映画 Short Peace 感想 ― 2013/08/05 01:09
ええようには書いてませんから嫌な人は読まないで。
映画 「Short Peace」
4編のオムニバスですが、はじめの3本については、30年前の自主制作実験映画としてならありでしょう。パンフ解説文が持ち上げすぎでキモい。
共感と理解に一方的にのっかる制作手法はやめてほしい。いまどきまたこういうのが新しいの?
4本目、最後に「らしく」なります。こういうのは好きですが、それでも、今更感がどうしてもあるよねえ。OPはすまんがスカートの扱いがいかがわしい。
どういう経緯でこんなもんがつくられて一般公開されるのかさっぱりわからん。 Freedom で調子に乗ったんじゃないかというのが同行娘の弁。
客がまた一昔前の映画ファンといった20歳前後男子ばっか。風呂に入ってない煙草吸う下宿生の饐えた臭さが、懐かしいといえば懐かしいんだがちょっと。
映画 「Short Peace」
4編のオムニバスですが、はじめの3本については、30年前の自主制作実験映画としてならありでしょう。パンフ解説文が持ち上げすぎでキモい。
共感と理解に一方的にのっかる制作手法はやめてほしい。いまどきまたこういうのが新しいの?
4本目、最後に「らしく」なります。こういうのは好きですが、それでも、今更感がどうしてもあるよねえ。OPはすまんがスカートの扱いがいかがわしい。
どういう経緯でこんなもんがつくられて一般公開されるのかさっぱりわからん。 Freedom で調子に乗ったんじゃないかというのが同行娘の弁。
客がまた一昔前の映画ファンといった20歳前後男子ばっか。風呂に入ってない煙草吸う下宿生の饐えた臭さが、懐かしいといえば懐かしいんだがちょっと。
いった店 京都 なんだかな店も ― 2013/08/09 22:49
帰宅途中に京都駅より北で、ちょっと遅くから一人で軽く食ってたらっと呑める店を探しているのですが、結果的にはどこもここも。
「ブリーク」 ワインバー 烏丸五条かいわい
若手がたくさん集まってがんばって店はじめましたあ、という感じ。お姉ちゃんもいます。一人客と見るや嫌そうに席がどうのという兄ちゃんに当たると気分が悪いかも。
フレンチ風の皿の充実したワインバーだが、品数が充実しすぎで、どういう準備の仕方してるんだろう、、、、皿は1.5-3K程度と値段はそこそこ、2人前基本のようで、飲むに向いた濃い味、一人だとものにより半量半額にしてくれるし、朝方までやってるし、そんなにがんばって大丈夫ですか?若い力でしょうか。
きれいな店内で、30歳台小金持ちペア向き。店の人が相手してくれる感じではぜんぜんなく、おっさん一人客がゆっくりできる雰囲気では残念ながらない。わりきれば使い勝手のいい店でしょう。カウンタは7席、ずっと奥にテーブル席あり。
「WAKAMIZU」 居酒屋 烏丸鞍馬口上る
喫茶をほぼ居抜きで居酒屋にしたもので、たぶんスペース大きすぎ。テーブル南側1列を座敷掘り炬燵式にすればいいと思うが金いるもんなあ、、、、若い料理人と相方らしい女性。外れた場所で、いろいろと、頑張ってるから許してあげてという感じ。写真ぶれぶれ。カメラ替えてから斜めるようになったなあ、、、、
日本酒がたくさん並んでいるがこのすくない客数で回るとも思えない。それを念頭においてか、熟成酒がけっこうある。そういう日本酒好きはいくといい。突き出しなし、2人で、大き目の2皿お酒6杯で8Kほど。
「福友」 居酒屋 六角両替町上る
なかなか穴場感のある狭い通りだが、ホテルの近所でもあり外人客が多い。香港チャイニーズ夫婦1歳児連れはさすがに勘弁して欲しかった。
