感想 映画 劇場版まどか☆マギカ2013/11/16 21:21

「アサヒスパドラ河原町」にいったら、たぶん時期限定のスペシャルメニュで、チキンハーフサイズというのがあった。




鶏半身の唐揚げというのが百万遍の居酒屋「樽八」にあっていいものだったが、ここのこれは半身のグリル仕立て、ちょっと時間かかる。店内でいちから調理してるなんて思うほど純情じゃありませんが(してるならすみませんが、肉の感じは冷凍仕入れの再加熱に見える)、とてもよいものです。子供も喜びそうだし(うちはもう大きいが)、定番として続くといいのですが。手をべたべたにしてむしり食うのが正しい食い方と思う。

時間があったので映画を見ることにして、その前にビール呑みにいったのでした。

で、そのまま MOVIX京都にて、劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語

あんなにきれいに終わったものをどうするんだろうと思ったが、そのきれいさが新展開に利用されたのでして、以下、一部ネタバレ注意。

もう一度。ちょっとネタバレします。すごく簡単には書きますが。
そうそう、EDクレジットが終わっても続きがあるから、これから行く人は要注意です。


世界を許す神様の誕生を描いたもとのアニメをどういじくるか、つぎにくるのは悪魔の誕生しかないと思ったら本当にそうだった。
はじめは、まどかのパワーインフレが起こる前の時期の話をはじめたのかと思いましたが、そうではなかった。ほむらの、絶望と開き直りの物語なのだね。
ルールにのっとったストーリー展開ではあるけど、予想以上に面白かったです。
過去のアニメの影響や引用もあちこちみられたのは、いつもながらに、日本のアニメの積み重ねというのか、分野内再生産というのか、、、、一部はもろビューティフルドリーマー。

神様を愛しすぎた悪魔が、神様とむかしのように仕合せにくらすためにこの世界を作った、その展開がしかも無自覚と自覚の2重構造になっていて、いろんな宗教論のネタにすらなりそうだ。

注目すべきは、すべてをひきおこしたトリックスターたるキュウベイが、もとアニメではぬるく放置されてたが、今回はきっちりぼこられたところで、あれですべてを許す観客も多いと思う。私はそうだw

戦場ヶ原さんが上映前注意のネタに使われていて笑いました。うといしダメ絶対音感もないものでほむらと同声優なの今まで気づかなかった。
シャフトねえ、、、