゃじゃ馬 glooming up」「もやしもん」など、こういうのは一定の需要があるなあ。その需要に応えられる力量もいる。

東京では有楽町にまわり、並木通り 「Del Sol」 で、甘口スプマンテ、ラストオーダーで、リモンチェッロをいただく。蒸し暑い。写真もピンぼけ ↓




ホテルはいつもの自治体相手のホテル。当日夕方に、はじめに携帯で名前も言わず予約しようとしたらあいてないといわれた。あらためて、家の電話から、病院名も名乗って電話したら喫煙だが部屋が取れ、実際にいくと、禁煙の部屋があいていた。
設立の趣旨上まあしごくあたりまえのことがあっただけなのですが、こういうものの延長線上に、もうちょっと範囲の狭い役得とか、さらにはこっそりと利権とかがあるんだろう(妄想w)。
享受するものがそれをなくしたくないのはわかるし、立場が変わっていきなり相手にされなくなったら腹が立つのもわかる。逆に、役人ふくむいろんな組織の問題の対策はそういう次元を解決すればガチにやるよりなんとかならんか?ボランティア活動に付き合うと称し顎足つきでついてきた教授が、飛行機はファーストクラスにしろとごてた話とかも聞いたことあるぞ。承認欲求のことをいっています。相手してたらきりがないといえばその通りですが。

翌朝はやくチェックアウトして、築地市場へ。「寿司大」あいかわらず7時前から長い列。店から離れて広い通路側に続く。↓ 去年30分ではいれたのはやはり震災特需(?)だったのだねえ。




こっちのめあては1軒おいて隣の「天房」。ぴったり7時に暖簾がでた。朝から油もの入れて満腹。場外で佃煮買って、そのまま東京駅。
長野名古屋経由新幹線使用で乗車券と、長野新幹線特急券。指定席は11時まであいてないという。改札入って1分後に出る新幹線「あさま」に飛び乗る。自由席ところどころ空いてる程度。
この路線ははじめてです。通路側の席からではあるが、北関東の景色を見る。

売り子からウイスキーポケット瓶。「プリンタが紙切れなのでレシートはよろしいでしょうか」などとぬかす。「手書きでいいからください」というと、凍った表情のまま数分で紙を入れ替えて印字した。どうだかと思うぞこれ。
寝たり飲んだり本読んだり。以前よりときどき開けていた幻冬舎新書宮台「日本の難点」を今頃ちゃんと読む。これは紙の本です。現実社会の切り分けは腑に落ちるものはあるが、オチまでくると、コミュニタリアン社会学者が夢見る人種であることがわかる。それももちろん自覚的オチのひとつだろうが。

軽井沢がどこにあるのか知った。
長野で、特急「ワイドビューしなの」に乗り換え。いや、恥ずかしい話、長野も、そして松本も、中央本線上に「ない」ことをはじめて今回認識しました。
長野駅ってちらっとしか見てないが、かなりちんけな駅じゃないか?へぼい県庁所在地というと、大津や奈良を思い出すのですが、長野もそうなんですかね。
名古屋まで3時間。近所の渋温泉について調べたことがあるが、京都からだとたしかに一日仕事だわ。
迷惑をかけずに2人分座席をとれて楽。ぴこぴこ携帯いわせてるおっさんにマナーモードにしろと凸。音の出所を特定するのにちょっとかかった。ああ面倒。

学生時分、八方でスキーツアー中、祖父がなくなった。ひとりでバスと電車を乗りつぎ大阪駅まで夜行に乗った。もうないんだろうねあのスキー夜行列車。
このおなじ線路の上を、あのとき走ったはず。
バスの中では車内放送の地元ラジオで泰葉がユーミンの替え歌をうたってたのをなぜか覚えている。科白も。

車窓のそばで、やはり寝たり飲んだり本読んだり。岩波現代文庫ソーカル「「知」の欺瞞」、物理学者は容赦ないな。とくにはじめの2章は執拗で笑うしかない。自分が理系と勝手に思う人間のムード的共感同意を広く呼びそうだ(私自身を含む)。独我論から認識的相対主義への流れがわかりにくかったので読み直そう。
やがて岐阜に入り、1時間で名古屋。存在感より実際の岐阜でかい、いつまでたっても岐阜。

