いった店 京都 ルーマニア料理 ホテルイタリアン2014/06/06 19:37

カーサアントアネッタ」 伏見 ルーマニア料理
チャウシェスク革命の時に10歳だったという女性が民族衣装でおられたり、ありがたいのですが、、、コースたのんだら、ルーマニアっぽいものが前菜にあり魚の部分はロールキャベツにできるにしても、、肉の部分で選択肢もなくふつうにフィレステーキが出てくるってあんた、、、、トウモロコシソース鶏肉がけとか、もうちょっとそれっぽいものがあるでしょうに。ふつーにれっきとした西洋料理コースらしいことができます、というのは、やりようとしてわかるんですが、場所からして、接待に使うこと稀と思うよ。




それなりに客は来てるようです。それっぽさを感じたいなら、高くなるけどアラカルトで食っておくのがよいでしょう。飲んでも1万しないと思う。

La Locanda」 リッツカールトンホテル京都 イタリアン
もとホテルフジタ跡地の、鳴り物入りの金持ち相手ホテルです。鉄板焼きが25Kからというのでどんなもんやろうと思ったのですが、世界どこでも食えるイタリアンとなると、値段の比較対象がつまり世界になるせいか、高額店としてはいたってふつうの値段設定、コースは10Kから20Kくらいまでの3つに、アラカルトもある。低温調理肉みたいなモードもあるけど、基本トラッドで、接遇も悪いわけがなく、京都ではいい選択肢になると思う。席も多くて、直前でも予約が取れそうだ。
立ち上げ期の気合もあるでしょうし、1年くらい後どうなるか。昼のおばちゃん層をとりこめれば単体でも安泰、てその次元の勝負か?
年齢差のある2人連れが目立った。




仔牛のカツレツがあって、シェアメニュ、8Kで、でかい。写真は暗くて、なんだかわかんないですな。ソースのかかっていない正調ミラノ風です。追加シェアなら4人でもいける。




既出
ショットバー 剣」 健在。いま調べて見たら食べログほかグルメサイトに軒並み不掲載であった。それにしても、この通り、静かになったもんだ。裏寺の、蛸薬師上がるです、念のため。

語り部と中学生の暴言2014/06/10 13:19

長崎の、被爆者語り部に、中学生が暴言を吐いたと。
メディア報道は皆ひじょうに似たトーンです。

http://www.asahi.com/articles/ASG673RG9G67TOLB001.html
修学旅行生5人、長崎の被爆者に暴言 横浜の中学校謝罪 アサヒ
http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/news/20140607-OYS1T50048.html
被爆者に「死に損ない」 長崎修学旅行の中3暴言 読売
http://mainichi.jp/select/news/20140609k0000m040025000c.html
暴言:被爆者に「死に損ない」 長崎修学旅行で横浜の中3 毎日
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140607/crm14060713100007-n1.htm
長崎被爆者に「死に損ない」 横浜の中3生、修学旅行中に暴言 産経

これに対しネット上でディスる論調も出ている。非常に下品ではあるが、事実とすれば知るに値する。

http://www.news-us.jp/article/399054244.html 
長崎で修学旅行生が被爆者森口貢に暴言吐いた事件の 真 相 が 酷 す ぎ た !!! 朝日新聞がまた捏造をやらかしていたことも発覚!!! News U.S.
1.当時8歳だった森口貢は、佐賀の田舎に疎開しており、長崎原爆投下の被爆者ではない。(中略)3.森口貢は、1時間1万円の「講話謝礼金」のために、「長崎被爆者」と偽称し、語り部となり、伝聞や妄想や反日イデオロギーを語っている。(中略) 7.森口貢は、修学旅行の横浜の中3生から「死に損ないのくそじじい」と言われる前に、先にキレて生徒に対して「出ていけ」と暴言を吐いていた

