行政の熊対策についておもうこと ― 2025/10/31 10:58
どんどん熊が市街地に出てきて犠牲者も増えて、自衛隊を要請とか警察が対応とかいう流れにあっというまになってきた。
自衛隊が、ゴジラじゃないが熊の相手を直接するイメージのひともいたようですが、、
そもそも自衛官は自衛であれ戦争がひとつの存在目的ですけど、戦争というのは、殺傷は手段の一部であって相手を制圧できればいいので、ルールも何もない投降も降伏もない野生動物を駆除するのとはわけが違う。
だいたい、自衛官だからっても、狩猟免許もってて有害駆除の登録しないと、現行の法律では熊の駆除できないんでないですか。駐屯地に熊が出ても猟友会に頼んでるんでしょ。
熊の対策に狩猟免許というと銃のことをすぐ考える人も多いけど、罠も本州だとそこそこ有効な気はしますけどねえ。有効な箱罠高価そうですが。
きのう報道見てたら狩猟免許取得の数自体は増えてるグラフが出ていて、銃所持許可は減ってたし、狩猟でも罠猟の免許が増えてるんと思う、前に講習会に行っても高齢の農家らしい人らが罠猟のとこにいっぱいおられた。
これから熊対策に狩猟免許とるってもライフルまで10年いるのにと笑う必要はない、それまで罠やればいい。まあ、有害やってたら5年くらいでフルライフル許可出してもいいんじゃないかとも思いますけどねえ、散弾銃猟やって10年というのは法律制定時猟友会側が出した年限条件で、公安の方は5年でなくてええんかと訊いたとききました。
けっきょく自衛隊は、罠設置などの後方支援になるようで、これはまあ、熊相手の箱罠なんて重いし、仕掛けた人が高齢で死んだらそのまま放置になるのがすこしでも防げるでしょう。
警察官にライフルを持たせて熊の駆除という話も出てきた。
これも、市街地に出てきた個体への対応でしょう。
民間ハンターはもう公安とか信用してない(何かと理屈つけては銃免とりあげる)からそれはそれでいいとは思います。
でも、境界領域で熊相手の巻狩り繰り返さないと、まだ人間領域に出てきてない熊に対する人間からの圧にはならんから、人間襲うとか出てくるのとか、なかなか減らせないと思うんですけどねえ。そこまでやる予算や余裕があるんやろかと思ってみてます。
そもそも警察官はハンターとしては猟友会に近づかないことにふつうなってて、なんでかというと実際に狩猟してるとちょっとしたうっかりもあるし、そこで警察職の人がいるとそれを法的な問題にせざるを得ないのでお互いに不幸なんですね。狩猟時、弁当食ってるよこの車のなかの銃身が見えてるだけで警官が問題にして所持取り消しになったという話なんかもよく流れてきます。
警察官ライフル所持者たちが自分らだけでやるならまあお互いにルールで縛りあえばいいでしょう。
猟友会と一緒にやるとなると、町中の緊急駆除ならともかく、ふつうにいっしょに山に入ってとかいうことがあるようだと大丈夫やろかという気しかしない。
つか、猟友会員、オブザーバーでついていってばんばん警察官にダメ出ししてやってほしいw 当然駆除にならないww
その一方で、、、
ハンターがいままでずいぶん世間や行政に叩かれてきたけど、いまになって活用とかいうのも笑えますが、猟友会のほうも、広くみられる有害駆除の敷居の高さとか、そら銃持ってうろつくねんから人間関係とか信用とかいうのはわからんでもないけど、ほとんど利権になってるとしか思えん構造はなんとかしたらどうかねえ。
なににしても、いまの熊に関してはもう「災害」というしかないものですが、こういうものも含めて対策するのが「防災庁」の構想じゃないかとは思ったり。
ただ、だからって自衛隊とは別建ての災害対策実働組織つくるのは、日本にそんな金もまわせる人もいない気がする。
by 稲亀石 [社会] [コメント(0)|トラックバック(0)]
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