観た映画 Barbie など2023/09/18 21:13

シン仮面ライダー」
Movix京都
それなりの客の入り。伝説的な作品のリメイクとしては、この、ふつうさは、ちょっと、たいしたものかもしれない。もとの設定自体が無理無理なので、もうええやんというか、いまどきお話として違和感ありまくり。しかし仮面ライダーだから仕方ない。これ、どこでどこまで売れるんでしょうか、というのが最大の疑問。

聖地には蜘蛛が巣を張る
Uplink京都。イランのネタだが撮影はヨルダン。こういう場所ならこんなもんやろという感じ。

きさらぎ駅
尼プラ、けっこうよくできた胸糞な話。

テイクシェルター
尼プラ。「基地外の妄想かと思ったらやっぱり予知夢でしたテヘリ」かい。

 「クローバーフィールド
尼プラ。怪獣そのものじゃなく右往左往する人間たちをメインにというのは日本でもあったと思うが、まあ面白いと言えば面白いけど怪獣そのものの魅力なければただの大災害パニック映画なんやな当たり前ですが。

青いカフタンの仕立て屋
Uplink京都。お話としてははやいうちから先が読めた。子孫につながらない生殖行動は集団とか社会のしめつけがきつすぎることで増えるバグという偏見をもつに至りつつある。だから個人ではどうにもならない。

俺たちに明日はない
DVD。クラシックとなるだけのことはあるちゃんとした映画。エバーグリーンという感じじゃないが、つまり作家性自体は高くないんやろな

ジュリア(s)
出町座。このsは複数形。軽い事前情報で想像したそのまんまの映画。「塞翁が馬」を映画にしたかったのはよくわかる。最後に全員どっかに集まるかと思ったらさすがにそれはなかった。こういうひねり方はヘプバーン主演「いつもふたりで」を思い出させるねえ。みんな考えるけどあえてやらない、感じか。

インディジョーンズと運命のダイヤル
movix京都。新作のドルビー版は観客十人もいなかった。ちゃんとみられる出来だしご立派、ですが、もうええやんなあとも思った。デジタル若返りは、表情も体のキレもイマイチだけど知ってるからそう思うのであって。4作目見てないのはほぼ問題にならず。歳食ったハリソンフォードって、「もう若くない男」しかできなくないか(暴言 その年齢にふさわしい重さ(気のせいであっても)がないような気がする そういう演技か、というのも含む。

インディジョーンズ クリスタル・スカルの王国
DVD。マリオン?息子?で、こっちもちゃんとみとこうと思ったが、テレビでかなりの部分見たかな。どこまで広げる風呂敷ぞ、といったところか。このつぎはたしかに時間を超えるしかないわな。

君たちはどう生きるか
movix京都。庵野さんは同一分野再生産やりまくったが宮崎さんはもっとストレートに大々的に自己再生産しまくってけりつけたんやなあと思うなど。総集編か。いままで、つじつまがあわないのは締め切りのせい(千と千尋なんてあきらかにそうだった)と思ってたけど、今回は締め切りは問題にはならなかったと思うので、たんにつじつまのあわん人なんやろなあ。宮崎アニメにしてはあたらしいモチーフというのは、母親が死ぬことを知っても主人公と若い(神隠し時の)母親がリアルにもどっていくとこかなあ、よくあるといえばよくある でもそれを使いたかった、というのはなんか意味あるんだろう。

アフターサン
uplink京都。過去の映像が、その過去の状況(回想)にはさまれ、あいまに現在が混じる。その現在が殺伐としている事しかわからない。それにしても「少女である」というのは一度限り回収不可能なたいへんなリソースなのだねえ。

世界でひとつの彼女
DVD。ちゃんとオチてはいないけど、きれいにまとめた、ありがちなSF。

つばさ
尼プラ。無声映画末期のもんですが、トップガン最新作に至るこの手の映画の要素は揃ってる。空中戦はがんばってる、実機なんかねあれは。クララ-ボウはかなりのぽちゃやったのね、「 it」 はもう覚えてない。

ロブスター
尼プラ。基本設定はわかる。こまかい設定に穴がいっぱいあるのはともかく、なんで最後に春琴抄になるのか理解できない

ゴジラモスラキングギドラ大怪獣総攻撃
DVD。演出も特撮もちゃんとしてる。脚本もそれなりにそれっぽくできてるのに、なんでなのかこの今更感というのか袋小路感というのか。役者は仕方ないにしても。