まずは1.5Kで付き出し代わり4品コース気分。煮物焼き物おつゆのあと最後にちょっと豪華な八寸相当がでてきた。外人にはこの順番のほうがええかも知れんね。そのあとは追加注文でどうぞになる。岩牡蠣は切らずにでた。複数人なら切ってくれるんだろうが。
町家改造のきれいなカウンタ居酒屋、このスタッフが自前で立ち上げからやったとは思えませんが(そうなら失礼)、やる気のある店長で、ちゃんと客の相手もする。雰囲気のわりに安いし、きれいっぽいし、たしかに観光客に向いてる。私も「どこから来られました」ときかれたw ひとりで繰り返し行くのなら最初のコース部分がネックになるかな。
「栄喜知」 五条烏丸かいわい 上記ブリーク近所
食べログでは遅くまでやっているという情報だった。そんなに敷居が高そうに書かれてはいなかったし、和食は行き先が欲しいので2回いってみたのですが、いずれも、9時前後客はまったくなもしくはほとんどいないのに、2回とも店主に薄笑いで「今日はちょっと」と入店を断られた。予約の問題なら「予約で」とふつう言うよね。表から店内もよく見えるし紹介のいる会員制とも思えなかったのですが、私が気に入らないのか一人客は駄目なのか。一度目で判れといわれてもそれは無理です。なににしても、私はもういかない。
「山口大亭 東店」 居酒屋 祇園
むかしからの1階カウンタ2階畳。ひとり数千円でちょっと呑んで腹に入れてじゃあバーかクラブにでもという使い方でしょう、山口西店よりずっと規模が小さい、お歳のご夫婦がバイトとやってられるふつうの飲み屋。
こっから同伴に行くのはかなりできた客と嬢。
「Bron Ronnery」 フレンチ 寺町丸太町
おしゃれな星付きホテルの地下レストラン。昼のランチコース3K以下から。仕上がりはきれい、素材調理はところにより残念だったりするがこの値段と量で文句いってはいけない。ひとりでじっくり味わう店ではないにしても、ひとを連れて行くならとても使える店。
スイーツも量がある。外国とくに白系アメリカ人の観光客向き、つか、追加料金で肉のサイズがでかくできれば、そういう用途には完璧。便所も大変広い。
既出
「サムジャナ」 ネパール料理 高野
レジ係がナンをシェアするなどうのと仕切る上に、金を払う段に、ずいぶん違う値段のレシートを押し付けてくる。いやこっちが払う金額そのものは正しいんですが、あきらかに売り上げをなんらかの意図でごまかそうとしてるよね。ちょっとまずいんじゃないか。
「サンチョ 伏見」 洋食 大手筋近く
久し振り。ビフカツ。トマトソースとサラダがバランス取れてて、わりと好きです。1.5Kほど。
映画 Pacific Rim 感想 ― 2013/08/18 00:50
監督なりに、せいいっぱい「怪獣映画」「巨大ロボット戦闘もの」のテイストを、ハリウッドプログラムドピクチャーに放り込んでくれている。
だから逆に、彼我の違いがよくわかってしまうのですが、魂はそこそこあってると思うし、そもそも日本でもわかってないギョーカイ人たちの作るいろんなもんのリメイクとは比較にならない完成度です。
ここはまあ素直に「ありがとう」といいたい。
そりゃまーいろいろ細かい不満はある。こっちもそれなりに古い特撮のファンですからね。以下まず、ないものねだり。
設定で言うと、、、
>ハリウッドの、エイリアンによる地球侵略ってほんと設定どれみても一緒。まあ東宝シリーズと比べてなにか言えた義理じゃないが。
>あの状況で脱出ポッドがふつうに裂け目を通って戻るのが不思議。だいたい、出てくるほうはいいのか?
