はっちゃけ太郎君の陛下凸に思う ― 2013/11/03 20:28
園遊会で山本太郎参議院議員が、天皇陛下に直メを手渡したという話。
非常識とか無礼とか政治利用とかいろいろいわれておりますな。いまさらいうほどのことでもないですが、感じたことを備忘しておきます。
「空気読めない」というのはむしろこの人の属性ですし、実害があったわけじゃなし、呼んでしまった以上はありうるリスクでしょう。
こういうところに押し出されては「位負け」していくのをみるのも一興です。
はやいめになんだかな人だということがわかったんだから、それでよかったじゃないですか。そんなもんはじめからわかってるという向きもあろうけど。
議員として招かれる立場にはあり、招いた側の責任問題にはなりそうもない。
警備側としては、むしろ、たとえば警備レベルを上げたり人選に口出したり持ち物検査をしたりする口実が増えるので喜んでるんじゃないでしょうか。予算も増えるかも知れんね。
そもそも議員なんだから、国権の最高機関たる議会で動ける立場です。
そこをすっとばして、自分の主張が優先的に扱われるべく、象徴でしかない存在に直訴するあたりで、あんた何考えてんのといわれるのは当たり前。
なににしてもこの件において、この、サヨクといわれるような人が、戦後憲法の御世においても、天皇の大権だとか、天皇に誓願すればなにかいいことがあるとか、議員の身で信じる人だったんだねー、という意外な(そうか?)事実があきらかになったのが味わい深い。まさしく天皇の赤子(せきし)であったわけです。
押したら物事が都合よく動くボタンがある、というお子様な政治感覚は、右左関係ないのですねえ。
ま、マスコミが騒がなければ問題がなかったはず、というのは、まったく独裁者感覚で面白かったけど。
by 稲亀石 [日常] [社会] [コメント(0)|トラックバック(0)]
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