以下、思ったことを。

問答無用の強制イベントとして有難がってききなさい、というありようしか想定してない上に、その語り部が「実物」じゃない、という、なにがなんだかよくわかんない状況もどうだかだし、ここで強制イベントに巻き込まれたアホ中学生の振る舞いをヘイトスピーチ並みに報道するのもどうだかです。

ただの知識の受け渡しならこんな場所設定は要らない。感情移入を入り口とした歴史教育(一歩違えば洗脳なんだけどな)をたぶん目的としている以上は、退屈したアホ中学生を、きっちり巻き込んで「学習」させる力量や迫力が先生にも語り部にもなければ、本来この場は成立しない。
単に、ありがたいもんなのだから黙ってきいてろと命令するというと、これはもう日本の教育そのものですが、「場を読む」訓練の一環でしかないということですね。

繰り返すが、こういうものを強制するなら、退屈したものを巻き込み、反対するものと対話できる力量がいるのですよ。それがないのであれば、本来関心のあるものだけ相手するシステムにするしかない筈。

そんなことだから、おとなしくする能力の低い子供と、自分の経験でもないことを語り流して(つまり応用がきかない)ありがたがられることに慣れきったお年寄りのあいだの、売り言葉に買い言葉になってしまう。担任の指導力なんてものは「人権教育」の果てに、なんちゃってルールとしてしか存在しないから、形式上での調整のしようがない。
おこりそうなことが、ふつうにおこっているだけですよね、これ。

こういう、有無を言わせない形での「語り部」継承はなかなか無理があるとは思う。
語る資格があるのはモノホンの一次的な被曝者被災者であって、そういう人たちがなくなったそのあとに、「聞き語り」を継代できるものなんだろうか。
風化させないというならほかの手を考えたほうがいい。「実際に身に覚えもないことを、上から目線で語り継ぐ年寄のいうことを、だまって伺う会」になってしまってはどうしようもない。

「語り部」については、大手メディア共通の距離感があるんだろうと思います。だから、情報のやり取りも(たぶん)ないのに論調はそっくりになる。
で、そこに「中学生」とか「担任」とかをあてはめて、「ひどい!」とか「すばらしい」とかいう感情を有無を言わさずひきおこすフォーマットになっているのである。
これはたとえば、韓国の自称慰安婦に引き合わされた高校生が、という形で容易に流用が可能で、こういう「物語」つくりが私はどうにも気持ち悪くてたまらない。

同様にして、日本のマスメディアは、いつまでたっても「物語」の生産をやめない。
津波後物語、放射線避難物語は大々的に進行中だし、真央物語、小保方物語のあとも、規模にかかわらずいろんな物語をメディアは垂れ流し続けている。
そこではみんなが、「期待したり」「わくわくしたり」「悲しみに我を忘れたり」「いっしょに力を合わせたり」「たまにはがっかりしたり」「決して忘れることができなかったり」して、懸命に生きてく、らしいのである。
感情は理解できるし、私もそう感じると思う。
しかし、反論しようのない感情的な反応を、有無を言わさず垂れ流すのが報道か?

読み物として売るならともかく、報道、が、「物語化」にあまりに無自覚で、もう、どうしようもないと思ってみております。
これを報道というなら、せめて、どの程度の学校がこのダークツーリズムをどのように行いどのような反応が得られているのか、きっちり取材して示したらどうなのかね、この機会に。「いいこと」だからって「ちゃんと行われているか」なんてわからないんだし。

精子提供者を探す子2014/06/12 22:55

「出自を知りたい」が、「認知しろ」になっていく可能性とそれに対する心配は、申し訳ないが考えないわけにいかない。
そこ、そうなるより前に、自分らの側から、クリアせんとあかんのではないですか。
このポイントを外して「ドナーになることを誇れるように」もなにもないでしょう。


http://news.livedoor.com/article/detail/8923613/
精子提供で生まれた子「提供者知る権利を
日テレNEWS24 2014年06月10日21時27分
精子提供や代理出産など第三者が関わる不妊治療について法制化に向けた動きが進む中、10日に都内で開かれた集会で、第三者の精子提供を受けて生まれた子供らが、「提供者の情報を知る権利を認めてほしい」などと訴えた。


