学会準備 野菜幕の内 Kenny's 京都2011/05/08 19:25

学会が近い。東京でこの時期学会をやることに論議はあるようだし、有楽町の国際フォーラムが建物として問題が出たというニュースもあったのですが、とにかくやるそうです。
部下の発表がエントリーしてある。思ったより発表慣れしてない。準備がぎりぎりになりそう。休みの日も病院にいってスライドファイル作成について相談している。


昼、新幹線に乗る前に駅弁を物色したら、野菜の幕の内があった。前からあったのかも知れんけど見たのは初めて。




コンビニに売ってる弁当はカロリー優先なのか肉類メインのものが多い。朝、ガテン系がたくさん買っていったりする。
駅弁も、コンビニ弁当まで「ぎとぎと」ではないことが多いですけど、たとえば米原「井筒屋」の名作商品でそこそこ野菜の多い「湖北のおはなし」にも、鶏照り焼きに鴨ロースが入っている。選択肢として、野菜だけのものがほしいとずっと思っていた。
この「やさいたっぷり幕の内」は、完成度は、その「湖北のおはなし」より落ちますが、たぶん力の入れ方が違うんでしょう。ともあれ、長続きしますように。

ひさしぶりに、
「Kenny's」 烏丸紫明 カントリーのライブハウス




あいかわらず団塊から上のひとたちが盛り上がっている。いいところだと思う。
40年以上、本業の傍らに歌い続けてきた無名(いや、知る人ぞ知るのだろうけど一般人は知らんよね)バンドたちが、永富研二さんと入れ替わりに週末のステージに立ち、同世代の客たちが盛り上がる光景はうらやましいの一言。
60年代生まれにはこういうものはないよね。カラオケでやれよということで、仕方ないかねえ。
永富マリさんはあいかわらず低めの太い声。つねに半音下がっているのは、これが持ち味ということなんですな。

ほか行ってみた店

「蕎味心真」 御所の西側、門跡町
蕎麦が売りですよ、というふうな店名で、店の感じはなかなかきれいな一品飲み屋。期待したんですが、その蕎麦は、ざるで食った限りは香り歯ざわりともに弱いように思う。好みではないです、ごめん。
店の前のふれこみも「麺と蕎麦」であって、手打ち蕎麦ともうたっていない。
昼は麺類メインの定食屋、夜は飲み屋として飲んだ後のラーメン代わりの熱い汁蕎麦やうどんを売りにしてるということか。マニアの蕎麦好きは相手する気ないのかもしれませんがそれにしてもな店名。
雰囲気もいいし、あるじも愛想いいし、よさげな一品はあるんだし、せめて普通の飲み屋の名前にしたらどうかと思うがそれでは客がこないのか。名前に引っかかってすまんのですが、どうにも気になる。
蕎麦というだけで客の集まる「蕎麦バブル」そのものがもう終わったという意味のことを、10年前に味禅のあるじが言ってたような。

肩の痛い日曜日 アサヒスーパードライ京都 柳月堂 京都2011/05/08 19:33

黄砂でくしゃみばかり。花粉が去ったのにまた一難。
と思ってたら黄砂はあまり飛んでないそうで、ではこの眼のかゆみくしゃみは何か?新しいアレルギーじゃなかろうね。

肩がいたい。医局で同室の整形の先生に診てもらったら、50肩じゃなくて頸椎のヘルニアだろう3週間は我慢といわれてもう3週間近い。腕はあがるのですが、脇をあげると激痛。クレー射撃にもいけない。いっておかないと射撃の実績がなくて、銃の更新に困るのですが、とても構えられず、パスした。

河原町あたりに出てふつうの本屋に行くというと、いまや、ジュンク堂と、松竹座あとの紀伊国屋しかない。紀伊国屋なんてネット通販で十分という気もするが仕方ない。
旅行ガイドを買う。ついでにコミックビームを探したがなくて、コミックバーズなんかを買ってしまった。

「アサヒスーパードライ京都」 河原町三条下がる
黒ビール、琥珀の刻、ともに地震で在庫なし。
サッポロラガーやエビス一部、キリンクラシックラガーが止まったのは知ってたんですが、アサヒも工場あったっけな。復活を祈る。
通常のスーパードライとか熟成のなんちゃらとかで、ビフカツをいただく。フィッシュアンドチップスぽいものもメニュに戻ったし、ハーフアンドハーフでやりたいのだがなあ、残念。




コミックバーズ自体は、あいかわらず好みではない。大東京トイボックスも、長いね。現実にリンクさせすぎると収拾付かなくなるんじゃ、、、

せっかくの日曜日だし(慣用句)、もうちょっとゆっくりしたいので、

「柳月堂」 出町柳駅前
鑑賞室は、けっこう久しぶり。チャージなんてとるシステムだっけな。
ここは、喫茶店と思うから、鑑賞室の外で上着を脱げだの雑音禁止だの全席前に向いた椅子だの値段だのにびっくりするのであって、コーヒーもでる、クラシックレコードコンサート会場と思えばいい。名曲喫茶がほとんど消滅したいま、難しいほうにあえて進化したこういう場所は他にはない。ロマン派以降の長い曲は禁止も健在。常連のワーグナーCD持ち込みは可のようです(笑
革のふかふかソファが2人がけのところに大々的に導入されていました。座って即死、眠ってしまって紅茶が冷めた。リクエストがかかるまで意地になって3時間以上。長時間いるとなんか背中が痛い。革のにおいが鼻をくすぐる。
知人をみかけたが、寝ているなと思ったらいなくなっていた。
音は、ここ10年近くはなかなかいい感じと思う。むかしは天井の空調の調子が悪くて水がふってきたもんだが、今はふつうの壁つけの空調がついてる。

柳月堂は、1階東側がパン屋になってる。西側はむかしはパチンコ屋だった。2階にいると、一階のうねりがなんとなく伝わってきたものだ。
柳月堂のマネージャ(パン屋の息子さん)は違法駐輪がきらいのようで、このへんは駅前なので違法駐輪が多いのだが、店の前の街路樹周りの植え込みにぽいぽい放り込んで山にしていた。 ↓ の写真の、木の立ってるところ。
そのうち、パチンコ屋をとうとう私設有料駐輪場にしてしまった。まあ目の前に公営駐輪場があるけどすぐに満車になるし夜は早いし役に立たんものな。




東隣(写真むかって左側)は中華料理チェーンの「珉珉」があったが、建てかわっておしゃれな店になってる。
西側の並びも、木屋町の飲み屋「上燗屋」のカフェだとかがきている。かって喫茶店が2軒ほどあってカレーがおいしかったり豆にこだわったりしてたと思う。いつのまにかなくなった。路地の奥の蕎麦屋(大山蕎麦 響)はやめたのか、気配がない。えーかげんな中華料理屋もあったっけな。
いまや小奇麗な飲み屋ばかりだ。 ↓ この写真じゃわからんけど。




行きもせずに文句言うのもなんだかですが、面白くないねえ。ま、前からやってたというだけの理由でだらだらお店をやっていけるご時世ではない。