>怪獣が出まくってるのに香港がいまだに海の際でネオンだらけ。10年もたってたら、みんなもっと内陸に逃げないか?貧乏だから無理というようなことではないと思うんですが。
>「怪獣」にしがみついたまま大高度上空に至り、ぶったぎって落ちてくるシーンは、あの程度の逆噴射じゃ、地面に落ちたらそのまま香港がなくなるんじゃないですか。ガメラでもなし「怪獣」にぶち抜かれる程度の代物なのに、中身が生きてるのも説得力がない。せめて設定として海に落とせよ。つか、飛ぶんだったら壁意味ないな。
見せ方で気になるところ。
>ポッド使うなら、通信の途絶えた後、海で爆発が吹き上がり、舞い上げられたポッドがじゃぼんと落ちてきて、という見せ場があってしかるべきだろうに。
>「怪獣」の動きが早すぎる。東宝映画を念頭に置くなら、怪獣どもは自分の重みに耐えながらどっこいしょと動くもんなのですが、ハリウッド製ジラもそうでしたがなんでこうもしゃかしゃか動かすんだろう。重厚さが足りない。そこはハリーハウゼン趣味なのか。
>「怪獣」そのものも、もっとひと目で区別できる個性と、愛嬌(?)が欲しい。見ていて区別が付かないので面白くない。クローンといったって反撃に対応して変化してる設定なんだし。
>音楽がこの手のSFの、最近の常道すぎる。他の映画と区別が付かないのは仕方ないにしても、この音楽ラインはせいぜいエイリアンとの空中戦闘向けで、巨体のぶつかる「怪獣」もの向けじゃないと思う。
>日本映画じゃないから見得を切らないのはあたりまえにしても、せめて菊池凛子が、決死で乗り組む司令官の後姿に敬礼するぐらいのくさいシーンは、ひとつくらいほしかった。赤い靴がそうだって?w
それでも、伊福部サウンドを思わせる低いリズムとともに目の前を「怪獣」が横切っていく冒頭には、涙が出そうになった。
むかしの特撮ファンを、ところどころでちくちく泣かせてくれる。
菊池凛子のメイクは水野久美によく似ている。ファイナルウオーズではない、念のため。
腕はしょっちゅうもげるし、チェーンソードはいかにもな成形だし、暴走はするし。アニメもちゃんと見てるんだろうと邪推。
壁を作ってはこわされるあたり、たまたまかもしれんが今放送中の「進撃の巨人」を思わせる。
裂け目あたりでエイリアンたちがあれこれしてるところもわざとらしくてよい。現場の作業員とかなんやろなあ、、、、、
ヒロイン記憶再生シーン、いまのハリウッドじゃ炉っぽくするのは無理やろうしこれはもうこんなもんでしょう。
戦闘シーンで、ロボットがオフィスビルに突っ込んだらその奥の机の上で置物がこちこち動き、そこからまた外に視点が移動する。CGが一般化して、大俯瞰から目の前の距離まで自在に、画面を切り替えず視点の動くのが気持ちいい。
ただ、大俯瞰の中で、もっと群集を動かして欲しい、本多猪四郎にオマージュするならそれ重要。昼の明るいところ設定ならなおよいが、合成が難しいからねえ、、、、
いまのものとしては、「怪獣」を商売ネタにしてしまう中国人、というのが実に良い。組織存続の理由付けにもなってる。
そして、日本でのアニメは、見せ場の設計については、はるかに先をいってしまったのもよくわかる。裂け目から生還するシーンは、合体メカ設定を生かしきった「トップを狙え」のラストを知ってしまうと、いかにもありきたりで感動に欠ける。それより、もっと科学者珍コンビの「怪獣」とのシンクロ設定を生かしてもよかったんじゃないかな。
かっての日本では、時間と金かけて怪獣映画作ってる間に、毎期放映やOVAで大量消費されるアニメで奇跡が何度もおこった。ついに特撮怪獣ものが絶えてしまったのも無理はない。平成ガメラがなんとかなったのもアニメからの強力なフィードバックがあったからです。
だからまあ、いまさらアメリカでよくやってくれたというしかない。北米市場では惨敗だそうです。
最大の違い。
日本の映画では、ときに怪獣は神になる。初代ゴジラは荒ぶる「破壊神」である。モスラは「守護神」、平成ガメラは「護法神」といえる。
この映画に限らず、ハリウッドには、天の意志としての巨大生物、という視点がない。
そこはもう越えられない壁なんでしょうかね。
ところで、パンフレットを見た娘が、「わざと人間が中にいるような着ぐるみっぽく作ったんやて、ゴジラみたいに」といった上で、「モスラも中に人間はいってたん?」
モスラの中にいても、やることないと思います。
だから逆に、彼我の違いがよくわかってしまうのですが、魂はそこそこあってると思うし、そもそも日本でもわかってないギョーカイ人たちの作るいろんなもんのリメイクとは比較にならない完成度です。
ここはまあ素直に「ありがとう」といいたい。
そりゃまーいろいろ細かい不満はある。こっちもそれなりに古い特撮のファンですからね。以下まず、ないものねだり。
設定で言うと、、、
>ハリウッドの、エイリアンによる地球侵略ってほんと設定どれみても一緒。まあ東宝シリーズと比べてなにか言えた義理じゃないが。
>あの状況で脱出ポッドがふつうに裂け目を通って戻るのが不思議。だいたい、出てくるほうはいいのか?
