規制を増やしたがる人たち2012/04/23 00:16

祇園の自動車暴走は、個人のパニックということで、あえててんかんに触れずにちょんになりそうですが、、、

この話をマクラにして、どこぞの眼科医会のえらいセンセが、「視野が狭いのに運転するのは危ないから更新のときに眼科受診を条件にしろ」とかのたまっているのを目の当たりにしてあきれた。

なにか事故が起こると、そうならないようにと事前審査を厳しくするほうに動こうとする。
権限を持った役人もそうだが、専門知識を持って検査の解釈をする医師も、なんやかんやいおうとするのは、どうにかなりませんかね。

世界は危ないものだし自動車も怖いものだが、だからって行為のハードルをあげていったら人間生活がどんどん成立しなくなる。結果として被害があればその被害に対して補償するしかないのであって、予防はどこまでいっても無理だよ。
規制にだってコストパフォがある。100%の安全なんてありえない。

事件が起こるたびに規制をもっときびしくしろと騒ぐマスゴミに、きっちり反論するフォーマットをそろそろ作ったらどうなのかと思う。
規制派の眼科医会えらいセンセは、いい人なんだろうと思う。自分の仕事の範囲で知りうる知見を持って、こんなにあぶないことは規制せんとあかんと善意で思っておられるのであろう。
どなたかこの人に、余計なお世話というものがあることを教えてあげて欲しい。アホみたいな規制にがんじがらめになりつつある日本で必要なのは、「規制してもどうにもならないのが人間で、人間は誤りを犯すものだ」という古来の常識です。いまの、免許試験場で行われるおおざっぱな検査で十分だろう。

もちろんそういう視野障害者に家族が被害を蒙ったらどこまでいっても追い詰めてやる。しかし規制は別の話と思う。
なによりも、国際免許との整合性くらい考えて、世界での自動車運転のありようからあんまりかけはなれたことはしないほうがいいのではないかね。ただでさえおかしな制度の多い国なんだし。