貰い子じゃなく、とにかく自分で生みたいという女性がいるわけですね。少子化のさなか見上げた話ではあります。

私の知っていたアメリカ人の(ユダヤ系)大学教授は癌治療後、その直前に再婚した女性(ドイツ系)と子供がほしいといって、中国からw養子をもらってました。
自分たちの生きたあかしや文化を伝えるなら、血統はいらんねんなあと思いました。
家を続けるのに養子、なんて昔の商家じゃふつうにあった。実子が居ても出来が悪いから養子、てのも当たり前にありました。

ですので、こういう方法でパートナーなしに出産することを選ぶ女性について(これも想像です、念のため)家系というべきシステムが自分にないから、せめて血のつながりがほしいのかもしれないとは思った。血でつながってなければ育てきれる自信がないのかもしれないと。

そこまで大きい事じゃなく、子供ほしい、相手いない、精子もらって自分で作るほうが、養子もらうよりずっと、金で済む分手続きも社会的なやりとりも楽、程度の話のような気もします。

出自がわかったところで、とにかく子供がほしい母親と、子育てする気もなく精子を提供した(バイト感覚か子孫をどこかで残したいと思ったのかはわからん、そこが重要なのか?w)生物学的父親という図式は変わらんので、この、提供者を知る権利を求める人たちが、何を確認したいのかほんまのところわからんのですが、、、、
自分が、結果ではなく、目的であった、という息苦しさに耐えられんのでしょうか。

出自を知りたがるかたがたと、その母親との関係がどうなってるんだろうとも思いますな、余計なお世話ですけど。

鰻の枯渇 行った店 鰻2014/06/15 12:36

ちか定」 滋賀石山 鰻
あがり座敷には幼児連れもいる、庶民的鰻屋、鯉にすっぽんもある。
鰻尽くしに満足した。甘鹹い、地焼き。滋賀ですが琵琶湖の鰻では当然ない。


駅から歩きでは、かなりいきにくい。近在の家族連れが車で来るのだと思う。
予約する感じじゃないねえ、定食を頼む人がほとんどだしだらだら飲む店でもないので、混んでいても30分やそこら待てば何とかなりそうに思います。持ち帰り注文しておいてピックアップする人もいました。よい店よい鰻です。

梅乃井」 大宮寺之内 鰻
テーブルの並ぶ普通の鰻屋、出前もします。
江戸焼きというやや薄い身。濃い口醤油の甘くないたれ。いまどきまだ、まちなかでやってるお店は、がんばってほしいもの。




一時期おもての壁の「梅乃井」の「乃」の字がひっくりかえっていた。直されたんだが今回見たら、今度は「乃」の字の左側の部分がなくなってしまっていた。
クーラーはよくきいていました。

ところで、ここより上がったところの「大珉」、きれいに作り直して「馬仙山」になっていた。
前に、このあたりのことを書いたが、ほんまに移転してきたんか。
「いった店 1日3鰻あわせて5鰻 ほか 」
「「大珉」 大宮や西院の大珉がなくなったという噂だの馬仙山がどうかなったという噂だの(以下略)」

