白内障手術年齢2018/11/07 22:10

保険点数もきつくなってきたし、白内障手術する施設は、どんどんやらないと器械も気安く買えないご時世です。
手術しないほうが、結果的には楽かもしれない。

手術してる施設は、いや必要な人にやってるだけ、どんどん勧めるようなことはしない、などというのですが、、、
ほんまかいな、と思うわけです。

で、自分の医院について、白内障手術時の症例の平均年齢を調べてみた。両眼やっても症例として一件として計算しています。
男性 70歳ちょっと
女性 75歳手前

公的保険で手術する年齢としておかしくないと思います。

男性は、仕事をするのに早めになってしまうの、かなと思った。免許で2種とか大型とか。ごく若いアトピーの症例もあったな。

これがずっと若い施設は、視力出てもなんでもやってるんじゃないかと思う。60超えたらやったらいいという先生もいるが、保険財源を考えると、暴論でしょう。
公的保険による治療は、本人やその周囲の健康水準を維持して社会の生産性を阻害しないためのもんです。
体治してさっさと稼げ、または、稼ぐ人の邪魔するな、ということですからね

ところで、ここに多焦点眼内レンズというのがある。
老眼にも効くし、白内障手術年齢の低い施設は、これをやってることを理由にするかもしれない。
私自身の実感としては、あまりやりたがる人もいないのです。ひとつには公的保険がきいても、自費並みに高価いこともある。
先進医療としても、なんだかあつかいがややこしくなっている。
これを、一般の民間保険の「先進医療特約」が使えるから、といって勧めるのが、症例を増やすキーなんだそうだ。

言っちゃわるいが、それでたくさんやってるなら、これはバブルです。
今後見直しも入って一気にしぼむだろうという人もいます。
どうなることやら。

感想 ボヘミアン-ラプソディ2018/11/24 23:17

ほんとにどうでもいい感想です。

2時間ちょっとの映画で、手洗いとか眠いのとかどうやろと思ったが、気が抜けるほど、すんなり最後まで退屈しませんでした
手洗いも行かなかった。

フレディ-マーキュリーというか Queen は、死後にでたCD、‘Made in Heaven‘ しか、私はまともにきいてない。うすい人にはよくあることらしい。
むかしは KISS と区別ついてなかったのはさすがにアホと思う。

この映画のお話自体は、才能のある者の成功とありがちな軋轢に、「真実の愛」を求める自分探し居場所探しというバックストーリーを加えたようにしか見えなかった。
インド系移民、育ちの悪くない、でもゾロアスター教徒の父に認めてもらえない、出っ歯(本人より誇張してないか?)のゲイの苦悩がようわからんかった、設定だけでわからんとあかんのやろうか。エイズになる前から苦悩してるからエイズのせいではないよね。
なににしても、諸作品におけるその手の苦悩は、自分を許すことで解消されるもののようで、この映画でもそうです。

作中のフレディの、メアリーに電話したりランプを点滅させたりする描写は、異性にパートナーシップを求めるものというより、女学生が授業中に目配せしあって笑うシーンのように見えた。
これをもって「この映画において、フレディは孤独な少女だった」的駄文が書けそうにも思います。実際にそうだったとかいう話ではないですよ。
そこから、「孤独な少女」というのは一体どういうものなのか述べればさらに字数が稼げるかもしれんね。誰が稼ぐんかは知らない。

音楽就中ライブエイド、よかったけど、そっちへいくのが「愛と悲しみのボレロ」みたいやなあと(古い)。いや、見ていて涙が出たし、こういう感動のさせ方は、ありですわね。
画面がスタジアム上空からずっと降りてきて、観客頭上をなめて、ステージに上ってパフォーマーをアップというカットなしのシークエンスが違和感なくつくられる時代なのだなとしみじみ。
と、同時に、このライブエイドはオリジナルがしっかり残っていて、こないだからやたらようつべで見るのよね。音源にあわせてきっちり真似して挙動そっくりなのは、すごいとは思うにしても、映画の中ではここをクライマックスにするため最後の方ちょん切ってるのももろわかり。
つか、ライブは実物見てりゃそれで足りるのよね。
通して、もっと高音のきれいな人というイメージだったんだけど、というのは余計なことです。

役者ですが、、目がぎょろっとしてるわりに実物みたいな「イってしまった」感じがなくて、背が低いのは仕方ないにせよたっぷりしたマッチョ感もいまいちで、最後までなじめんかった。

久しぶりに、満席に近い映画館を見た。IMAXでの公開は日に一度だし、あとで知ったが命日の土曜であった。
それにしても観客みなおとなしいな、私自身はあちこちで体が揺れたり足を小さく踏んだりして自分なりにノッてたんですが。騒いでもいいという「胸アツ上映」はこの日どうやったんやろ。
レコード世代のジジババばかりかと思いきや、そこそこ若い客は多かった。隣の席の20台は、私の学生時代よくあったような、カビっぽい下宿生の匂いをさせていた。中身は一緒なんかね。
いつも似たようなもんなんやろね。松本零士の大四畳半ものをこないだから読み直しているので余計そう感じるのか。
私は松本零士はヤマトよりおいどんのほうが好きです。
いきなり話が外れます。999はなかなか苦肉の両立路線と勝手に思ってます。ワダチもよかったね、ラストはもう好きにせえよという感じやったな。