>怪獣が出まくってるのに香港がいまだに海の際でネオンだらけ。10年もたってたら、みんなもっと内陸に逃げないか?貧乏だから無理というようなことではないと思うんですが。
>「怪獣」にしがみついたまま大高度上空に至り、ぶったぎって落ちてくるシーンは、あの程度の逆噴射じゃ、地面に落ちたらそのまま香港がなくなるんじゃないですか。ガメラでもなし「怪獣」にぶち抜かれる程度の代物なのに、中身が生きてるのも説得力がない。せめて設定として海に落とせよ。つか、飛ぶんだったら壁意味ないな。
見せ方で気になるところ。
>ポッド使うなら、通信の途絶えた後、海で爆発が吹き上がり、舞い上げられたポッドがじゃぼんと落ちてきて、という見せ場があってしかるべきだろうに。
>「怪獣」の動きが早すぎる。東宝映画を念頭に置くなら、怪獣どもは自分の重みに耐えながらどっこいしょと動くもんなのですが、ハリウッド製ジラもそうでしたがなんでこうもしゃかしゃか動かすんだろう。重厚さが足りない。そこはハリーハウゼン趣味なのか。
>「怪獣」そのものも、もっとひと目で区別できる個性と、愛嬌(?)が欲しい。見ていて区別が付かないので面白くない。クローンといったって反撃に対応して変化してる設定なんだし。
>音楽がこの手のSFの、最近の常道すぎる。他の映画と区別が付かないのは仕方ないにしても、この音楽ラインはせいぜいエイリアンとの空中戦闘向けで、巨体のぶつかる「怪獣」もの向けじゃないと思う。
>日本映画じゃないから見得を切らないのはあたりまえにしても、せめて菊池凛子が、決死で乗り組む司令官の後姿に敬礼するぐらいのくさいシーンは、ひとつくらいほしかった。赤い靴がそうだって?w
それでも、伊福部サウンドを思わせる低いリズムとともに目の前を「怪獣」が横切っていく冒頭には、涙が出そうになった。
むかしの特撮ファンを、ところどころでちくちく泣かせてくれる。
菊池凛子のメイクは水野久美によく似ている。ファイナルウオーズではない、念のため。
腕はしょっちゅうもげるし、チェーンソードはいかにもな成形だし、暴走はするし。アニメもちゃんと見てるんだろうと邪推。
壁を作ってはこわされるあたり、たまたまかもしれんが今放送中の「進撃の巨人」を思わせる。
裂け目あたりでエイリアンたちがあれこれしてるところもわざとらしくてよい。現場の作業員とかなんやろなあ、、、、、
ヒロイン記憶再生シーン、いまのハリウッドじゃ炉っぽくするのは無理やろうしこれはもうこんなもんでしょう。
戦闘シーンで、ロボットがオフィスビルに突っ込んだらその奥の机の上で置物がこちこち動き、そこからまた外に視点が移動する。CGが一般化して、大俯瞰から目の前の距離まで自在に、画面を切り替えず視点の動くのが気持ちいい。
ただ、大俯瞰の中で、もっと群集を動かして欲しい、本多猪四郎にオマージュするならそれ重要。昼の明るいところ設定ならなおよいが、合成が難しいからねえ、、、、
いまのものとしては、「怪獣」を商売ネタにしてしまう中国人、というのが実に良い。組織存続の理由付けにもなってる。
そして、日本でのアニメは、見せ場の設計については、はるかに先をいってしまったのもよくわかる。裂け目から生還するシーンは、合体メカ設定を生かしきった「トップを狙え」のラストを知ってしまうと、いかにもありきたりで感動に欠ける。それより、もっと科学者珍コンビの「怪獣」とのシンクロ設定を生かしてもよかったんじゃないかな。
かっての日本では、時間と金かけて怪獣映画作ってる間に、毎期放映やOVAで大量消費されるアニメで奇跡が何度もおこった。ついに特撮怪獣ものが絶えてしまったのも無理はない。平成ガメラがなんとかなったのもアニメからの強力なフィードバックがあったからです。
