いった店 京都フレンチ 大阪蕎麦 ほか2013/06/23 15:28

「ビストロ スリージュ」 京都 出町柳 フレンチビストロ
こじんまりしたビストロ。すべてアラカルト、一皿 1.5K-2.5K 程度。種類多いがつくりおき感もない。量も大きく、呑むに適したしっかりした味で、グラスワインの選択もある。テーブル4つほどにカウンタがあって、一人でも浮かないが、ペアでいくか数人の女子会に向いた感じ。よいビストロ。混んでるので、特にいきなり複数で行くならちょっと遅い目がいいと思う。予約しろという話w




内装について語るなら、にぎやかなドールハウスの奥で腕を振るうシェフ、ってな感じ。サーブはちゃんとしてるが、気が回りすぎることもあるよう。まあお気楽に。

「プティプランス」 京都 松ヶ崎 フレンチ
工繊大の南の住宅地、1980年頃に開業。むかしの喫茶店みたいな感じですが改装したばかりできれいです。「星の王子様」が入り口などにかざられ、店内にはビートルズの写真があって音楽が流れるあたり趣味全開。シェフの好みかマダムの好みか判らんがこういうのがやりたい、んだろーなー。「アットホーム」売りなのだと思う。




ランチは2K程度からのコース肉も魚も、日替わりのみか。ちょっと味濃い目、美味しいとは思ったが、ソースを食うようにかスパゲッティつき。サラダもミニサイズ。洋食屋ぽくて、値段は高くはない。
ご近所のほか中高年の常連らしい人たちをみかけたが、こういう店ってどういう経緯で常連になるんだろう、逆算すると20歳台のデートコースとしてこういうのは昔はありだった、かな。もっと高価くてしっかりフレンチやってるらしい夜行かなきゃ、これ以上はわかりません。

むかしの喫茶店と言うと、深泥池南の喫茶「池」も廃業した模様。ビフカツ食ったと思ったが画像がみつからなかった。

「総本家 更科」 大阪 新世界通天閣近く 蕎麦
大阪での本家ということらしい。更科蕎麦としておいしいとは思う。店がなかなかに匂うようなクラシックな大箱です。むかし一時期天婦羅モノの表示に紙が貼って隠してあったが、このへんがドラマネタになってブームになった以来そんなことはない。ほんとに寂れてたんだろうねあの頃。




ふたむかし子連れでアメリカから UA に乗り帰国時、エコノミーだったのがなんでかビジネスクラスにアップグレードしてくれた。いまの個別ベッドソファ型じゃなくせいぜい椅子がゆったりするくらいだったが、そのときにおとなりに座られた方が、大阪のN電機のおそらく次期社長相当の方であった。
1歳児がときどきぐずって申し訳なかったのだが、話をしていると、その会社の応接室に手回し蓄音機のコレクションがあるということで、羨ましかった。
蕎麦の話になって、おすすめの店として上記「更科」をいわれたのですね。で、まあ、このへんで蕎麦食うならこの店にしている。ええかげんなきっかけです。
ちなみに。田舎蕎麦系についてはミナミあたりの「出雲」とかいう店のことをいっておられたような気がするが、こちらに入った事がなく店の名前も不確か。

名刺渡されて、これ店頭でみせてください安くしますよと、しっかり営業されました。
当時日本橋に数軒の店舗があった。「モグラ館」「クラゲ館」などと称して売るものをかえていて、日本橋がふつうの家電を売る町としての最後の頃。
Mac の Powerbook Duo 買ったのですね。売り場の兄ちゃんがまた癖の強い人で、当時最新スペックの8倍速だかのCD-ROMユニットの話を得々とされた。
その後その兄ちゃんは店でみなくなり、店自体もみななくなってしまった。N電機はどうなったのか、手回し蓄音機のコレクションとやらはどうなったのか、ときどきぼんやり思い出す。