日本の「おもてなし」2022/11/28 09:10



城崎に蟹食いに行った。蟹は堪能した。
上は、夜の城崎、ちょっと遅いとほんまだれもいない、温泉街の賑わいなんてどこにあるのか。

泊まったのは、このエリアで、ふつうの旅行サイトではトップクラスに高価い目の宿で、今回で3回目だが、ここでも、家内のアレルギーあるものをいってあるのにちょこちょこそういうのが出てきていちいちかえてもらわねばならない
家内はもう面倒だからよけて食うというんですけどね。

世界の富裕層向けの高価な宿が日本になかなかないという人がいて、自分が富裕層とはさらさら思わないけどそういう富裕層を相手にできるサービス人材は日本に富裕層向けの宿をぽこぽこつくれるほどいないんじゃないだろうかどうだろう。
ここでもその程度なんだし。

知ったフレンチレストランオーナーは、北陸のどっかの一泊30万のところに泊まってました。そういう金額の部屋って、旅行サイト見てもたまにしか見ないのですね。
京都のザリッツカールトンはスイートでもない普通の部屋で30万というのがある、こういうのがどこのリゾート地にでもないと本物とは言えない
今回いった旅館も、蟹がからむのでふたりで16万とかになるんですが、逆に言うとまあその程度。
城崎は外湯メインで部屋に温泉引けない時点で、富裕層相手には上限がありそうな気はする。富裕層が部屋に源泉かけ流し欲しがるのか知らんけど。

どうも、日本が外貨を得るにはどうしたらいいのかこないだから考えてるとこういう発想になります。

海外からの旅行者にたいする接客というと、海のむこうからきた「マレビト」を祀る感覚がまずないですかね。その次に、お遍路さんの接待。
そもそも日本の「おもてなし」というのは貧乏人を安く(下手すると無料で)貴人のように接客すること、だろうと思う。「功徳」に属するもんと思うのですよ。お仕事として本当の金持ちのわがままを相応に金取ってしっかり満足させてやることでは、一般的にはないのだろうと思う。
どっかには金持ち向けのものがあるんだろうけど私らレベルの目には届かない
目の前を金持ちや貴族がふつうにうろつく社会ではないのだね。


そういうのがあかん方にいくと、欧米では富裕層が未成年に相手させるパーティというのになる。エリザベス女王の殿下とかがやり玉にあげられてたやつ。キューブリックの「アイズワイドシャット」もその辺がネタでしょうか。
未成年の舞妓がえらい目にあったとかいうのが日本でのその一端かもしれんが、今どき奴隷差し出してええ気にさせるのは表につながる場所でやるのは危なすぎる

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