さらば愛しきアウトロー
DVD。レッドフォード、悪くはない、ぬるいけど。イケメンは老けるとギャップがすごいな。設定の73歳にすら見えない。

サスペリア
旧版 DVD。あちこちたぶんテレビで見た。いかにもでお手頃、ラストが胸糞でもないし、照明が赤っぽいのもいい。辻褄は気にしない

マリグナント
DVD。それなりによくできた、スプラッタ。ホラーというには筋がそこそこ通っているから見てるうちにどんどん怖くなくなる。オチも穏当ですけど実際の場合この主人公終生隔離するしかないんでないか。

ミッドナイト・スペシャル
DVD。救世主ものかと思ったらかぐや姫であった。「上の世界」の都市らしいものが、新都心再開発の竣工予想図に見えた。

オオカミの家 同時上映:短編『』」
uplink京都。むかしなら京大西部講堂自主上映でやってた感じのもの。こういうひたすらイメージで押していく感じのコマ撮り多用映画はすごく久しぶり、途中眠くなるのも懐かしいが、かなり政治的な読み方ができるのがなんとも。共同体を無視した個人主義の持続不可能性というのか。

Barbie
movix京都。出町座のカサベテス特集と迷ったが、島田虎之助がカサベテス観たいだのアイドルはあかんだの書いてて、シマトラは漫画はいいけど書くことはたいがいおかしいので、これもアイドルかと思って観に行った。アイドル映画とは言えんけど。
冒頭「2001年」のパロディで笑う観客皆無。知らんのだろうなあ今時はもう。
そこそこちゃんとした映画だった。いろんなものをすっとばすのは仕方ない。オトすのに苦労していた。
主演がアン-ハサウェイにしか見えんかった
バービーのいないケンがいつまで自分を保てるのか疑わしい。セックスは男にはファンタジーだが女には岩盤リアリティなんだと思うなどした。。
世代を超えて持続する社会集団は女性を円滑に分配するシステムを持つものだとも思った。いいとかわるいとかは言ってません。


甲斐荘楠音展2023/03/02 19:14

甲斐荘楠音展に行った。




映画資料が多く、時代劇がばんばん作られて衣装に予算が降ってきた時代は着物業界も良かったろう。生活に和服も生きていた。映画人も和服業界人も祇園の上客だった頃の話。

この人のよく知られた絵は目の周りが異様に赤い。厚塗りだから酔って赤いのではない。
まあ魔性っぽいのだが、昨日から花粉症でこすりまくって目の周りの赤い私は違う方向に感情移入するのだった。

でかい未完成遺作が二つあった。
若いころは、やり残しがある人生は後悔があるんじゃないかと思っっていたが、すべてやり終えるなんてより、いつまでたってもやりたいことがあって終わらない方が死ぬまで楽しいんだろうと思うようになったのは齢のせいか。

映画感想集2023/01/14 18:49

昨年8月以来、映画館で見たもの。uplink京都が多い、

ボイリング・ポイント/沸騰」  キャパ越えて仕事なんかするもんやないなあというどうでもいい感想しか出ない。いやキャパ越えんと、自分のキャパはわからんのですがね。90分全シーンノーカット撮影という手法は、ビデオの記憶容量がもつだけ録画できる今の時代には、フィルム限界の15分おきにカットで誤魔化すヒチコックの頃より可能なだけに、いろいろ厳しいと思う、料理も出すしようやったね。バードマンのノーカットはすごいと思ったけどあれは合成だし。
アプローズ、アプローズ! 囚人たちの大舞台」  関係者には悪夢だろうが、囚人たちが役者に目覚め「ない」のがええんやろな。
NOPE」 いろいろ政治的に正しいのだろうが黒人俳優のイキリがちょっとうざい。頑張ってお話をつくってる。いまどきビジュアルもたいしたことないし、ブレットトレインのほう観たらよかった。
ギャング・カルテット 世紀の怪盗アンサンブル」 もともとフィンランドで人気の原作があるそうで、その辺知らずにいきなりみてもふうんとしか。国民的人気者が国境を越えるのは難しい
Wanda/ワンダ」 リアル70年代アメリカの殺伐としたインディー、カサヴェテスに通じる雰囲気。もうどうしようもないなあという感じしかしない。