名古屋の新幹線ホームで、腹はそんなに減ってないけど熱い汁ものがほしくて、きしめんを立ち食いで半分だけ。
やってきた京都までノンストップのひかりに乗る。すぐにまた岐阜に入るw
飲むものはもうない。少し寝た。滋賀の景色はなじみがあって落ち着く。
京都に帰還、14時前です。18時間中、ホテル滞在7時間で車中時間8時間。ちょっとリフレッシュして全費用5万弱であった。


      

Friio の修理2012/09/07 22:41

記録。

PC に Friio つないでますが、画面も音も出なくなった。ビットは出ている。
なにがおかしいのか見て回って、中をあけてハンダする勇者のサイトも読んだが、根性ないので「修理」に出すことにした。

Friio のサイト、お問い合わせアドレスに、修理したいと出すが返事なし。書き方が悪かったかと、前に買ったものであることから書きはじめて修理依頼したら、数時間で返事。実際には新品の交換という。値段も提示されて、同意するのでとまたメール出した。
振り込み方法と、修理受付番号、送り方を説明する返事が来た。

ハコに Friio をいれて、各面に番号をはっつけ、EMSで送る。行きは台湾。郵便局では、ものの値段を書けというのでメールに書かれていた台湾通貨を日本円に直して記入。先方から知らされた住所を書いたら都市名がないというのだが、これは、これでいいと押し通していいようです。金も振り込んで、EMS番号とともにメールした。すべて日本語。

数週で、代替品がやってきた。いちおうの動作確認。

ところで、 Friio のエクスプレスカードも同梱されてきた。余ってるんで放り込んだのかな。エクスプレス34のスロットがうちのノートにあるのか不明、また確認してみる。

検食室のスプーン2012/09/15 14:34

当直すると、検食することになる。
検食室でいただくのですが、たまにこれどうよと思うことがある。味がどうのというのではなく、カレーやシチューに、検食室には箸しかないのです。

厚紙の折ってヨーグルトなんかに使うものはおいてあるのだがそんなもんでまともに食えない。はじめは奥の調理室にいってスプーンをもってきてもらったりしたのだが、これは我々の仕事ではないという態度。検食室そのものは、物品補充も掃除も総務が管轄しているというのです。
総務に電話して、もってこさせる。そのたんびに、総務の女子が、嫌そうなにやにや笑いで、プラスプーンをどっかから持ってくる。たまにはわしづかみしてもってくる。
総務に行って、スプーンをちゃんとおいてくれるわけにはいかんのかというがごにょごにょ。彼らはルーチンとしての仕事をふやしたくないわけね。
1年以上カレーやシチューのたびにやっていて、まあ頻度は低いのでそんだけかかったのだが、ええかげん頭にきて、院長に院内メールで直訴。

「わかりました」と返事が来て、あっというまにプラスプーンが定数化され、テーブルのうえのスプーン立てに「シチュー用スプーン」と印字した紙が貼られた。

そのあと、救急の師長が「わたしらがどんだけいってもおいてくれなかったのに先生が言うと置いてくれるのね」。あのねえ、こっちだって1年戦ったあげく院長にいっておいてもらえたのであって、決定権者の院長の一言がなきゃどうにもならないよ。

組織人は、状況から判断しない。単純に、決定権者の命令に従う。
私のような眼科の部長は、まあ中間管理職だ。下っ端は院長によう何も言わない。院長はスプーンのことなんか知らない。下っ端の仕事が円滑に行われるよう、決定権者にかけあって、中間管理職はなんぼである。そして、まともに話をきいてこその決定権者。いい院長なのだろう。これに限らずメールにはちゃんと返事をくれる。読まれたかどうかも分からないほどアホらしくなるものはないからねえ。

私がこの病院で行ったもっとも重要な仕事は、検食室のスプーンであるといまも自負している。誰でも出来たにもかかわらず、私しか本気でやらなかったからである。

想像力の限界2012/09/16 01:30

あたりまえだが人間の想像力には限界がある。
そのへんをぼやかしてこの世でいろいろ文章が書かれているが、米原万里「魔女の1ダース」で、さすがにこれはというものがあった。

旧ソ連の宇宙船に、男子の小便用のノズルがあって、そこに差し込むペニスのサイズを乗船前に自己申告する。その自己申告サイズがたいがい実際より大きいと、オトコの自意識を面白がる文章であったのだが。
実感のない女性もいるんだろうけど、ペニスはサイズが変わる。コントロールできずにいきなりでかくなることはいくらでもある。小便したいのにでかい状態でノズルに入らずぶちまけるのは嫌だから、普通の男ならでかめに申告するのはまったくおかしくない。ましてや宇宙なんだしどんな膨らみ方するかわからんではないか。

