医療事故報道まとめ2010/09/02 11:34

そんなもんがするっとわかるだろうかというほかに、わかったところで結果に違いがあったろうかとも、、、、
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/news/20100831-OYT8T00053.htm
骨肉腫死亡和解へ 県、遺族に550万円 (2010年8月31日 読売新聞)
「同病院によると、長男は2005年1月、右ひざの筋力低下などで同病院を受診した後、貧血などの症状が悪化。同年9月、他の病院で骨外性骨肉腫と診断され、10か月後に亡くなった。」

感情移入のしすぎ。
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/08/20100831t23018.htm
培養器事故で受精卵5個成育不能 弘前大を提訴 青森の夫婦 2010年08月31日火曜日 河北新報
「原告側は訴状で「5人の子どもを医療事故で亡くしたと感じ、大きな精神的ダメージを受けた。病院側の不誠実な対応でさらに傷つけられた」としている。」

合併症はかならず起こります。
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20100901/CK2010090102000105.html
県立病院で医療ミス 40代女性手術で神経損傷 2010年9月1日 中日新聞
「椎間板(ついかんばん)ヘルニアを治療するために切除手術をした際、誤って近くの神経根を損傷。翌日に女性に説明し、9月の退院後もリハビリを続けたが改善せず、今年1月に執刀した主治医が完治は困難と判断した。」

後医は名医と、、、、あたりをつけて病名を当てて入院したらほかの検査はしづらいDPCにも問題はないか?
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2010090102000021.html
誤診、心臓病患者が死亡 稲沢市民病院 2010年9月1日 朝刊 中日新聞
「市民病院では肝臓など消化器の検査しかしていなかったことが判明。病院側は「心臓など循環器の専門医が診断せず、内科の連携が悪かったことは事実」とミスを認めた。」

経過がわかりませんが読んだままだと、若い患者の外傷後発熱当初に血培せんからと200万か、、、、なんかアホらしくなりますな。
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20100828ddlk23040253000c.html
医療ミス:西尾市民病院、高熱治療で後遺症 女性患者に和解金200万円 /愛知 毎日新聞 2010年8月28日
「市は「発熱した日に血液培養検査を実施せず、抗生物質の投与が遅れ、後遺障害を拡大させた可能性がある」と医療ミスを認め、損保会社に和解金200万円を支払うことになった。」

合併症はかならず「また」おこります。嫌なら医療をうけないこと。
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20100828ddlk12040208000c.html
医療過誤訴訟:5000万円支払いへ 船橋二和病院、患者側と和解 /千葉 毎日新聞 2010年8月28日
「男性の妻は「医師を信じて疑わなかった夫が哀れ。謝罪して二度とこのようなことがないよう約束してほしい」とコメント。」

見落としがなくってもかわらんと思う。そもそも「見落とし」で死んだんじゃなくあくまでも「がんの転移」で死んだのだと思うが。
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/niigata/100828/ngt1008280205000-n1.htm
がん見落とし患者死亡 がんセンター、慰謝料で和解 新潟 2010.8.28 02:05 MSN-Sankei
「同院によると、平成19年7月、放射線科医が男性の前立腺がんの状態を調べるためCT検査、腎盂(じんう)がんの可能性を指摘した。しかし、主治医は家族に「異常がみつからなかった」と説明。放射線科医からの報告書に主治医が確認したことを示すサインはなかった。」

全摘にしないから傷が問題になるんじゃないかと、、、、
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100827-OYT1T00846.htm
兵庫県立病院の医療ミス訴訟、県の敗訴確定 (2010年8月27日19時12分 読売新聞)
「同病院で子宮筋腫の手術を受けた際、執刀医の不適切な処置で子宮内部を傷つけられた。」

機械が悪い、でお気楽な対応。そこじゃないだろポイントは。
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000001008260001
医療事故死で賠償金1000万円 2010年08月26日 asahi-com
「当時使用していた血糖測定器が、この治療で使った有機リン解毒剤に反応し、正しい測定値を示さなかったことも原因の一つとみており、同病院は測定器製造会社にも負担を求めることにしている。」

http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=29876
「病院報告書重大な誤り」東京女子医大 女児死亡事故で地裁が認定 (2010年8月25日 読売新聞)
「松田典浩裁判官は「佐藤医師の過失が原因ではなく、報告書には重大な誤りがある」と認めたが、佐藤医師が報告書の内容を知ってから提訴するまで3年以上が経過し、損害賠償請求権の時効が成立しているとして請求を棄却した。」

