手術 ― 2010/03/09 23:34
若手の、網膜剥離硝子体手術につく。どこを押したら見やすくなるのかわかってなくてもたつくことはなはだしい、内視鏡も使いこなせない。白内障もして2時間強かかって、みていて疲れた。
あたりまえだ。彼は黄斑部のちょこちょこした手術にはそこそこ慣れたが周辺部まで身を入れて処理する手術は初めてだからだ。
どこまでやればいいのかわかるまでまだしばらくかかるだろう。まともな才能がなければ、どこでやめたらいいのかわからずいつまでもいじりつづけるだろう。
こういうことは、実体験で学ぶしかない。つまり、目の前の患者が体験素材ということである。申し訳ないがつねに目の前の患者は新素材であって、医師が未熟なうちは戸惑うことも多かろう。いや、歳食っても、戸惑うことが少なくなるだけで、なくなることはないわね。
経験値の高い医者でも新人でも保険点数はかわらない。
そこそこの経験があってかつ若手を指導する医師の本音で言うと、この事実が、おしかけてくる患者を、若手に向ける口実になるのである。つまり、値段は変わりません、医師の質のの違いは公的保険制度ではないことになっていますと。
自分でやったのは、Hotz術(久しぶりだわ)のほかは、21歳の白内障、28歳のトラベクロトミー、32歳の経強膜網膜剥離手術。なんでみんなそんなに若いんだよ今日は。
あたりまえだ。彼は黄斑部のちょこちょこした手術にはそこそこ慣れたが周辺部まで身を入れて処理する手術は初めてだからだ。
どこまでやればいいのかわかるまでまだしばらくかかるだろう。まともな才能がなければ、どこでやめたらいいのかわからずいつまでもいじりつづけるだろう。
こういうことは、実体験で学ぶしかない。つまり、目の前の患者が体験素材ということである。申し訳ないがつねに目の前の患者は新素材であって、医師が未熟なうちは戸惑うことも多かろう。いや、歳食っても、戸惑うことが少なくなるだけで、なくなることはないわね。
経験値の高い医者でも新人でも保険点数はかわらない。
そこそこの経験があってかつ若手を指導する医師の本音で言うと、この事実が、おしかけてくる患者を、若手に向ける口実になるのである。つまり、値段は変わりません、医師の質のの違いは公的保険制度ではないことになっていますと。
自分でやったのは、Hotz術(久しぶりだわ)のほかは、21歳の白内障、28歳のトラベクロトミー、32歳の経強膜網膜剥離手術。なんでみんなそんなに若いんだよ今日は。
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