稲亀石の、田舎目医者日記

敷地は旧８号線に面してはいるものの、ちょっと奥まった建物で、車で走っているととても見つけにくい。道路に出た看板はむかしここにあったらしい茶道具屋かなんかのままだし、建物についた店名は地味すぎて、しかも入り口すぐよこのシャッターはしまりっぱなしなので、余計店が目に入らない。
中は広々とした空間で、カウンタと４人のテーブルのほかは、ソファのセットが３つ。安いのか趣味なのかわからんが余裕ありすぎ。ちょっと趣味っぽい絵本とか、コミック「聖おにいさん」単行本とか、いろいろ狙ってるんだろうと思う。メニュはカウンタの向こうのでかい黒板に書いてある。
まあドリンクほか品揃えはふつうですけどね。
カレーをいただいた。店名にもかかわらず、キーマカレー１種のみ。かなり甘い。食後になんでかクッキーと日本茶をもってきてくれて、熱い茶なもので口の中がちょっとひりひりし、ああ、ちゃんと香辛料はきいてるんだなあとは思ったが。
チェーン店じゃないカレー屋でかつ日本風のものがなかなかない地域なのでがんばってはほしいです。米原のほうにはネパール人のインドカレー屋があるらしいが、本格的なものなら都会に行けばもっと選択肢があるにきまっているので。こういうご当地日本の味のカレーというと、静岡の唐瀬街道の「インド」が好きでした。

来年はじめまで日記を休みます。