まあ何で俺がというのはわかりますが、叙勲に影響するとか?
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/08/20100825t53029.htm
医療事故未報告「処分無効」教授の訴え棄却 山形地裁判決 2010年08月25日水曜日 河北新報
「当時、整形外科長だった教授について「執刀医師の説明を聞きながら事故の報告を怠った。患者との和解に時間がかかるなど、その結果責任は重大」と認定した。」「手術を担当したのは整形外科の医師。皮膚科の医師からの要請で、女性患者の皮膚と皮下組織を切除、縫合した際に血流障害が起こり、患者の左脚が壊死(えし)して歩行困難になった。」

救急やめろということですね。
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000001008260001
患者死亡 2300万円賠償命令 2010年08月26日 asahi-com
「翌日未明には急性心筋梗塞が疑われて別の病院に運ばれたが、6月1日に死亡した。」「判決は「男性患者に気管支ぜんそくの既往症はなく、受診した時点で急性心筋梗塞とみられる所見も存在していた」と指摘。「十分に問診した上で、その結果に応じて必要な検査を行うべきだった」と病院側の注意義務違反を認めた。」

どんな治療も将来の安全なんか保証しませんぜ。
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20100824ddlk15040076000c.html
提訴:県立がんセンターの「診察ミス」患者、1100万円賠償を求め /新潟 毎日新聞 2010年8月24日 地方版
「訴状によると、男性は05年8月、同病院で左手中指のつめ部分の腫瘍を切除。検査の結果、腫瘍は悪性ではないと説明された。原告は同年12月、左手中指のつめ部分から出血するなど異常を感じ、再び受診したが、消毒されただけだった。06年4月に再び手術し、悪性黒色腫と診断された。その後、転移が疑われ、07年と09年に左腕などを手術した。」

なかなか一方的な記事。これが「庶民目線」ということか?w
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1008230002/
イージス艦衝突事故きょう初公判、清徳丸の僚船「漁師の名誉守りたい」 2010年8月23日 神奈川新聞
「「事故直後に漁協で謝った海自側が、時間がたって反省が薄くなっているような違和感がある」と僚船の市原さんは今、感じる。「巨大なイージス艦に清徳丸が向かっていくのは自殺行為」。外記さんも納得できない。「検察は、プロの漁師としての2人の名誉を守ってほしい。そうでないと浮かばれない。海自側も組織や自分を守るという気持ちがないか、自省してほしい」」

録音された「おまかせします」にどこまで意味があるのかどうか。
http://mainichi.jp/select/science/news/20100901k0000m040141000c.html
稲城市立病院:9月から医師説明を録音 訴訟増加、背景に 毎日新聞 2010年9月1日 1時53分(最終更新 9月1日 13時30分)

非発症キャリアは非対象というのはまともと思うが反発は食らうでしょうね。
http://www.asahi.com/national/update/0901/TKY201009010148.html
未発症者は発症後に一時金 B型肝炎和解協議で国が提示 2010年9月1日11時6分 asahi-com

それでも田舎病院を維持しなければならない2010/09/04 01:57

知人眼科部長は公立病院に勤めている。市立なのだが、広域合併でくっついてきた僻地町村に、しょぼい総合病院があった。
広域合併というのは、交通通信の便のよくなった今公共サービスをまとめて節約しましょうということの筈で、そのしょぼい病院もやめてしまえばいいと思うのだが、そうもいかないらしい。
しょぼい総合病院を維持する事が広域合併の公約になってるらしいのである。しかも、べつべつの病院という扱いになるので、ものによってはどっちかに集約しておたがいにいききしやすいバスなんかの運用するなんてことはできないらしい。

知人の上司の市立病院の院長は、市長の直下ということになって、しょぼい総合病院の維持協力に努めねばならない。
合併前にすでに相当の医者は流出。どこの医大も医学部も、しょぼいところにほそぼそと出したがらないのである。昨今の医療情勢では、少人数病院ではまともな高度医療が成立しないのだから当然ですね。
そんな中、隣県の医大が手を上げた。大学で余ってる外科を10人かためてなら送ってやる、とか、眼科の手術だけならしにいってやるとか。