ホームシアターでみたもの。
プラダを着た悪魔」  アン-ハサウェイにもメリル-ストリープにも感情移入できるようつくってあるのはえらい。将来に悩む女子大生あたりにウケるわけやなこれ。
オリーブの林をぬけて」  「そして人生は続く」のさらにメタ的続編。いいんですけどね。若くて無学で貧乏な男が勉強好きの女子に半分ストーカーになるんですが、自分も字を読めるように勉強する、となんでいえんのかなとは思った、そういう男の恋、なのはわかるけど。
シカゴ」 「プラダを着た悪魔」でアン‐ハサウェイと父親が見に行った設定だったので、手持ちにあったから見たが、このDVDは歌のほとんどが訳が付いてなくて面白さが減る。どんな映像でも作れてしまういまとなっては正直ミュージカルという形式は舞台でみたいものだし、薄着の女が踊るのを見ても何も思わないのですが、オチはぬるいながらよいものではあった。
テネット」 絵面はなかなかすごいけど、ほんまにこれで矛盾がないのかようわからん。まあ矛盾のないタイムトラベル(逆行ですが)ものなんかないし、映画だと否が応でも最後まで連れていかれるからなあ。あと、安売りDVDははじめにいっぱい広告が入ってうざい。
ファミリービジネス」 安倍元首相が、映画監督になりたかったとか、自分のやってることをファミリービジネスだとか言ったらしいんでみた。人間性の問題を「愛」の問題と登場人物が一方的に言い散らかしてるのがおかしいようには思う。ただ、地位そのもので食うもと貴族富裕階級と、仕事を渡り歩くビジネス層のあいだで、自分でやっていくだけの「家業」をもつ旧中間層に関する欧米社会の思い入れはけっこう強いそうで、その「家業」を犯罪行為に持ってきたこの映画はパロディとしてそこそこ「刺さる」らしいのですな。
永遠の子供たち」 デルトロの映画は数作しか見てないが、たいがいあっち側にいってしまう。いってないパックリムもあったけど、実はあれもあっちにいってたんかな。
パラサイト」 同名のものはあるがこれは原題「The Faculty」で宇宙からの侵略ネタ。20 年前ぽいつうか、いきなり巨大化するけどどこからその質量と思うし。途中までボディスナッチャーやけどあとはそれなりのパターン。それなり楽しくはあった。 
あの頃ペニーレインと」 70年代にありもしない郷愁をかきたてられるような2000年の映画。ペニーレインとの距離感が若者。最後のモロッコ行きは、おとぎ話にしたかったのだろうと。自尊心は大切。
フォレスト・ガンプ」 いまより単純だった世界の総集編。
運動靴と赤い金魚」 致命的なこともおこらない、いい映画じゃないか。
真夜中のカウボーイ」 都会に出てきた、層には刺さるんだと思う。つまり都会の子にはウケないと思うがどうか

ビフカツと顔見世2022/12/08 20:49

川端四条の「菊水」の2階でビフカツコースをいただいた。

一階は待ち合わせに使ったりしたが、クラシック洋食の2階ははじめてと思う。
丸太町東洋亭がビルになり京大楽友会館レストランがなくなったいま、こういうむかしながらの古風な(といっても窓はアルミサッシだけど)クラシック洋食店は貴重
町中洋食(キッチンゴンみたいな)とはちょっと違うしね。




一階ででるビフカツはみるからに冷凍で衣へろへろでした。前の記事です。

2階のはひたひたの油でそれっぽく仕上げた感じ、見てないけど。叩いてないけど歯ごたえしっかりした赤身なのでよろしいかと。
ブラウンソースは家内のオーダーのボルドー風ビーフシチューと共通。ボルドー風ってほんまにそうなんですかね、ブフブルギニオンではないという程度の意味じゃないでしょうね。




ここにきたのは顔見世をみるためであり。




三部構成だと特に後のある部はでかい仕掛けできないのか、座り込んでずっと喋ってばかりで聞き取り悪い私には辛かった。
「松浦の太鼓」ってのはバカ殿コメディですよね、と確認。

ところで幕間に手洗いに行ったら、女子だけものすごい列。右側に男子トイレもあるんです。
女子トイレ、ユニット自体は多いようで回転も速い。
家内も間に合うかと思ったらわりとはやく帰ってきたが、男子のほうは外に出るほどの列もなく、つまり生物特性としては違うんだなあとあらためて思ったり。