このひとは、高校時に「三銃士」でダルタニヤンがミレディの恥骨にのせられてどけられるシーンを読んで面白がる人なのだが、そんな女性でもわからんのかねえ、と思わせる。わかってたのかもしれんけどだったらもっと書きようがあるだろう。亡くなった方だが勿体ないとは思う。

「打ちのめされるようなすごい本」では、カタい会合の雑談に出たバター犬の話をうれしそうに書いたりもしている。バター犬が出ただけで、そしてそれを自分がわかっただけでうれしいのである。無邪気といえば無邪気。
この人に限らず、自分の分野では脱線も含めてまともなのに、ちょっとはずれたところで「こんなものも書けるのよ」とばかりに書くことが、迂闊に得意そうでイタイことはよくある。ご用心である。
当然ですが、私自身が用心すべき自分の文章のいいかげんさ雑さは棚に上げます。売り物でもないしね。

いった店 Motoi 京都 えびす中 長浜2012/09/18 17:15

「Motoi」  京都 フレンチ
180坪の、町家グランメゾン狙い。中華出身のフレンチシェフは、がんばってるんだろう。こういう場合中華の部分をどこまで表にして勝負するべきなのかどうなのか。お昼はコース8Kくらいです。すばらしい雰囲気だが、場所つくるのにかかったであろう金とこの食事代を考えると、変化球もやむなしかと思ってしまう。
もとはお化け屋敷のようだったらしい。本当は川沿いに欲しかったが見つかったものはでかすぎて、とか。




ガラス越しに中庭、そのむこうに、土蔵があった。どう使っているのか。広々とした空間に改造される前の、座敷や土間を、子供が駆け抜けるありさまを想像してしまった。いまじゃ小学生以下はお断りの暑い昼。
柱など見ながらここらへんに押入れがあって2階への階段があったんだろうなど、といってももう2階もない。吹き抜けにされてしまっている。梁は太い。3階はあるそうだけどわからんかった。

「えびす中」 長浜 夜は創作和食




そこそこまともな焼き鳥メインに酒は松の司をラインアップと、芯になるものはあり、あれもこれもにはなっていない。ふつうにお酒もいただいて5Kまででいける。長浜ならではというものではないし夜のみなので、基本日帰りの観光客はこないでしょう、若手地元民が夜の長浜駅前にどんだけくるか、やね。界隈の新店でいうと、あるじが出てこない系でも、創作系居酒屋「希夢や」、手打ち蕎麦系居酒屋「三谷」と、住み分けできそうに仕上げてはある。
ただ、「だるま」の通りのつきあたりで焼き鳥メインはどうよ。そこに市場があるという判断かしらね。焼き鳥そのものは別範疇のものです。

洋食のバガボンドとは連棟だが、やってるひとは違うそうな。カウンタも個室もまともな壁で分かれて、廊下でいききする、つまり、ふつうの民家を改装したということですね。なにかあったら呼ぶといって個室で好きなことやってもわからんのとちゃうか。それは出会い茶屋のコンセプトでもあり、このへんから日本文化の再生を(違

昼は山東町のなんかのお店の息子さん(湖南方面で修行したそうな)がフレンチやってるそうです。伝聞ばかりです。

ガイシュツ
「能登」 長浜
久しぶりに鰻が入ったという。その場で食いたかったが泥吐きさせる必要あり。で、予約して、知人を誘って数日後昼から鰻三昧となった。ひと月以上ぶり入荷の琵琶湖の鰻をあっというまにさらってしまってすみませぬ(謝罪相手不明)。
「花涼ん」 京都伏見
安定してきてはいる模様。

銀座グランメゾンのドレスコード?2012/09/25 00:24

いえ、無知を曝けてるだけなのですが。

あまり格好に頓着しないたちで、いわゆるいいところにいくといっても、それなりにまともなジャケットと革靴がありゃいいだろうとしか思ってなかったのでして。
20歳前に、いまは祇園に引っ越した当時四条河原町の「萬葉軒」に連れて行かれたときはその意識すらなくスニーカーで、ギャルソンに、次は革靴でと耳打ちされたのでした。申し訳ない。こっちの事情だが、世間知らず連れて行くならちゃんとあらかじめ教えろよと思いますな。で、「次」にいったのは、実に30年近く後だったりしたのですがw
数年前も、祇園のフレンチに、和服袴に靴という馬鹿な格好でいったりしていたわけで。