既出
能登」 琵琶湖の鰻がまた入り、楽しませてもらった。


鰻が絶滅危惧種に指定されるという。大切なことなので太字にする。

ニホンウナギ、絶滅危惧種指定へ 国際取引制限の恐れ
2014年6月10日08時01分 朝日新聞デジタル

あたりまえでしょう、乱獲もさりながら、こんだけコンクリ堤防や護岸で国土を固めて、水産資源もなにもあったもんではない

ウナギ、コンクリート護岸増えると漁獲減 東大調査  日本経済新聞
2014/4/16 11:34 
たぶん ↓ が原著。

ゼネコンどもはそれが仕事でやってるのだから、今後は、国土整備として、いろんな魚やら、貝やらが、生育できて、かつ水利も行える堤防や護岸をつくるように、研究も含め国が予算をふりわけるわけにいかんものでしょうか。
蛍が飛び鰻が住むような人口河川敷の技術を売りにしてほしいもんだと願うのです。特に、大き目の用水路レベル。これがコンクリなのが最大にいかんのではないの?
金になるならゼネコンとその下請けは、コンクリで固めるのとおなじだけの情熱でそれをやるでしょうよ。
15mの護岸壁なんて、国土を窒息させる気か。自然現象で人が一切死なないようになんて無理を馬鹿予算消費の名目にしてはいけない。
港湾整備にばかり金遣ってる場合じゃないだろう水産庁も。

弱小の環境省だけで何とかなるものでもないでしょう。国土交通省や水産庁と共同の計画であるべきなのに綱引きばかりしている。ここで調整するのが政治の役目と思うのですが。
ニホンウナギ:絶滅危惧種指定で環境保全の新指針へ
毎日新聞 2014年06月13日 11時02分
「今月から2年かけて全国の三つの河川で生息状況を調べ、寝床やエサ場の再生策、護岸改修や河道にせきを設ける際のガイドラインをまとめる。」

消費者の魚離れだけが水産資源の枯渇をセーブできるという、皮肉かつあほらしい状況になりつつあります。

しらすが今年多いというのは「昨年に比べて」であって、減少方向での波のなかには、きっちり収まっている。30年以上前は50トン以上とれていたものが、10トン前後でうろうろ。「少ない」と「特に少ない」の違いでしかない。
長期的なトレンドと短期的なゆらぎ
勝川俊雄公式サイト 2014-03-05 (水) 15:19

それにしても、再生不可能な資源をひたすら乱獲して薄利多売するのがそもそもいけない。
専門店はどんどん閉店しているなかで、コンビニや丼屋が、お安く鰻を大量にしかも土用に集中して売りさばくのは、ほんと、やめてほしい。
育ててるといっても、乱獲したしらすを囲い込んでるだけなのであって。

第19回 セブンイレブンの鰻の売上が他店に比べ20倍になる秘密
吉野家とすき家、うな丼を発売  2014/5/27 21:33 日本経済新聞


私は専門店でしか食わない。
ただ、京都にはちゃんとした専門店は少ない。
店先で焼いて売ってるのを買って帰って食うものだったのです。出前専門店というものもあった。
なもので、近所のスーパーに、もともと路面店やってたような魚屋が入ったりしている。そこで半助買って帰って葱と豆腐で鍋にしたりするのは許してください。
なるべく土用近辺には、食わないようにします。

レッドリストに載ったら、鰻屋に石投げに行く奴が出るんじゃないか。

集団自衛権問題に隠れた悪法2014/06/16 16:48

集団自衛権について、国民の理解を、といってる自民党の岐阜県連。まあアサヒの報道ですからどこまで本当かわかんないですが。

「自民岐阜県連「性急すぎる」 集団的自衛権で異例の要請」
森直由2014年6月15日23時58分 朝日新聞
「要請文は10日付。農協改革とあわせて、各議長に「国民生活に重大な影響を及ぼす案件であるのに、関係者と十分な議論を経ることなく、性急なスケジュールで検討が進められている。国民の理解得る形で結論を出すべきだ」と呼びかけ、意見書案を添えた。」

ひとごとみたいに「国民の理解を」なんていってるあたりがそらぞらしい。
この論法は、自分が反対の時に、いつまでたっても結論をださせないときによく使われる。いかにもアサヒっぽい。
とことん話し合って理解しあいました、なんてこの問題ではありえないのである。

