医療観光(笑 金持ちをちやほやし慣れてない医療に可能か?2010/04/18 16:01

日本の水はおいしいといってつれてきて法外な値段で水道水を飲ませて儲けるというビジネスモデルですか。そういうもんの現場責任者させられる医師の扱いはどうなるのか、トラブル時の対応はどうなるのか、ぜひ教えてほしいですね。

まじめに書くと無理と思う。日本では「金持ち相手の高度医療」が一般的に成立していないからである。こっそりやってるところがあるのは確かだがそういうところがわざわざ外国人に手を出すとも思えんし。
保険診療してるところで金持ち向けにいまさら別部門つくるのって大変ですよ。六本木の医療コンシェルジェとやらだってとっくになくなったし、それを外国人向けに特化してつくるって、できるとは到底思えん。
まずまともに国内の金持ち向けに自費でシステム作ってみたらどうか、無理だろうけど。京都で言うと某社のカリスマ経営者だって眼科の医療は京大で保険でうけたんじゃなかったっけ、又聞きなので不確かですが。保険と自費のあいだに質の違いがないんだからそりゃそうだろう。日本で金持ち向けに施設つくったって、遊ばせるわけに行かないからけっきょくそれは保険診療に使われる。日本の保険医療は、底辺でもそこそこまともだが、トップは、外国人の医療観光に開放できるほど広くも高くもない。

公的医療保険が日本みたくインフラになっていないところでは、医療はサービス業で、金出せばいいものが手に入る。それがほとんどの世界での現実で、それを金持ち外国人に応用すればいいのだからパラダイムシフトはない。
しつこいが最後、端的にいうと「金持ちがおおっぴらにいい目にあえるシステムになってない日本で医療観光なんてナンセンス」ということです。
金持ちアジア人はふつーにシンガポールかタイに行くと思う。言葉も通じるしね。

http://www.tokachi.co.jp/news/201004/20100418-0005092.php
「医療観光」北斗が検討 2010年04月18日 14時44分 十勝毎日新聞
中国などアジアの富裕層をターゲットに、十勝の高度な医療技術と豊かな観光資源を組み合わせた「医療観光」の事業化に向けた動きが加速しつつある。社会医療法人・北斗(帯広市稲田町、鎌田一理事長)が最先端の医療機器を活用した検診・治療ツアーの具体化で関係業界と検討に入った。「医療観光」は観光庁も本格的に推進しており、医療サイドから十勝ブランドを発信して地域貢献を目指す。