この世にドレスコードというものがあるということは知ってますが、たいしたところにいくわけじゃなし、京都で気にしたことはないんですけどね、東京は文化が違うし、もういい歳でもある。
もっと平たく言うと、「東京のええとこで、みんなどんなカッコしてんねん」ということです。

というわけで、東京のグランメゾン「レカン」のフレンチ。予約は食べログ予約wで、実際に通されたのは、あからさまではないにしてもお手洗いの近くであるからまあ当たり前の扱いはされている。有無を言わさぬグランメゾンが食べログ予約てどうなんやろうといいたくなるのは俺だけなんだろうかね。便利だけどね。
食事は各皿に魚や肉にあわせて松茸だのポルチーニだのトリュフだのがやってきて、これは実はそっちメインでキノコ祭りしてるんじゃないかとは思った。フレンチに松茸や鱧かあと思いつつ、おいしくいただきましたよ。2000年だかのブルゴーニュはしっかりしてたし、サーブも形は文句なし。デザートの連打にギブ。

私は、好みの明るい色のジャケット、白いワイシャツ、赤っぽいネクタイを締めて、一番客だったもので、後から来る客がどんな格好してるんだろうと、広間の端から入り口をみていた。
7人男性が通った。おばさんにつれられた大学生くらいのはジャケなしカジュアルな白シャツでこれはまあ除外、濃い色のブレザーの中年男性のほか5人は、黒のまともな上下、で、へえっと思ったのだが、みな、ネクタイ無しで、ワイシャツの高い襟を立てていたのであった。
なにかの席のつづきに来た人ばかりなんだろうか。6人中2人はグループ、ほか4人はばらばらに女性のエスコートしてきていて、そんな感じでもなかったんですが。同伴でもなさそうではあった。

略礼服寸前の黒スーツ、白ワイシャツ襟立てて、ネクタイなし、これがその日の東京お高いフレンチで、メジャーな格好であった。一度の経験で、法則をでっちあげるのは、なかなか無理ですが話のネタに。
それにしても、そこまでの上着を着てなんでみなノーネクタイなのか。何も考えずに選ぶほど気楽なもしくはカタい選択肢ということか。考えたらワイン教室の先生もたいがいこの格好だわ。
ポロシャツ人口もゼロでした。私は、念のために白ワイシャツにかえていたが、数時間前までジャケット下がグレイのポロだった。そんなもの着てたら入り口で追い返されたかもしれんねw

イタリアにいったときに、おっさん達が原色を多用していて驚いた。それがまた、サマになるのである。カラージャケットあたりまえ、カラージーンズなにがいけない、あの太陽光線じゃそうもなるかもしれない。
羨ましいと思ったが、それを日本でやると浮きまくってどうにもならない。百貨店の制服にしか見えないのです。もっと爺さんになってからじゃないとあかんと、私は封印している。

今回のグランメゾン、客の男たちは、ほとんど60歳以下だったと思う。京都でちょっと高い懐石割烹などに行くとあきらかに団塊以上が多いので、ずいぶん違うなと思った。たまたまだろうが。
リタイヤしてない若いものは礼儀正しく黒い服を着て、活動的にネクタイを外し、まだまだこれからやるぞということか(勘違
私も身の程を知って、学会でもミッドナイトブルーのブレザーにしたほうがいいか、持ってないけど。

ドクターイエロー2012/09/27 18:28

先日京都駅でのぞみを待ってたら、目の前に黄色い車体が滑り込んできた。




みな大喜びで写真撮ってますな、私もそうです。
のぞみをここでやり過ごすのかと思ったら、すぐまた出て行ってしまった。
駅で停まってるの、はじめてみたので、記念です。

行った店 グリルやまもと 京都2012/09/29 00:28

「グリルやまもと」 欧風料理 京都
山科です。渋谷街道を、外環状線から10分ほど西に歩いた、六兵衛池公園の近く。




カウンタに立つランチメニュ表にビフカツがない。カツサンドはあるので、肉を訊くとビーフという。だったらビフカツはないのか訊いたら、ちゃんとしたメニュ本が出てきた。ありましたビフカツ約1.7K円。
単品で頼むと、まずサラダ、ついで、焼き野菜に乗ったビフカツが来る。