僻地ってのは年寄が多いのね。重要なのはまず内科、消化器や呼吸器や神経なのですな。そんなとこにただの外科医が10人うろうろしてもどうにもならない。整形外科じゃないんだし、骨折の相手はしないよね。
眼科にしても検査するORTなどパラメディカルもいないし、手術の尻拭いを本体の市立病院の医者ができるもんじゃない。そもそも医局も違うのだし、やりっぱなしじゃどうにもならない。

その後、眼科に関して言うと、どっかの僻地勤務の、かのJC医大出身の人がアクセスしてきたそうだ。卒後10年ほど僻地にいわれるまま回らないとすごい借金がかぶってくる、ほんとうは禁止された「お礼奉公」の、最近は「地域枠」とかいって解禁の方向にあるそうだがその本拠出身。離島に飽きたんだろう、とりあえずたてかえてくれるならその僻地病院にいってもいいというらしい。交渉中らしいので、知人部長からおもしろい結果をきいたらまた書きます。

田舎にはインフラがさんざん整備された。道路も通信もなんとかなるのだから、その上に近所に病院だの商店街だの求めてはいけない。都会にアクセスするためのインフラであって、道路が出来た時点で田舎にあれこれ設置する根拠はもう無い。極端な話、交通の便がよくなったのだから僻地に仕事があるなら都会から通えとなる。地域の文化も伝統もあったものではないが、これは国策からの当然帰結である。「交通の便がよくなれば地方が廃れる」のは昭和初年に柳田國男が喝破した。
そもそもおのれらの子供達自体がほとんど地元に残らないではないか。にもかかわらず、要求するのは自由であるにしても、田舎に住み続けてあれくれこれくれといっていては、この国の財政がもつはずが無い。
格差はあるのがあたりまえで、田舎は「都会ではない」のが特徴なのだ。日本国中東京にできるわけがない。嫌なら都会に住め、憲法上明記されている居住の自由とはそういうことである。

バラマキの小沢も、クレクレの管も、そのへんについて、インフラの整備にともなう国土の再編をまったく語らない。
自力で生きていける豊かな僻地、そんなもんはいまやまずない。年寄りだけのばらばらの集落をそれでも維持しなければならないというならそのコストを身を切って払う覚悟が国民にあるのか。
そうは思えんのに、医者くれとか、補助金よこせとか、署名だけはするのだよね。自治体の議員がそれであたふたするのは仕方ないとして、国会議員や閣僚はもっと広くみて、そのへんにきっちり引導を渡せるすごみがないとどうしようもないが、まあ、ないわな。

けっきょく官僚のいつもの手だが、時間切れすなわち僻地が死に絶えるのを待つのだね。で、死ぬちょっと前にガス抜きをする。最近では被爆者や水俣病患者にやってるあれです。
役人や僻地民自身のせいにはならないようにするのが重要。これからも当分、僻地にいかない医者がけしからんという論法でいろんなものが語られ、都合よく制度がいじくられることでしょうね。

ネパールキッチン サムジャナ 京都2010/09/04 21:05

息子がなぜかナンが食いたいと言い出した。
先日北大路を走っていてへえこんなところにと思ったネパール料理屋「サムジャナ」。高野のコジマのななめ向かいです。
店の人はネパリーズである。タムガスあたりの出身というおやじが出てきた。ずんぐりして地黒なので、シェルパ族かも知れないと思った。

この味つけなら、カトマンズの fast food restaurant つまり英語メニュをもっていて値段高目(プレーンナンが20ルピーもするような)の一般食堂にでてくる範囲に十分入る。てか、あちらのもっと安い店になるとダルバートかインスタントラーメンのチャウチャウしか食ったことないので比較不可。
モモはちょっと小さいかな。羊だか山羊だかのカレーがあり、肉はやや冷凍ぽかったが、ほかミミガーのカレー味煮つけもあるところをみるとそのへんは沖縄食材として仕入れているのかもしれない。
ナンはでかい。米原のモティマハルとどっこいで、ちょっと甘いのも似ている。4人で、カレーとナン1つづつに、チキン4pc、ミミガー煮付け、モモ、ビール3本で約9K.。

量が多くて死にそうになり帰宅後私も家内も30分ほど寝てしまった。
ま、香料やや少ないかもしれんが、家内は香料に弱いのでむしろよかった。また行くと思う。ダルバートがないのは不思議だけど日本人はまず注文せんでしょうしね。

ネパールのレストラン2010/09/05 21:40


昨日京都高野のネパリキッチンにいって、いままでに京都でいったネパール料理屋の中でいちばんカトマンズでのレストランによく似ていたのだが、現地のその写真を探してみた。