感想 CODA あいのうた 出町座と商店街2022/08/02 23:32

出町座で「CODA あいのうた」を観てきた。
ネタバレします。




映像の空気がなんとなく北欧だが、なまりのある英語だしカナダと知ってなるほど。学校でのいびりも薄い。
父母兄は聾で、唯一健聴者の妹という、ヤングケアラーに通じる家族の話だが、ものわかりよくて、思うに任せないところがいろいろぶつかるにしても、結果的にはなかなかハッピーな展開​。いや、とことん自分の都合を通すもんはおらんので。
ちょっとリアルにひねったら収拾つかんからこれは仕方ないか。
セックスについてところどころあけすけだけどエロはほとんどなく、いまどきなら、高校の映画鑑賞会に使えると思う。人間関係は粗野なところも多いけど健全
歌いながら手話するとかちゃんと見せ場もつくっていて、まじめなつくりです。嫌いではない。

そういえば類似のパターンの家族でずっとおぞましい「山の焚火」というスイス映画があったな​、いまはない六本木シネヴィヴァンで観た。
「山の焚火」は、 尼のDVDレビューみても、自然がいいの豊かなドキュメンタリーだの平和なことが書いてありますが、何言ってるのか、ヤングケアラーの近親相姦の話だろうが。
そのなかで、死んで冷え切った両親が、棺のなかで、ぶつぶつわけのわからないことを語り始めるシーンがある。リンチの「イレイザーヘッド」でオーブンされた鳥が足をきゅうきゅう動かすシーンがあるのが連想されてしまう。なんか宗教的なもんかね、私にそのネタ元はさっぱりわからない。

1階に本屋と軽食バーカウンタがありうえにスクリーンのある出町座は、知人に言わせると「意識高そうで入れない」らしい。
わざとらしい昭和レトロで、客も平日昼でこぎれいなおばさん~ばあさんばかり(こっちもじいさんなのは棚に上げる)であった。
本屋としては一乗寺のケイブンシャの感じにやりたいのかもしれない。

アニメたまこまのモデルになった出町(桝形)商店街も、そのそばに住んでた25年前とはずいぶんかわった。
寺町の「里空木」はもうやってないのか2階のガラスが割れていた。炭売ってた店もなくなったようだし、王将も消えた。ほんまのむかしのものはなくなり、むかしっぽいものが並ぶようになって、まあテーマパークになりつつあるのかな。


感想 映画 犬王 私は最悪。 ほか1年分2022/07/29 00:32

ちょっとネタバレしますよ。

TOHO二条でアニメ「犬王
We will rock you のリズムはいいけど、あまり好きではない。
(どうでもいいけどあのリズムで前にいいいと思ったのはロックユー(原題:A Knight's Tale) という映画だった。あれはカッコよかった)
犬王の百鬼丸設定はともかくとしても、なんぼアニメといっても見世物のその演出はあの時代にありえんし(レンズもない焚火でそのライティングは無理)、権力との関係をそういう形でしか描けないのはもう飽きた

はしごして、Uplink京都で映画「私は最悪。
演出はよい。
主演女優が若くてつやつやしてるとこからちょっとくたびれた感じになるまで、途中あれっというところはあったけどよくやってる。いや、みんなが止まってるとことかそういう一瞬がだれにでもあるでしょう(そうか?w
もっとええかげんな女がもっとえらい目にあうのかと思ったらそうでもなかった。
笑って抱き合うんじゃなきゃ別れるしかないという極端な人間関係、進路どんどん変更するところからして言い訳が多くていざというときに堪え性の低い人物設定。漏れ聞こえてくる夫婦喧嘩の意味があとになってわかる。
なにかを選んで手に入れるためにはなにかを捨てなければならないのだけど気が付いたらなんでも捨ててきただけだった本当の選択は手をすり抜けていったしくそったれという感じで、身につまされる
そういう意味では青春映画か、拒否しても終わりは来る、という。

Uplink京都では、まえに映画「エルプラネタ」も観た。
しょっぱなからパパ活交渉で始まる。SNSできれいにみせながらどうしようもなくなっていく話。気高く滅びる、のとは対極だけど、ラストのシークエンスみると、わしらみんなもういまどきこんなもんやんけという感じにもっていってるのかな。