たしかに国民の理解は重要であるが、こういう問題では、きっちりフェイルセーフと事後のフィードバックがかけられる運営方法をきっちりきめるのがまず基本じゃないのですか。

反対する人は、通るときのことを考えるのも拒否するから、通るとなると方法論ごと丸のみになってしまう
実際に選挙を通った政権のやることは、首相は馬鹿だとかアメリカのいいなりとか、罵詈雑言いって悦にひたってないでもっと現実的に考えたらどうなのだろうか。

今の時点で、もっとまずいのは、
1) 芸術性等の除外条件もなしに単純所持全部アウトつまり冤罪別件にしたい放題の児童ポルノ法
2) 冤罪防止方法と名誉回復方法のなんら明らかでないレイプ被害者匿名裁判法
これらのほうが、はるかに、地道なところから国民の生活をおびやかす。

フェイルセーフとフィードバックがぼかされているあたり、同じ精神で実は物事はうごいていると私は思う。となれば、ほかにも山のように、ええかげんな運営のできる法律がまかり通っていそうに思う。

1)は、あまりにポルノの指定が恣意的に過ぎる。検察は、未成年者がモデルならCDでもダメと言いだしたりしていて、モデルが未成年かどうかCGから判断するというアホらしい争いに発展しつつある。
検察の主張を覆した「ロリ系女優の貧乳」
2)は、行きずりレイプで相手を知らない犯人にわざわざ被害者情報を教えるのはどうかとは確かに思うのだが、それだけにきっちりした運用方法を示してくれないと、ある日知らない相手を犯したと逮捕されてそれで人生終ったんじゃどうしようもなかろう。

なににしても、身近なところでじわじわうごいているこういう動きにもっと敏感になるべきじゃないのか、人権第一絶対平和主義のみなさんは。
安保とか基地とかじゃなく、こういう地道なところから、大切な人権は浸食されていくのだよ。いやこれは他人事じゃなく本当に困ったことだ。

都議会の野次2014/06/21 12:58

都議会で女性議員がセクハラ野次をうけただのどうので騒ぎになっていて、イラクもふくめ、世界あちこちえらいことになってるのに、ある種牧歌的な日本の政治風景である。


女性議員のいままでの言動からして何か言われても仕方ないのどうのという向きもあるが、そういう議員であれば、なおのことやり返してくることぐらい考えなきゃいかんし、これは相手を舐めたのがまずいけない
自民が緩みまくってるということで、仕方ない薬ではないですか。自民党議員の発言にきめつけてしまって、もし違ったらごめんなさい。

それでまあ、思ったことを。

国会もそうですが、以前より、野次はひどかったでしょうしレベルもこれよりひどいものはいくらでもあったはず。
いちいち罰するというとどの程度のものを許すのかさて野次を許すのかという話にならざるを得ず、まあべつにそれでもいいけど、たぶん運営してるほうは「まあまあ」でするーしたい話でしょう。

システム的に言葉狩りになりかねない仕組みに期待するより、誰がどういう野次を放ったか、議会での野次の現状はどうなのかをきっちり報道するのが重要と思うのです。

発言中に突っ込む、というのは決して悪いものではないと思うので、すべての野次を禁じることには私は懐疑的です。
壇上と客席との間に知的なやり取りのある学術集会はいくらでもある。そこまでのレベルに達してないのが残念なのですが。知識人は最後まで相手の言うことを聞いてやりとりするんだという人もいますけど、議員がそもそも知識人であるという前提もありえんように思うし(笑
早い話、やじられて、きっちりそこで切り返すだけの知力もあればいいのは確かで、なんでも保護や禁止では退化しそうな

たとえば、「黙んなさい」(べつに知的な切り返しじゃないが)の一喝があって、その野次の歴とした内容と、飛ばした議員について報道があれば済む話。
報道はなにしとるんですかね。下品な野次を淘汰するのは、そういう阿呆はさらされるという積み重ねではないですか