↓ カトマンズ、ディリバザールはシャルカールあたりの fast food restaurant です。たぶんそれなりに高い店、この写真見て家内は「昨日行った店の写真と思った」とゆーてました。ふいんき似てるのね。


↓ 中はこんな感じ。


↓ 食い物ですが、こんだけで200ルピーくらい。パニールカレーにナン、そしてモモ。


↓ メニュ。ほかのレストランでも英文メニュはこのフォーマットだった。


モモだけでほぼ100ルピー。ふたりで一皿これだけ食って出て行くカップルもいた(3つ上の写真の右テーブルの2人)。ビールは小瓶一本200ルピーほど。タメルあたりの観光客向け値段とかわらん。

↓ さらに安い店というと、カトマンズの街角にはこういう店も多い。外からそのまま入れる店。まあ兼飲み屋なんでしょうが。田舎の宿も入り口がこういう食堂になってたりする。


お昼にこういう感じの場所でサモサを買ったら1個6ルピーだった。
チア(マサラティー)は、10ルピーとられたがたぶん外人価格で、5ルピー程度だろうと思っている。食事のお代は不明。

京都の、サムジャナ以外のネパリ料理屋でいうと(勝手な偏見)、ヤクアンドイェティはそこそこひろびろとしてお高い感じ、ヒマラヤは薄暗い座敷飲み屋風、ナマステキッチンはこ洒落たバーみたい。雰囲気で使い分けるほどのネパールファンはしかし京都にはいるとは思えん。

これはどこのエスニックレストランにもいえることなのですが、日本では長粒米使わないので、あっち料理のご飯ものを食う気にならんのですな。日本米のダルバートなんて考えたくも無いのです。セットメニュならバスマティ米の出るインド料理屋があるとも聞いたがもっとふつうに出てほしい。
けっきょく妥協で私はいつも元田中の DiDi で、玄米で野菜カレーを食う。
烏丸今出川のイーサンはブッフェ形式ランチで香り米が出るのでよい。食いすぎるのでかえって行きにくい、って贅沢言い過ぎ。

禁煙大学2010/09/09 14:01

敷地内禁煙だけならともかく、入試要件にするとは理解不能。バイク免許取得は許さないという余計なお世話と現象面では等価ではないか。思いやり云々もイミフ。 まったくの独立事象だろうよ。
目先のきれいごとが好きで深く考えずいうことを素直に聞く子がほしいですうということかな。私立だからそれでもいいのか。

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/196031
薬学を志す者「喫煙はダメ」 崇城大 入試要項に明記 熊本市 2010年9月8日 00:14 西日本新聞=2010/09/08付 西日本新聞朝刊=
「「たばこを吸う人は入学させません」-。熊本市の崇城大学薬学部(学生数629人)が、来年度の入試要項に「入学者は非喫煙者とする」と明記した。」「薬学部は2年前からキャンパス内を全面禁煙にしている。しかし、学外での学生の喫煙については指導が難しい。入学時から薬学部生を非喫煙者に限定すれば「学外で喫煙した場合も指導がしやすくなる」として入試要項を改定した。」「薬学部の宮本秀一・教務委員長(54)は「喫煙は副流煙などで他人にも害を及ぼす。思いやりをもった医療従事者に育てたい」と話している。」

大学にのこるセンセイ2010/09/10 15:50

むかしの同級生によくできる人がいて、データも出して、内科系の大学病院医局で病棟医長までしていたのだが、司法試験をめざすといっていきなりやめるということがあった。
医療トラブルがありこれに関する院内組織も気に入らず、嫌気が差して自分で司法方面から切り込みたいということだったが、肝心のロースクールに落第してしまって、ずいぶんショックを受けていた。

大学というのは、いるだけで箔がつく一方で、まあいろいろなんだかなところなので、相当優秀ですいすいいく人でもなければ、しがみついて意地でも残る人しかいないことがある。状況がいいとあたりさわりのない人が増えるのだが、そこそこ出来る人は、そんなところで我慢しなくても別のところでもなんとでもなるわいと思ってさっさとおん出てしまう。おん出てじゃあ思い通りになるかというとそうでもないこと冒頭のごとし、ちょっと極端な例ですが。