そういえば、「トップガン‐マーヴェリック」もみたな。
もとの「トップガン」は、尼プラのをホームシアターで予習。わかりやすくてかっこええ。
そいで36年ぶりの続編のこれ。
まったく違和感のない続編。成立するのはシルエットの変わらんトム‐クルーズやからやね。実物の迫力もあるし、おととい見たヴァル・キルマーがほんまに老けて出てくるのも切ないな。日本国旗もみた。時代の違いはかるくかわしつつ、一方的な設定に目をつぶれば、いい気分だけ残してすっと抜けていく映画。

書いてなかったのでこれも。
Dune 砂の惑星」 35年ほど前のリンチ版はよう覚えてないけど今どきのCG力でしごくまっとうに「前編」やってる。まっとうすぎて長いくせに突出したクライマックスがないので満腹感なくて、後半がなかったら承知せんぞというか、ジャバザハットみたいな生き物も変な宇宙航行も主人公の砂虫乗りもない、ちゃらちゃらしたナイフ使いもいない。
戦闘シーンのしつこさは、人件費の安い時代に死ぬほど人使った無声映画時代のラングの「ジークフリート、クリムヒルデの復讐」に、やっと追いついたかという感じ。

ほか、以下は、ホームシアターで、まえの書き込みから1年でみたもの。
自前でみられるのにこんなもんか。一年100本とか200本とか映画館で見ていた大学生の頃はほんまに狂っていたのだね。そしてDVDの山は増える一方。積みDVDがなくなったらサブスクにするんだ、ってフラグにしかならない。