この件では野次が馬鹿側ですが、壇上の議員側が馬鹿言ったらじゃあ野次もなしに大人しく聞くのかとも思うのですね
授業中は静かにするもんだという人もいるのですが、先生から教えてもらうという状況ではなくここは意見をやりとりする場なので、学校や幼稚園のアナロジーはちょっと違う。
あまりに馬鹿なことを言うのでひどいブーイングで途中で引っ込むなんてこともありえなきゃ実社会じゃないです。
全く野次もなしに粛々と議会が運営される方が私はこわいと思っています。仕方のない不純物です

なににしても、「自民党的運営」に反発もってるひとたちが、ここぞとばかりに声を上げているのが目立つ。
自民への鬱憤をこれぞとばかりに晴らそうという感じなんですが、こんな敵失、いくら突っ込んでも大した効果はないと思うのですがね。

あまり騒ぐと、結局議会の進行のためなにかと引き換えに振り上げた手をおろす条件をつけざるをえないが、自民の執行部はすでに個人の愚行で切り上げる準備してる。
つきつめたところでこの問題の発言議員が自発的に謝罪会見して、ついでに自民党がうちの議員が馬鹿言ってごめんねいろいろ自粛させますとどうでもいい頭を下げる程度のおちになることは目に見えている。
そんなものと引き換えに今後の円満な議事進行を野党側も了承するなら、自民にとっても実はいい話なんじゃないですかねえ。このへん私の予想はよく外れますw

なににしても、野次そのものは、どうしようという話にもなるまい。なぜなら、それを利用して相手にいろいろねじ込める道具にできるのが、今回の騒ぎで再確認されたからです。便利な道具になりそうなものはどちらも手放しません。

これで日本のイメージがまた、と心配する向き。この騒ぎは基本的には「日本の政治家が失言で叩かれました」ということです。失言する政治家はどこにでもいることは世界共通であって自意識過剰。
加えて、日本ではこの都議会議員レベルの男性はいくらでもいるんだから、日本の現実を知らしめたということでおわりです。


(2014.06.24.追記)

鈴木氏が謝罪して会派離脱、というオチになりました。

さてつぎは、塩村議員がいろいろこそこそいじめられるターンが始まるんじゃないですか。おじさん社会がおわったわけではぜんぜんないので

ついでに、今後は「ほめ殺し」タイプのヤジが流行るんじゃないかと予想しときます。

私の予想はたいがい外れますが(笑

いった店 大阪の鰻 食わなかった鰻 イタリアンや蕎麦2014/06/26 22:16

さいきん、食い物や音楽を、よくある分類ですが クラシックvsポップ トラッドvsモード  の2軸式に考えるようにしています。
今回はみなポップでトラッドですな。

魚伊 天五店」 天神橋筋5丁目 鰻
土曜19時過ぎていったが行列、胆焼きもう巻きも品切れ。八幡巻白焼き半身に、鰻重うざくセットで、ビールと燗酒、6K弱。
名古屋よりあっさりしたたれと焼き、出てくる流れもよかったし、いい店いいうなぎです。



20時過ぎても行列はあった。セット頼んで最後の果物食ってもあと、店内で待ってる客の前でえんえん談笑してるお年寄りのグループ、年取ると気づかんようになるんやなあと、失礼ながら思ってしまった。私のほうがあとで座って先に出たもんで。ま、こっちは一人だからね。
1980年ごろ、淀屋橋付近の北側の川岸に張り出していろいろお店があったのがどんどん整備されてなくなった、そこにもうなぎ屋があったように思うが、すでももうさっぱりわからない。淀屋橋に一艘のこるかき船にもいっぺん行って見たいとも、思いつつ。

べつにいちいち書くほどのことではないですが、、、
なか卯」に誘われていくことがあり、ここでも鰻をこの時期出すのですが、食わなかったぞ、というだけの話。カレー食いました。
牛丼チェーンの鰻に私は反対します。