上り調子の科だと、余裕があるからいろんな人がいることもできけっこう楽しいのだろうと思うが、いろんなものがきつくなってくると、教授を見渡しても、人徳業績兼ね備えたという人が少なくなってくる。
特に眼科に関しては、最近、なんでこんななんもない人が、ということが多いようです。どことはいわないが。そういうびみょーな新教授が増えて、その前の教授相手にバトルしたりしてた別の大学のそれなりに業績のある教授は、あんなもん敵じゃないとあなどってなんとなく「あがってしまった」ような感じになるのは不思議なもの。

が、本当にそうかね。
まともに業績も無いのに教授になるということは、それだけしつこくて政治的にも動けるということだから、正攻法の業績でなった教授よりはるかに敵として厄介じゃないかとおもうのですが、私は田舎病院からみているのでよくわからない。ま、大概の場合は教授同士なんて生ぬるい関係で終始するのでしょうが、学会での群れつくりからはじまり企業や科研費といったお金がどう絡むかということで。

とある田舎県の公立医大で、学長選が行われてA大学出身の教授が選ばれたのに、B大出身者を中心とする理事職連がいろいろ理屈をこねてけっきょくB大出身者が学長になった。これは訴訟になったがA大学系教授は負けたまま退官、しかも在職中に、B大系の先導で知事を巻き込み、僻地対象にという名目でその教室と同系統の科を第二医局として立ち上げるということがあった。B大系の学長は「A大系は学内から抹殺する」と公言した由、すごいですな。
あまりひどいので、基礎出身の名誉学長が、おまえら政治ばっかりやってないで研究しろよとたしなめたら、B大系学長、自分らは研究なんか好きじゃないし政治しかやることないのですとのたまったそうな。ここはその名誉学長からじかに聞いた。
そこまで正直だと立派、といっていいのか、いや立派なはずが無いのですが。

警察の立ち入り検査2010/09/11 00:01

猟銃をもっているといろいろ厄介。書類とか非常に多い。
佐世保の事件後とくに厳しくなって、うちのあたりじゃ、銃の登録の更新時、保管状況を立ち入り検査することになっている。
で、先日、そのはずだったので、仕事を早く切り上げて有給にして無理やり帰って16時から自宅で待機してたら、、、、

だーれも来ないまま17時になってしまった。
公務員がアフター5にくるような予定を立てるとは思えないので、近所に買い物にいくことにして、いきがてら所轄警察の担当課に携帯かけたら、銃砲担当で今日16時ころにすると私と電話で話して決めた若手署員、休んでると。「頭から飛んでしもたんですねえ」と電話の向こうですまなさそう。
まあそういうことはあるだろうが、こっちも仕事をそうそう休んでられない。どうしたらいいかまた連絡してくださいといって、スーパーで最近ちょっと気に入ってるくじらのコロの薄切りを買って帰ると、家内が開口一番、「いまからいきますけどいいでしょうかと警察から電話があった」と。
ああ、かわいそうに、とりあえず担当じゃないひとが残業で回されるんだなと、くじらをあてに飲むつもりだったビールを我慢して約30分、迷ってるんかねと思いながら表に打ち水してたら私服の初老署員が到着した。弾薬保管庫と銃保管庫をみせて、手間もかからず検査終了、いわれていた写真も撮らなかったが、必ずしもいるものではないのでという。ちょっと拍子抜け。 いや、銃弾も確認したし保管庫のサイズも測っていったし規定どおりにすることはしたんでしょう。

まあ形式が整うのがまずは必要なんだし、これはこれでOKなんだろうけど、形式的な規制を厳しくすることに犯罪防止上どこまで意味があるのだろうかね。犯罪は人間が人間である限りなくならないし、事故も銃が銃である限りなくならないのだから、なんかあるたんびに形式的な規制を増やすのはいいかげんやめてほしい。
無意味な仕事に人手がかかる。人手=お金なのだから、仕分けはそこからするべきだろう。

医療事故報道まとめ2010/09/12 01:01

http://mainichi.jp/area/aichi/news/20100910ddlk23040193000c.html
新城市民病院:医療過誤の男性患者と2150万円支払いで和解へ  /愛知 毎日新聞 2010年9月10日
「同病院によると、04年6月2日に市内の当時30代の男性会社員に腹腔鏡(ふくくうきょう)を使った胆嚢摘出手術をした際、胆嚢管だけ切断すればいいのに、誤って総胆管も切断。手術後、男性が腹痛を訴え、総胆管が切断されており、胆汁の流れが悪くなっていることが判明した。開腹手術で総胆管を接合したが、男性は退院後に腹痛を伴う胆管炎をたびたび起こすようになった。このため、時間外労働や出張などができない状況という。」

http://mainichi.jp/select/today/news/20100909k0000m040121000c.html
医療過誤:医師を書類送検へ ワイヤ抜き忘れで、岐阜県警 2010年9月9日 2時30分 毎日新聞