ラブ‐アクチュアリー」 世の中のすべてが、男女(ほとんど男発)の発情で説明できるような気になる。
愛してる、愛してない…」 アメリの女優。ラブロマと思ったらちょっとひねったストーカー話。まあホラーですから、コワいなあ、としかいいようがない。
Once ダブリンの街角」 音楽映画としてはなかなかいい。新しいチェコ移民にしては英語がうますぎる(歌詞なんか作る)がそんなもんなのかな。
フライト」 機体整備不良で墜落しそうな飛行機ですごい飛行をした機長がアル中なので収監されるという、いまいちよくわからない、教育映画なのか、中途半端。印象がバラバラ。
「バットマン ダークナイト」 筋は執拗、ちゃんとできていて面白かった。
拝啓天皇陛下様」 軍隊の再現性はどんなもんやろうと思ったが、それより、長門裕之が桑田佳祐にしかみえない。映像の世紀 の悲惨さとのギャップというのか、1963年当時はまだそれが当たり前だったというのか。面白かったよ。
プレステ―ジ」 クリストファー‐ノーラン演出は上手いけどくどいし、この映画は途中でタネがわかってしまった、原作らしいものも読んでたので。歳食ったボウイがよかった。
リトルミスサンシャイン」 図式的な人物像とわざとらしい設定やけど楽しめた。はっきり書く人あまりいないがつまり美少女コンテストでアピール時にほかの少女たちはジョンベネぽいのにひとりだけイモっぽい少女がストリップの真似(脱いじゃいないけど)やらかしたんでしょ、破壊力は、ありますわな。
ロックユー」 犬王の部分にちょっと書いたが、とてもよいおとぎ話、クイーンまで流れる。
パーフェクト‐ストレンジャー」 面白くはあるが裏をかくことに集中しすぎやないか。
インファナル‐アフェア」 20年前の香港。面白いがオチがいまいち釈然としないなあ。
パプリカ」 私には現状ではダメみたい。なんかよくみるパターンのようであちこちまたかと思った。
バットマン ダークナイトライジング」クリストファー‐ノーランらしい粘着な演出。アン‐ハサウェイは峰不二子の役どころか。ご都合的なとこも含めてええ出来と思った。
マイインターン」 女性脚本家によるおっさんの妄想やけど見苦しくない程度なのはよかった。
ナイブズアウト 名探偵と刃の館の相続人」 ウソつくとゲロはく女子の設定がいいというか、そこからでっち上げた話というか。クライマックスがゲロというのは考えたらひどい。
摩天楼」 リバタリアン必見らしい。若手建築家として登場する設定のゲイリー‐クーパーは、はじめからおっさん。原作書いた女性作家が脚本も書いたらしいから、ヒロインのほうに感情移入してみるほうが正しいんやろな、ハーレクインな感じ。
太陽を盗んだ男」 今更みました。ようやってるし面白いのは確かだがお話としてあまりにやりっぱなし。木場のシーンとか女を海に落とすとかは、「青春残酷物語」の引用か。
赤ちゃん泥棒」 面白いけどねえ、オー‐ブラザー、に、ファーゴ、の監督か、なるほど。子供を育て、立派に育った子らが家族連れて集まって老夫婦となった自分らを祝福してくれるというのは、一般アメリカ人の共有できる古き良き夢なんやろうなあ、たとえ主人公たちがおバカでも。。
インターステラー」 面白くはあるが、クリストファー‐ノーランについてはもう、粘着質という感想しか浮かばなくなってきた。そこそこご都合でもあるし。間違えて2枚もDVDを持ちながら尼プラで観たぞえ。
セブン」 妊娠したヨメをどう使うのかと思ったらかなり胸糞悪い。これも、DVD持ってるのに尼プラ。7つの大罪をネタにするのに「怒り」「嫉妬」が残ったところで出たとこ勝負になって、基地外のやることだから、では面白くない。
ロングウェイノース」 ふつうに、単純でいいアニメやった。 しかしこれもヒロインじゃなきゃ話にならんかったわけやな。ジェンダーについてちょっと考えるわたくし。
散歩する惑星」 浸る気にならないのは、俺が作者を信頼してないからだろうなあ。町を出ていく車の渋滞は、ウクライナの報道で思い出した。いろいろと印象深くはあるんですが。
さよなら人類」 「散歩する惑星」の流れ、やはり浸れなくてあかんかった、ファンタズム全開のこの路線はフェリーニがあるからなあ、まあ相性か
ロリマドンナ戦争」 べつにいやらしいものではなくニューシネマ。面白い。わりとふつうのアメリカど田舎白人たち2家族がいきがかりで殺しあうひどい話。へんに処女性を重んじるのは時代か?
暗黒街の顔役」 過剰に見世物映画的。音楽が伊福部昭やったのは知らんかった、宝田明が歌うしまあ東宝。いろいろおかしいけど気にしない
スペースバンパイア」 男はとにかく若いきれいな女に弱いという話らしい。いいスタッフがそろいすぎたか話がへんに凝りすぎで面倒
ブロードキャストニュース」 これブロードコーストという発音で習ったんだが。はっきりしたオチもないけど、愛と追憶の日々、の監督か、だったらわかる。ウィリアム‐ハートの、要領と人当たりのいい自分がアホなんを自覚してるハンサム、という役どころは、ステレオタイプ設定配役ということなんかな、こいつが一番強いのはリアルなんでしょうな、当時それが白人なのはあたりまえでもあり。
42番街」 舞台のシーンの一部がすごくて、それ以外とのギャップがひどい。話がありきたりなのは古いから仕方ない。
マラヴィータ」 当局に保護されるもとマフィアの逃亡家族、デニーロの説得力w 全員倫理観ゼロなのはストレートに面白い。題名になってる犬をもっと使うかと思ったが。
暗黒街の対決」 岡本喜八。「暗黒街の顔役」より面白かったが、なんだかな脚本を演出でひっくり返してる感じ。
暗黒街の弾痕」 岡本喜八の、暗黒街3つめ、いちばんでたらめで、割と面白い。二瓶正典の名で二瓶正也がいた。桜井浩子もいるかと思ったら浜美枝であった。
アイズワイドシャット」 退屈させんのはさすがのキューブリック。かなりもったいぶった映画。フェミニズムとかが貧乏人のたわごとに見える
マジックインムーンライト」 これいまさらやるかねウッディ‐アレン。伏線の使い方はいいにしても、マイフェアレディでヒギンス教授をレクシーのかわりにジャック‐レモンにやらすようなもんやろ。
グッドフェローズ」 まともなギャング映画でまんま上記マラヴィータにつながる(マラヴィータ内でもネタになってる)。デニーロぜんぜん主演ではないから、ジャケットはおかしい。この調子のこの分野にタランティーノが出たらそらみんなひっくり返る罠
友だちのうちはどこ」 キアロスタミは観たことなかったのであった。最後の花に至るまでちゃんとした映画。尼プラだけど途中で止めなかった。
そして人生はつづく」 上記「友だちのうちはどこ」のメタ的続編。よかったが、イランの田舎を観るのが楽しいだけかもしれん
ライトスタッフ」 アメリカ的にとても正しい映画なんやろうが音楽がときどきチャイコフスキーっぽい。トップガンの元ネタになるのか。退屈はせんかったが長い