なか卯、狂牛病騒ぎで牛丼がかわり、いまや牛すき丼。好みだろうが鹹くなる一方に思う。

こがん亭」 京都今出川室町下がる 居酒屋
こぎれいな店内、奥のカウンタほかテーブルいくつか、椅子はなぜかシングルソファで居心地いいです。値段も手ごろで、惣菜から焼肉までいろいろあるし、5Kもふつうに飲んで食えば腹いっぱいだろう。




一人で行くと出口近くのテーブルにひとりで座らされました。まだ余裕のあるカウンタでは、押し出しのいい男性と常連さんらしいお姐さんたちがきゃあきゃあいってた。
オーナー?の芦屋小雁を知らん(小説集「唐獅子株式会社」に一回名前が出たのを覚えているのみ)もので、その男性がそうだったのかはわかりません。
一人でも、ほかの客が気ならないとか、常連にからんでいける性格の持ち主なら、大丈夫。グループ数人でいって自分らだけでやるのでもいいでしょう。
店の前に車をとめっぱにするのは、関係者のマーキングかも知れんけど、やめたほうがええんちゃうかなとは思った。近所に Times もあるのに自分のかかわる店の邪魔してどうするんだろうかね、他人事に余計なお世話ですけど。

トラットリア イル-テゾーロ」 三条柳馬場
野菜ものが種類も量も少ない(野菜スープもこの時はなかった)ほかは、てごろなこってりトスカナ料理。アラカルトでできる。前菜とメインにワイン2合デキャンタで、5K前後で飲み食いもできる。しっかりした味です。伝統的庶民料理、モードの感じはない。




建物の奥にある階段を上がった2階で、喫茶店ぽい。細長い。カウンタの奥の空間で調理される。窓のほうのテーブルにいれば、だらだら過ごせそうで私的にはいい感じの店です。あまり出てこようともされない、シャイなシェフなのか?
京都じゃ、このへんの値段域が本領になるのかねえ。

ピッツェリア バール シンパティア」 北山
いつになっても京都ではびみょーな立ち居地の北山あたり。カウンタの向こうがわかりにくくいてはっきりと石窯とはわからないが、HPによるとそうなんだそうな。火力はガスかね。ピザはもっちりしてかなか美味いです。
ピザじゃないがっつり系一品も非常にいい。前菜は安めで少なめ。お昼のセット料金も安いと思う。女性の接客係(奥さん?)が非常によくやってる。




手打ち蕎麦 よしき」 富小路三条下がる
蕎麦は、もり(ふつうの二八かな?)、更科、生粉うち、の3種、太さはかえてありどれもちゃんとしていた。もりも更科もレベルは高く、うまいです。好みで言うと生粉はもっとざらざらして香りがほしいが、好みだからね。天麩羅が充実、私の好みほどかりっとはしてないが、すくなくとも小麦粉揚げではない。。蕎麦屋の流儀でもないので別に食うのがよい。
休みのない通し営業なので、昼なら時間気にせず、天麩羅で一杯やって蕎麦が食える。




斜め前の料理旅館は、おおむかし追いコンで何度かいったことがあった。まだ建て替えもせずに、あったのだねえ。



実際のお店とは関係なく、なんとなく思ったことを、、、、
それにしてもいまどきは、ピッツェリアやトラットリア、どこにいってもモッツアレラ-ディ-ブーファラがある。水牛のチーズである。
日本で売られてるその辺のものって、ほんまもんなんやろか?日本での生産量は少ないようだから輸入するしかないのでしょうけど、客が本物知らないなら混ぜ物するのが常道なので、どんなもんやろうと危ぶんでいます
ま、手前にはそれを認知する能力はないのだからわからないならそう思って食えといわれたらそれまで。
イタリアのほんまもんやからええとは、この長距離を考えると、限りませんし(泥沼思考)。