↑の続報。こうしてまたベテラン医師が消える。
http://mainichi.jp/area/gifu/news/20100910ddlk21040080000c.html
木沢記念病院の医療過誤:医師書類送検 院長、謝罪と経緯説明 /岐阜 ◇遺族「再発防止策を」 毎日新聞 2010年9月10日
「山田院長によると、医師は、男性に抗がん剤治療を行うためのカテーテルを静脈に装着する手術を施したが、カテーテルを患者に合わせて切る際、中に入れるガイドワイヤも一緒に15センチほど切断してしまったという。」「山田院長によると、医師は悪性腫瘍(しゅよう)だけでも年間200例を執刀するベテランだが「もうメスを持つことはない」と話しているという。今月で同病院を退職する。」

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20100909-OYT8T00040.htm
腰椎手術金属ピン残す (2010年9月9日 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20100907-OYT8T01163.htm
床に患者転落、足骨折 公立高畠病院 謝罪、200万円賠償へ  (2010年9月8日 読売新聞)
「40歳代の看護師が一人で患者をベッドからストレッチャーに移したが、転落防止の柵を片側しか上げず、逆側から患者が約80センチ下の床に転落した。」「患者は同日、脳外科のある米沢市立病院に搬送され、治療を受けたが、2月1日に亡くなった。」

http://mytown.asahi.com/areanews/ishikawa/OSK201009060098.html
県立中央病院で医療事故、9千万円で示談 県が議案提出 2010年9月7日 asahi-com

http://www.sankei-kansai.com/2010/09/04/20100904-043229.php
肺がん発見遅れ 遺族が逆転勝訴 大阪高裁(2010年9月 4日 08:39)産経新聞
「判決理由で塩月秀平裁判長は、担当医がエックス線検査で肺に陰影を認めたのに精密検査や経過観察をせず、その後陰影が増して悪性が強く疑われても対応しなかったと指摘。」

http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/chiba/100906/chb1009061916004-n1.htm
小学6年にワクチン誤接種 袖ケ浦市 2010.9.6 19:14 MSN-Sankei

とんでもない疫病を隠してはやらせていたような記事ですな。耐性菌も日和見も防ぎきれるものではないし、正体がわからないうちから大声で触れ回りはせんでしょう。院内感染自体はめずらしいもんじゃなし、いちいち報告なんかしてもなにができるわけでもない。珍しい菌とわかってからさわぐことさわぐこと、、、、
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100904ddm041040143000c.html
帝京大病院:多剤耐性菌9人死亡 報告遅れ、対策後手 「散発的」と楽観 毎日新聞 2010年9月4日

医療に不信をもつのはともかく、呪術がもっと信用できるというのはどういう根拠があるのだか。
http://www.asahi.com/health/news/TKY201009070514.html
助産所の1割でホメオパシー ビタミンK2与えぬ例2010年9月7日23時33分 asahi-com

漢字じゃなく日本語そのものが問題なのだから少々手直ししても無意味。
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20100906-OYT1T01199.htm
外国人看護師 試験の見直しはまだ不十分だ(9月7日付・読売社説)
国と国の約束で受け入れを決めた以上、漢字を読めないことが障壁となっている現状は、政府の責任で改めなければならない。引き続き改善策を探るべきだ。

どこにいっても、実情の把握と報道は難しいものだということにしておきましょう。
http://www.chosunonline.com/news/20100907000062
【コラム】日本で見た本当の救急病院の姿 記事入力 : 2010/09/07 15:06:00 朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

現場スタッフは悪気もなくやってたことでしょう。口実があったら人間はいくらでも他人を踏むということ、しかも意図的に。
http://rocketnews24.com/?p=46043
ラ王CM撮影で山を封鎖し登山者激怒!日清「ご迷惑をおかけして申し訳なかった」2010年9月7日ロケットニュース

医者が人を噛むと記事になるのですな。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100909/crm1009091305014-n1.htm
「起こし方悪い」と警察官に噛みついた泥酔の医師を逮捕 2010.9.9 13:05 MSN-Sankei