感想 シンウルトラマン2022/05/23 00:53

それなりにネタバレします。



あまりぴんとこなかった。
ちゃんとはできていて、これはないやろというのもSFとしてはなかったけど、実写部分になりますが、映画として印象的な場面とかシークエンスもいまいち感じなかった。
私ちょっと今不感症気味です。

変な人間関係がいきなり立ち上がるのは日本映画やなと思った。岡本喜八好きはわかりますけど独立愚連隊とかいうなよ、、、
フランクな人間関係を無礼な形で表現するのはイタくて好きじゃないなあ。過去の映画などでけっこう使われた手法のイタさを表現したかったんかもしれんが、この映画だけ見たらアサミがただの変な人です。
ゼットンがCG臭すぎる。20年前の「ガメラ3」のイリス並み、いや、わざとでしょう、さすがに。
全体に小理屈が多くて、庵野さん頑張って考えたんやろうな。不完全な群体としての人間とか、庵野節。
そう、庵野さんがやる(今回は脚本ですが)んじゃなきゃ、悲惨なもん(デビルマンとかいわんけど)ができるだろうこれでよかったんだという、その界隈に漂う庵野さんへの信頼感とか安堵感とか、これはたぶん同時代じゃないとわからんもんだろうと思う。

ゼットンの形状がヒューマノイドである理由もないのはとにかく、超上空に見えるって「トップをねらえ!」のヱルトリウムを思い出させて、ああほんまに同じことを繰り返してるんやなと
ゼットンのあれは、「巨神兵東京に現る」の、上空を巨神兵がぼーと浮いてるとこも持ってきてると思う。
んで、こういう楽しみ方もあるのだけれど、ちょっとどうかなとここのところ思っているわけで。
「ゾフィーがゼットンをセットしたのか」とか「庵野さんがウルトラマンの動きをやったのかさすが「帰ってきたウルトラマン」」とか「カラータイマーがないのは成田亨のオリジナルイメージがそうだからで」とか、おなかいっぱいなんですよ。

実写部分のカメラワークとかシークエンスの作り方でずっと良くなったような気がするので惜しい、とは思います。間にあわせっぽいのです。
同じ場所のはまとめ撮りしたのがまるわかりで、不満はおもに人間部分。邪魔にならなければそれでよかったのかもしれない。

昔飲み屋で山本耕史に似てると言われたことがありメフィラスだけは変に感情移入しました。
どうでもいいけど外星人がしゃべるときはエコーをきかせてほしい
山本耕史だけエコー効かせて飲み屋の会話つくってくれたら喜んだと思う。って、これがいかんのだこれが。

古典というものは引用され再生産されることで古典になる、とはいうものの、庵野さんに引用されることで特撮やらアニメがやっと「古典」として成立したという世界線は、ありうるだけにちょっと考えさせていただきたい。何を言っているのか私は。

新世代のラーメンと並ぶ客2022/05/08 23:06

ひさしぶりに京都の市内にでてみた(こういう場合、古いもんは、河原町三条ー四条あたりをさす)。
コロナのせいか知らんが、蕎麦屋の大黒屋もなくなったし、木屋町と先斗町のあいだのほうの河繁もなんかみなかった気がする。幾松もなくなったっけ。
カオロウ館がなかったのもなんだかだったが、これは調べるともう7年前になくなっていた。もう食えんのやな。

いろいろ感慨にふけりつつ、木屋町を三条から上がり、ちょうど開店時間で待たずに食えそうだったので「名前のないラーメン屋」に入った。
外からの写真と、出入り口の写真は、食事後そとに出てからとったものです。







つけ麺食って帰ってきた。
どろっと濁ったスープにきついかつおぶし風味というちょっと前からのトレンドの味。麺はしっかりして、短くそろえてある。




カウンタはコンクリ、店内変なつくりやけど客はどんどん来る。
券売機に並ぶと、私のまえの小綺麗な若いカップル、男子が自分のぶん買ってそのまま女子に場所を譲り、女子も自分の分を、「自分で」買っていた。
今時はそうなんかと私は一人で大笑いしていた(なぜ笑う 。
私の後ろも若い女子一人。

一例から一般化するのもどうだかですが、若い男子にはもう金がなく、ふつうの女子はすでに金のない同世代男子に適応してしまっているというのか
男が金出してなんぼな時代よ、さようなら、なんかね、金しかないおっさんは困るわなあw