だからまあ、いまさらアメリカでよくやってくれたというしかない。北米市場では惨敗だそうです。
最大の違い。
日本の映画では、ときに怪獣は神になる。初代ゴジラは荒ぶる「破壊神」である。モスラは「守護神」、平成ガメラは「護法神」といえる。
この映画に限らず、ハリウッドには、天の意志としての巨大生物、という視点がない。
そこはもう越えられない壁なんでしょうかね。
ところで、パンフレットを見た娘が、「わざと人間が中にいるような着ぐるみっぽく作ったんやて、ゴジラみたいに」といった上で、「モスラも中に人間はいってたん?」
モスラの中にいても、やることないと思います。
行った店 京都 鰻 焼肉 シュレディンガーの回転寿司 ― 2013/08/24 01:59
「かねよ」 大津 鰻
大津といっても逢坂山で、客は京都からも多いだろう。予約のいらないレストラン部のほうに行った。辺鄙な場所なのに常連でにぎわう雰囲気は岩倉の中華「馬仙山」に似てる。常食としての鰻はいいもの。
きんしと称する玉子巻きが売り。たしかにでかい。鰻は、背開きで皮はすこし歯応えあり。
駐車場完備で誘導員もいて、安心して車でいけます。
この近所にもう一軒鰻の店がある。含めて、またいくつもり。
「肉料理 荒川」 河原町四条二筋上る東入る 焼肉
アラカワというと勘違いする人もいるかもしれない。キムチやナムルもある韓式牛肉BBQ。ステーキっぽい切り方もするけど、焼くのはカウンタにある、上に凸のジンギスカンコンロ。
何人かでいって会話しながら、ちょっとづつ美味しい部分食うのにいい。客あしらいも上手。
席がいっぱいでもタイミングによってはなんとかしようとしてくれますが、予約したほうが安心。8kほどのおまかせにしました。明朗会計で飲み物入れて3人40k弱。サイト見ると、3,5Kからセットの相談に乗ってくれるそうな。アラカルトでもおK。
既出
「DIDI」「蕎麦鶴」「アサヒスパドラ」「グリル花」
アサヒスパドラではまたビアポルカを11月にやる模様。
「能登」では鰻すき焼をいただいた。いつまで食えるんだろう。
東大路の蕎麦鶴から、東の北白川まで、なんとなく、一乗寺商店街を往復。
この通り、20年近く前、回転寿司メカをもった個人寿司屋があった。店に入ると、空いてる時はベルトがとまってて、注文すると握ってベルト動かしてこっちに回してくれた。
あれはどこだったのか。今はもうない。
なくなったことをちゃんと認識するまでは、その寿司屋は私の中では、一乗寺商店街に存在することになっていた。シュレディンガーの猫みたいなもんやなと思った。
この近所と竜安寺道のほうにあわせて二軒あったラーメン屋「新心亭」も、なくなって、ふた昔。ピリ辛い鶏がらスープは好きだった。なくなってあとは、DIDI の並びにあった「ラーメン花園」が好きでしたが、それも、とうにない。
ウランバートルの線香 ― 2013/08/26 20:24
モンゴル、ウランバートルに行った時の話。
テレルジという緑の多い盆地でゲル宿泊した後、ウランバートルで遊べるかと1日とった。
モンゴル人は都市に集住する文化をもってないせいか、なにもない、おもしろくない町で、渋滞で移動にやたら時間がかかるばかりでしたがそれはともかく。
Khabu Hotel なる駅前ホテルに泊まった。ツイン70ドル設定のようですが旅行会社とおすとひとりシングルでその値段。ここに1泊したあとテレルジに移動し、もどってまた2泊したのでした。
電池式ベープを部屋がかわるさい置き忘れたら行方知れずになったのはこっちの注意不足としよう。
はじめの部屋では時計がこわれており、次の部屋ではベッドサイド灯スイッチがいかれていて、つきっぱなしだった。部屋に入っていろいろみたときにベッドサイド灯の電球が緩めてある理由をそこで理解はしたが、直せよ。
