映画ブラックスワン 町は警官うろうろ 京都2011/05/15 20:26

高校生の娘の人が、映画にまた連れて行けとおっしゃる。「アンノウン」はどうかとかいう。

ここのところ娘の人と行った映画は「シャッターアイランド」「インセプション」と夢と現実がようわからんという映画が続き、「ツーリスト」で誰が誰だかわからんという映画だった。「アンノウン」だと誰が誰だかとおなじよーな路線になってしまいそうだ(見てないので偏見)。
週刊ビッグコミックスピリッツ連載の「昴」新編で、ちょうど白鳥の湖やってるので、「ブラックスワン」にしたいというと、えらく嫌がる。じゃんけんで「ブラックスワン」にきまり、「アサヒスーパードライ」で昼飯をたらふく食わせて、Movix京都へ。

たしかに、父親が高校生の娘といくもんではなかった。今は反省しています。しかも結局「夢と現実が」のパターンになるので、「シャッターアイランド」「インセプション」との違いは、ブラビがいないことぐらいか。
映像についての手間は面白かったが、プリマできる程度に狂わせないといけないから脚本も演出も難しいなあとは思いました。

その後、娘の人は新京極を下がっていった。
私はだらだら三条を歩くが、警官が目立つ。




こっちの警官とあっちの警官をいっしょに撮ってみた。




写真としてはぜんぜん駄目なのだが、どうも目をつけられたようで、私をやりすごしたあと後ろをついてくる。
面白いので目の前で三条通り通常車道を突っ切ってみせたら案の定追ってきて職質、免許の名前住所をひかえられました。この情報はどういうデータベースにどんなふうに入れられるのだろう。
「多いですね」と警官のことをいったつもりが、「葵祭りですから」と流された。「ここの横断で交通事故もありましたから注意してください」って、べつにそれで職質したわけじゃないだろうけど。
三条から川原におりて北上。
川原は自転車の走れそうな道の両脇に芝生。むかしきれいな石畳で、それがきたない石畳にわざわざ敷きかえられて、今はまあ、ましか。





二条上がる、ホテルフジタのあたり、おおむかしはみそぎ川の両側に何も生えてなかったのだが、今はずいぶんな街路樹と植え込みです。なにもなかった30年前の様子は、そのころの銭形平次をみればわかる。

どの橋の下もホームレス対策されてる。昭和50年代なかばまではやはり鉄条網処理されていて、その後バブルのあとまでは橋の下に、そういう意地の悪いものははなにもなかった。
つまり、橋の下にしかいられない人を気にする必要がなかったのは、せいぜい10年のことだったのですな。

花粉症もなく黄砂もゆるいので、ひさしぶりに外出が楽です。
しろつめぐさが一面に生えていた。馬が喜びそうと、馬なんか知らないのに思った。



ちょっと暑い昼下がりであった。出町あたりのベンチで本読んで、うたたねして帰った。
キーボードとフルートで勝手に演奏会やってるが気にならないくらい寛大な気分になる、いい天気。



鴨川条例までは、桜の時期に限らず休みとなるとデルタでBBQする集団がいて(たぶん毎回同じ連中だったと思う)このあたり臭いが体につきそうだった。川原で火を使うなというのは私は好きではないが、あの状況ではこの場所に関しては仕方なかったかと思う。

あと1ヶ月、梅雨までが、むかしはほんとにいい季節だったんですが。