麺や 高倉二条」「slurp」「麺屋優光」「麺家あくた川」 東京では「麺屋 彩音」など新世代なラーメンにちょくちょく行くようにしていたが、ラーメン屋は完全にフェーズがかわったのだねと、今更ながらに感じた。店の雰囲気の作りがもう違う
いや今まで通りの店だってふつうにあるにしても、「女性がひとりでいけるラーメン屋」の需要が満たされつつある。ラーメン屋にいく男女はデキてる」という下世話な表現が昔あったが、都会の新世代系は、いまどきは初デートでもふつうにつかえると思うよ。

グラススピーカー2022/04/23 08:46

こないだ新世代系のおしゃれっぽいラーメン屋にいったらカウンタにSonyのグラススピーカがあって、カッコよかったしリビングにPCから青歯で鳴らせるSPも欲しかったのでポチってしまった。
↓ は公式サイト LSPX-S2 の画像。これが「麺や 高倉二条」にあったわけです。



今日つなぎましたが、広がるいい音と家内が言ってたからそうなんだろうと思う、私はもう聴力支援器具を耳に突っ込まないとまともに聞こえないのだけれど。

Sonyも静電式スピーカとかいろいろやっては外してたけど、これは3世代目まで出ているしなかなかのヒットだったんでしょう。

ちなみにこないだ出町柳前のクラシック音楽喫茶にひさしぶりにいった。
ディーリアスをリクエストし、ホーン型スピーカの音がむかしはきれいにきこえたのになあという感慨とともに居心地のいいソファで昼寝して帰ってきた。
集音器を外したら騒がしいところでも耳栓が要らないのがいいということにしておきます。耳鳴りずっとしてるんですけどね。

みた映画の覚え ゴジコングほか2021/07/25 23:50

ゴジラ対キングコング見てきた。ネタバレします。

全く前知識なしで見ましたが、どっちかの勝ちにはできんやろうから第三のなんかが出てきて共同で倒すだろうと思って見たら、そうだったがそれがメカゴジラとは思わんかった。 
この辺の東宝のシリーズはぜんぜん見てなくてわりとどうでもいいけど喜ぶひともおるんやろな。 
小栗旬ねえ、こういう日本人俳優てハリウッドでは口数の少ない何考えてるかわからんアジア人として消費されておわりやなあ、芹沢名にする必然性なかったよなあ。 人間ドラマをずいぶんはしょったらしいが、不味い食い物をいじくりまわしてもおいしくならないという判断は正しいと思う。
どこまで行ってもゴジラは王様で神ではない作り方するのもよくわかった。日本での宣伝では「破壊神」とか書いてるけど、作品内では、神様がゴジラをつかわした、という感じやね。

ホームシアターでみた映画おぼえ。
天国への階段」 むかしテレビでやってるのをチラ見したのとずいぶん印象が違った。医者はメトロポリスの工場長とごっちゃになってたようだ。
ブリガドーン」 できそこないの「失はれた地平線」、勘弁してくれ
南の島に雪が降る」 体験談で原作を書いた加藤大介主演で、どこまでリアルなんやろ、日本の軍組織の中での敬礼とお辞儀の使い分けとか、してるようだがルールがわからん。
世界一キライなあなたに」 首から下の動かない富豪青年との純愛と安楽死での死別の話は、これを薦めていたのがソープ嬢の垢というあたりがもうなんだか。
ラストクリスマス」 これもエミリア‐クラーク。ベタっつーか、まさかと思ったらエンジェルビーツ的設定。
スパニッシュアパートメント」 若気の至りまみれというか、神経回路が違ってたら人間失格に行く話やないのか。
スパニッシュアパートメント2ロシアンドールズ」 ヴィタセクスアリスになってきた。よくわかるけどね、男だから
ニューヨークの巴里夫」 グザビエもの3作目。登場人物みんなろくなもんじゃないが自分がましという自信もない。この3連作って、けっきょくマルチーヌ(アメリの女優)にフラれた主人公が元鞘に収まるまでの壮大なご苦労の話になるのか、フラれた後は自業自得っぽいが。
ところでグザビエってバスクの名前の筈で日本でいうザビエルになるが俳優に民族をあわせてるんかな。
夜叉ヶ池」 BDやっと発売で部分のみ鑑賞。玉三郎が現実の女性の方もやってるところでもうどうにもならんのやけど、最後20分の飛躍が好きです。これと市川崑「火の鳥」大島渚「戦場のメリークリスマス」は、好きな3大失敗作。