後医の名医合戦やねえ。
このケースで、どの程度救命できたかは問題ではないのではないか?おかしくなった時点で一報いれるというあたりまえのことをしなかっただけでアウトだろう。なんだよBプランて。
医者の「あのときこうしていれば助かったはず」という証言は医者自身を理不尽に責める理屈になって戻ってくる。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/100910/trl1009101350011-n1.htm
【押尾被告 裁判員5日目(7)】「病院なら100%、救急隊が駆け付けていれば9割近い」医師は高い救命率を提示 (1/4ページ) 2010.9.10 13:49 MSN-Sankei

見出しでは原則受けるような印象だが「出来る範囲で」というなら決定権は受けるほうにあるし、無理という理由で受けなくても問題にはならないはずだがどうなりますかね。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/250200.html
心肺停止患者を診療所受け入れ 夕張市が確認(09/09 08:58)北海道新聞

猪強っ。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/100911/dst1009111044003-n1.htm
猪突猛進、JR1時間半立ち往生 兵庫 2010.9.11 10:44 MSN-Sankei

しん 居酒屋 京都2010/09/13 22:48

「いしい」がなくなりっぱなしなので、もうちょっと騒がしい店ですが。
メニュは多いしそこそこ人数も入る、ちょっと覗くとつくりがチェーン店系列みたいに見えるけど、実は基本的に家族経営でなかなかいい居酒屋、よく流行っている。もともとは魚屋さんらしい。奥のカウンタむこうで、きびきび料理が出来ていくのをみるのは気持ちいい。
もとが魚屋といいつつあまり魚食わんのだが、クジラフライも食いやすいし、これにすじ肉豆腐で腹いっぱい、ビール2杯いれて3Kちょい。酒は、T酒店仕入れの満寿一や金鶴があり、最近は不老泉もあるようですが、あくまでも食い物にあわせて飲む店と思う。
カウンタ、となりでは焼き松茸してた。むかしアンコウがぶらさがってるのをみたことある。東京だったら行列で入れないんじゃないかね。

綾小路の東洞院かいわいより東は多種多様な店があり、いつもながらずいぶんな激戦区と思う。近辺オフィス街かつ繁華街が広がるのだからいくらでも客はいそうに思うが、流行る店は流行るし、がらがらの店はがらがら、そのへんが東京との違いか。あっちは、場所がよければしょうもない店でも、通りすがりでとりあえず人はそこそこ入るものな。

医学生が進路をきめるとき 特殊例2010/09/15 01:14

おなじ眼科の、知人たちの話。

卒業前に専門をきめんといかんかった時代の話
マイナーならゲロみなくていい眼科、メジャーなら新生児が好きだったので産科、で迷った知人は、締め切り15分前に紙を投げて「表が眼科裏が産科」とつぶやいたそうな。で、表が出たので眼科にしたといっていた。彼の同級生は、前日山に登って夜景をみおろしながら科を決めて、翌日事務に届けた15分後に気が変わって別の科にしなおしたそうな。科をきめるなんてその程度のもんやといっていた。

別の知人が最近なんかの用で教授にあったときのこと。
眼科は最近入局者が少ない。科としての勢いが違うからなあとふつうに思っていたら、教授は「2ちゃんで眼科が多いと書かれて、H大に50人とかいうありえん話が書かれても、知らんもんはふうんと思ってしまうのだ」といってたそうな。
そこまで素直に信じ込んでそんなもんでネットユーザーが医局選択の主方向をきめるわけないよ、それでそんなに減るわけも無いし、しかし教授もあれみてるんだなと、おかしかったそうな。
私がきくところでは、すくなくとも5年ほど前は、暇な教授たちはけっこうみていたらしい、最近は知りません。

さらに別の知人が以前、大学で助手してたころ、実習のときにある学生が、将棋で身を立てようかと思っているというのをきいて「医者なんてあとでなんとでもなるからやりたいことやったらいいじゃん、それでだめで医者になっても今更教授になりたいなんて思わないでしょ」といったそうな。言われた学生は結局棋士になって、先日タイトルをとったらしい。ただしこの話、うろ覚えで、そう思っただけで実際には言っていないかもしれないとも言っていた。歳食うと思ったことと言ったことの区別がつかないそうな。まあ本当だったら面白いけどそんな話はそうそうないわね。

この時代、「いい」医者になるモチベーションは、医者になってからもたらされるのだと思います。