で、ベープがないのに蚊がいて、何カ所かかまれて痒くなった私は、フロントにいって虫スプレイはないのか談判。よくわからないと英語のあまりできないフロントがうろうろ部屋までやってきたが、モスキートを何とかしろスプレーもってこいというと、いろいろなやりとりのあげくマネージャに相談すると、でていった。
どうせなんもするまいと思ってたらやはり何のレスポンスもなく、1時間後フロントに行って、マネージャに電話しろといったらはじめてかけたもよう。
マネージャは、女性。家族がまず出てかわった。スプレーはないだのどうのというので、蚊に咬まれて俺は苦しんでいる虫対策なんてアフリカのホテルにでもあるぞホテルにないならホテルの外にでも売ってるだろうなんとかしろといった。
じゃあ、ホテルのものになんとかさせるというので、なんとかさせるといってるお前ちゃんとしろよとフロント係に受話器を渡した。
なにしてくれるんだろうとあてにもせず待ってたら、女性従業員が、長い線香を2本もってやってきた。しかも、立てるところもなく、結局バスルームのグラスを持ち出して無造作に突っ込み火を点けた。
どうみても、お昼にお寺で見た普通のお線香なんですが、大変ありがとうございました。文句言う気もなくなりました。
蚊は、1匹なんとかつぶしたら(血も出たのでこいつ)それでもう気にならなくなったのでよかったのですが、旅行会社のアンケート、ホテルの部分は5段階の2にした。この値段でももっと下があることぐらいは知ってる。
いった店 京都 洋食 映画スタートレック感想 ― 2013/08/27 00:32
「グリルフレンチ」 堀川小川上る 洋食
定評ある高級洋食屋さんです。日曜の夕食でしたが営業率高杉。長いカウンタ全部、うちとこ以外女性は玄人筋ってどうなんよ。舞妓か芸妓もいた。旦さんはさかんにワインをあけて、料理人がたにも振舞っていた。こういう使い方ならフレンチイタリアンよりこっちなんやなあ。
ふたり以上で、予約推奨。けっこう混んでたし、そもそも建物のつくりからして、予約しないと店のある2階に上るのに気後れする。
2人で4品づつ、ビール一本、12Kほど。ビフカツのつもりでロースカツと迷ってヒレカツ4K食った。へんなところのない食いやすいやわらかいものでした。松茸カツもわりとよかった。日本式洋食はもっと評価されるべき。
コースもあるけど、時間がないのでアラカルトでやったら1時間かからなかった。それもまあ、いいところか。
ところで映画「Star Trek: into Darkness」 です。
もとの時間軸に戻す気がないのはわかった。
3Dは吹き替えしかなかったんだが声優がいまいち。滑舌がね。べつものとはいえ、矢島さんと久松さんが上手すぎたか。
カーンは人気者やなあ、テレビ版ではそこまでの人じゃなかったが。
トリブルのあたりがクサくていいけど、あの生き物知らん人見てわかるやろか。どうせなら繁殖させろとw
ガラス越しのやりとりは旧劇場版第二作のもじりだろうが長杉。
でもまあ、下手なことはしてない。ちゃんとスタートレックなので全部許す 。
星でいうと5つ中3つくらいでしょう。
ちゃんとレナード-ニモイも、一瞬だけど出る。
今回いちばんTV版のキャラに近づいたのはスコット(日本語版チャーリー)だった。マッコイの減らず口も前よりさまになってたかな。「ジム、こいつは死んでるぞ」を出して欲しかったもんだが。
カークとスポックは、これはもう役者そのものなのでTV版と比べること自体無意味。
で、5年間の調査飛行にとびたったわけですが、続くんかい?
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