精子提供者を探す子2014/06/12 22:55

「出自を知りたい」が、「認知しろ」になっていく可能性とそれに対する心配は、申し訳ないが考えないわけにいかない。
そこ、そうなるより前に、自分らの側から、クリアせんとあかんのではないですか。
このポイントを外して「ドナーになることを誇れるように」もなにもないでしょう。


http://news.livedoor.com/article/detail/8923613/
精子提供で生まれた子「提供者知る権利を
日テレNEWS24 2014年06月10日21時27分
精子提供や代理出産など第三者が関わる不妊治療について法制化に向けた動きが進む中、10日に都内で開かれた集会で、第三者の精子提供を受けて生まれた子供らが、「提供者の情報を知る権利を認めてほしい」などと訴えた。


貰い子じゃなく、とにかく自分で生みたいという女性がいるわけですね。少子化のさなか見上げた話ではあります。

私の知っていたアメリカ人の(ユダヤ系)大学教授は癌治療後、その直前に再婚した女性(ドイツ系)と子供がほしいといって、中国からw養子をもらってました。
自分たちの生きたあかしや文化を伝えるなら、血統はいらんねんなあと思いました。
家を続けるのに養子、なんて昔の商家じゃふつうにあった。実子が居ても出来が悪いから養子、てのも当たり前にありました。

ですので、こういう方法でパートナーなしに出産することを選ぶ女性について(これも想像です、念のため)家系というべきシステムが自分にないから、せめて血のつながりがほしいのかもしれないとは思った。血でつながってなければ育てきれる自信がないのかもしれないと。

そこまで大きい事じゃなく、子供ほしい、相手いない、精子もらって自分で作るほうが、養子もらうよりずっと、金で済む分手続きも社会的なやりとりも楽、程度の話のような気もします。

出自がわかったところで、とにかく子供がほしい母親と、子育てする気もなく精子を提供した(バイト感覚か子孫をどこかで残したいと思ったのかはわからん、そこが重要なのか?w)生物学的父親という図式は変わらんので、この、提供者を知る権利を求める人たちが、何を確認したいのかほんまのところわからんのですが、、、、
自分が、結果ではなく、目的であった、という息苦しさに耐えられんのでしょうか。

出自を知りたがるかたがたと、その母親との関係がどうなってるんだろうとも思いますな、余計なお世話ですけど。