お客様政権2011/05/10 20:49

菅総理の政権ですが、けっこう長持ちするかもしれない。

理由は、「自分に対して補償を請求されないことに徹して」いるからです。

震災後おもてだって被災者を動かそうとせず。わざわざいうと、その費用は誰が出すとかなにかあったときの責任はとか言いかねないご時世。現場に放り出して、見事に逃げました。
浜岡原発もしかり。「やめたほうがいいんじゃないの」というけど命令はしない。しかしこれをしたことで、なんかあったときも政府はいうだけいったというアリバイを作ってしまった。

この人は心底クレーマーなんだと思う。だから、逆に、致命的な文句をつけられないようにするにはどうしたらいいかよくわかっている。

これ式にやるなら、徹底的に現場に責任を丸投げしたら面白いのですが。もうなってるって?w

いうまでもないがこれは、「現場」「組織」「企業」「統治機構」がしっかりしてるからできることです。政府が国をひきいるのではなく、国の組織を、政府が、あとで文句いわれないようにあちこち叩いてその拒否反応で動かしていく方式ですから、あくまでも自分たちは「お客様」、なにかまずいことがあっても、「仕方ない」のでしょう。

まともじゃないとは思うけど、ここまで開き直ったパターンの政権はなかったと思うので、どうなるかは興味がある。国民が政府はあてにならないと思ってしっかりするかな。いっしょに泥沼に入っていきそうな気もする。
なににせよ私の予想はよく外れますからその程度のこととして。

ちなみに、このタイプで小さいのが「橋下知事」と思う。
わかりやすい争点で票を引っ張るのだが、全体像がきれいにみえない。この人も脊髄反射でやってるんじゃないか。
「ボランティア休暇は認めない」にしてもそうだ。自分の部下と考えれば、「被災地の支援は大切だから有給扱いにするよ」という態度は立派だし、被災地に対して非常な「売り」になると思う。「いいことしにいくというなら自前の金でやれ」というのは、筋が通ってるように見えて、組織から疎外されたクレーマーの理屈だろう。せめて知事として「よその自治体のことを考える金はない」といえよ。