いった店 京都 ルーマニア料理 ホテルイタリアン ― 2014/06/06 19:37
「カーサアントアネッタ」 伏見 ルーマニア料理
チャウシェスク革命の時に10歳だったという女性が民族衣装でおられたり、ありがたいのですが、、、コースたのんだら、ルーマニアっぽいものが前菜にあり魚の部分はロールキャベツにできるにしても、、肉の部分で選択肢もなくふつうにフィレステーキが出てくるってあんた、、、、トウモロコシソース鶏肉がけとか、もうちょっとそれっぽいものがあるでしょうに。ふつーにれっきとした西洋料理コースらしいことができます、というのは、やりようとしてわかるんですが、場所からして、接待に使うこと稀と思うよ。
それなりに客は来てるようです。それっぽさを感じたいなら、高くなるけどアラカルトで食っておくのがよいでしょう。飲んでも1万しないと思う。
「La Locanda」 リッツカールトンホテル京都 イタリアン
もとホテルフジタ跡地の、鳴り物入りの金持ち相手ホテルです。鉄板焼きが25Kからというのでどんなもんやろうと思ったのですが、世界どこでも食えるイタリアンとなると、値段の比較対象がつまり世界になるせいか、高額店としてはいたってふつうの値段設定、コースは10Kから20Kくらいまでの3つに、アラカルトもある。低温調理肉みたいなモードもあるけど、基本トラッドで、接遇も悪いわけがなく、京都ではいい選択肢になると思う。席も多くて、直前でも予約が取れそうだ。
立ち上げ期の気合もあるでしょうし、1年くらい後どうなるか。昼のおばちゃん層をとりこめれば単体でも安泰、てその次元の勝負か?
年齢差のある2人連れが目立った。
仔牛のカツレツがあって、シェアメニュ、8Kで、でかい。写真は暗くて、なんだかわかんないですな。ソースのかかっていない正調ミラノ風です。追加シェアなら4人でもいける。
既出
「ショットバー 剣」 健在。いま調べて見たら食べログほかグルメサイトに軒並み不掲載であった。それにしても、この通り、静かになったもんだ。裏寺の、蛸薬師上がるです、念のため。
いった店 大阪の鰻 食わなかった鰻 イタリアンや蕎麦 ― 2014/06/26 22:16
さいきん、食い物や音楽を、よくある分類ですが クラシックvsポップ トラッドvsモード の2軸式に考えるようにしています。
今回はみなポップでトラッドですな。
「魚伊 天五店」 天神橋筋5丁目 鰻
土曜19時過ぎていったが行列、胆焼きもう巻きも品切れ。八幡巻白焼き半身に、鰻重うざくセットで、ビールと燗酒、6K弱。
名古屋よりあっさりしたたれと焼き、出てくる流れもよかったし、いい店いいうなぎです。
20時過ぎても行列はあった。セット頼んで最後の果物食ってもあと、店内で待ってる客の前でえんえん談笑してるお年寄りのグループ、年取ると気づかんようになるんやなあと、失礼ながら思ってしまった。私のほうがあとで座って先に出たもんで。ま、こっちは一人だからね。
1980年ごろ、淀屋橋付近の北側の川岸に張り出していろいろお店があったのがどんどん整備されてなくなった、そこにもうなぎ屋があったように思うが、すでももうさっぱりわからない。淀屋橋に一艘のこるかき船にもいっぺん行って見たいとも、思いつつ。
べつにいちいち書くほどのことではないですが、、、
「なか卯」に誘われていくことがあり、ここでも鰻をこの時期出すのですが、食わなかったぞ、というだけの話。カレー食いました。
牛丼チェーンの鰻に私は反対します。
なか卯、狂牛病騒ぎで牛丼がかわり、いまや牛すき丼。好みだろうが鹹くなる一方に思う。
「こがん亭」 京都今出川室町下がる 居酒屋
こぎれいな店内、奥のカウンタほかテーブルいくつか、椅子はなぜかシングルソファで居心地いいです。値段も手ごろで、惣菜から焼肉までいろいろあるし、5Kもふつうに飲んで食えば腹いっぱいだろう。
一人で行くと出口近くのテーブルにひとりで座らされました。まだ余裕のあるカウンタでは、押し出しのいい男性と常連さんらしいお姐さんたちがきゃあきゃあいってた。
オーナー?の芦屋小雁を知らん(小説集「唐獅子株式会社」に一回名前が出たのを覚えているのみ)もので、その男性がそうだったのかはわかりません。
一人でも、ほかの客が気ならないとか、常連にからんでいける性格の持ち主なら、大丈夫。グループ数人でいって自分らだけでやるのでもいいでしょう。
店の前に車をとめっぱにするのは、関係者のマーキングかも知れんけど、やめたほうがええんちゃうかなとは思った。近所に Times もあるのに自分のかかわる店の邪魔してどうするんだろうかね、他人事に余計なお世話ですけど。
「トラットリア イル-テゾーロ」 三条柳馬場
野菜ものが種類も量も少ない(野菜スープもこの時はなかった)ほかは、てごろなこってりトスカナ料理。アラカルトでできる。前菜とメインにワイン2合デキャンタで、5K前後で飲み食いもできる。しっかりした味です。伝統的庶民料理、モードの感じはない。
建物の奥にある階段を上がった2階で、喫茶店ぽい。細長い。カウンタの奥の空間で調理される。窓のほうのテーブルにいれば、だらだら過ごせそうで私的にはいい感じの店です。あまり出てこようともされない、シャイなシェフなのか?
京都じゃ、このへんの値段域が本領になるのかねえ。
「ピッツェリア バール シンパティア」 北山
いつになっても京都ではびみょーな立ち居地の北山あたり。カウンタの向こうがわかりにくくいてはっきりと石窯とはわからないが、HPによるとそうなんだそうな。火力はガスかね。ピザはもっちりしてなかなか美味いです。
ピザじゃないがっつり系一品も非常にいい。前菜は安めで少なめ。お昼のセット料金も安いと思う。女性の接客係(奥さん?)が非常によくやってる。
「手打ち蕎麦 よしき」 富小路三条下がる
蕎麦は、もり(ふつうの二八かな?)、更科、生粉うち、の3種、太さはかえてありどれもちゃんとしていた。もりも更科もレベルは高く、うまいです。好みで言うと生粉はもっとざらざらして香りがほしいが、好みだからね。天麩羅が充実、私の好みほどかりっとはしてないが、すくなくとも小麦粉揚げではない。。蕎麦屋の流儀でもないので別に食うのがよい。
休みのない通し営業なので、昼なら時間気にせず、天麩羅で一杯やって蕎麦が食える。
斜め前の料理旅館は、おおむかし追いコンで何度かいったことがあった。まだ建て替えもせずに、あったのだねえ。
実際のお店とは関係なく、なんとなく思ったことを、、、、
それにしてもいまどきは、ピッツェリアやトラットリア、どこにいってもモッツアレラ-ディ-ブーファラがある。水牛のチーズである。
日本で売られてるその辺のものって、ほんまもんなんやろか?日本での生産量は少ないようだから輸入するしかないのでしょうけど、客が本物知らないなら混ぜ物するのが常道なので、どんなもんやろうと危ぶんでいます。
ま、手前にはそれを認知する能力はないのだからわからないならそう思って食えといわれたらそれまで。
イタリアのほんまもんやからええとは、この長距離を考えると、限りませんし(泥沼思考)。
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