薄めのやわらかい赤身。ひたひたで揚げてる、コトレットというべきものです。小麦粉とバターも香ばしい。
日替わりランチは約1K円で、このときは、たっぷりしたハンバーグと、ビフカツ同様に揚げたおそらくチキンカツが、サラダにそえられて出て行った。近所にあったら通うかもしれないね。内装も落ち着いた、よい洋食店と思った。あとは同席の客次第か。

行った店 金沢 台風の学会2012/09/30 12:32

緑内障学会の金沢。
土曜はアルコンのランチョンで Express の話を聞いたのですが、質疑の時間になって、聖マリかどっか(よく覚えていない)の名誉教授というひとがとてつもなく基地外な自分語りを始めた。その筋で有名な人らしく、終わりをまたずに帰り始める人多数。角膜関係のアメーバじいさんなんて目じゃないわ。なんであんなもんが黙認されてる?

「五郎八」
ホテル近所の「木倉」町、これを、「こぐれ」という人がいるのだが、通りの案内図には「きぐら」とある。どっちや。そこそこ庶民的な通りの、感じのいい大箱の居酒屋。加賀野菜天に寿司5カン、加賀鳶1合飲んで2.5Kほど。台風前で細かい雨滴をときどき感じる。人通りも少ないんだろうこれは。




「花里」 中央味食街
学会で配るグルメ案内にある寿司屋に行こうと店をみたら外門付きの、ふりの客がとても入れる気にならない仕様。結局、そのすぐ近くの飲み屋長屋みたいなとこで、早い時間だが客の多い店を選んではいった。地元の国際交流イベントがあったそうでその流れの方々の話を伺う。ビールと焼酎プラス、バラ肉串、シロキャベツいため、玉子焼きの三皿で3K。梅酒や糠付けの魚焼いたものも分けてもらったり。常連らしい方々は店の選択をほめてくださったし、感じのいい店とは思う。




あたりまえだが、地元向けの店と旅行客の店は違うし、旅行客はわきまえて入るものではない領域もある。外国ならお互い珍しいから地元向けもいいんでしょうけど金沢はそこまで異文化ではない。地元の方もさぞかし居心地悪かったろう。今は反省している。
その後、ナイトスカイとかいうよくわからないスナックで相手してもらった。酔っ払い。

日曜朝。学会前に、台風がきてるというので指定席でも買っておこうと目の前の金沢駅に行く。e5489 のパスがわからなくなって前夜予約できなかったからでもあるが、台風で運休しまくりだったのでこれはどうせ乗れていない。
で、みどりの窓口はえらい列。きくと、サンダーバードは8時台白鷺は米原止まり9時台までで、あとはないという。
即時帰投決定、自販機で乗車券のみ買い、改札通って列車表を見て、白鷺のホームへ。むこうの最終サンダーバード待ちはそれなりの列になってるがこっちの自由席はけっこう余裕。






福井から混み、米原は乗換えがいつものように大変でしたが、すぐにつながるひかりも空いてたし、午前中に帰宅した。

ということで、須田賞講演も出席せず、後回しにした学会バッグももらわずに帰ってきたのでありました。あかんとはおもうが仕方ない。
金沢に残った人たち、最終まで出て行く特急がない状況となったら、どうやって帰ってくるんだろうか。そうなると高速バスも動くのなら満杯だろうし、エライ人は経費で新幹線駅までタクに乗ったりするんだろうけど。次の日の始発に乗るなら近所の温泉に行くのもありとは思うw。どうなったかまた訊こう。
(10月3日追記) 学会参加者に会場からチャーターバスが出たそうです。どこまでかは知りませんが。MRさんたちは、泊まって翌朝始発で帰るもの多数だったそうな。
とにかく学会は新幹線のぞみ停車都市でやってくれませんかねえ。
年末の網膜硝子体学会なんぞは甲府でやる。フジヤホテルは役員だけで満室だそうな。分野を囲い込んでお友達だけでやりたいのだろう。そんなことしてるうちに厚労省設立第3者機関にしてやられるぞ。大多数の医者はほらみろとしか思うまいし、ハブられたものはあちらに喜んで寄って行くだろう。