いった店 京都 ほか2013/05/12 00:50

「渋谷」 ステーキ 京都北山
むかしはホテルなんかにもよくあったような、目の前の鉄板で焼いてくれるふうのステーキハウス。一番安いコースで100グラム8K。さしの入りまくった肉で、溶けるよう。食後しばらく待てば脂で胸いっぱいにはなるのですが、肉をがっつりむさぼりくうという感じではない。手入れされた店内で、接待か同伴によくつかわれたんじゃないかと勝手に想像します。神戸によくあるようにもっと硬くてくさくて安いつまり肉っぽい肉も選択肢にいれるのは、立地と集客上無理なんでしょうな。食後、鉄板をサンドペーパーで磨く景色は、以前昼に来たときは見なかった。大変やなあ。

「富士」 餃子麺類定食 伏見大手筋
商店街西詰近く。テーブル4つほどの狭い店。50年だそうで、年数相応のよれようは、おなじ商店街の既出お好み焼き「ごんぺい」に通じるものがある。




ランチのハンバーグは、ごろんと食べ応えあった。餃子は大蒜風味強め。非常によくしゃべられるおかみさんですが、にこやかに話相手してる兄ちゃんに続いて、また兄ちゃんが入ってきた。ファンはいるのだろう。

「大珉」 中華 伏見
コンツェルン化(笑)した「王将」や中国人絶賛出稼ぎ中の「珉珉」とはまたちょっとちがう味わいの、家族経営ぽい、いちおうチェーン店。これはこれでええやんか、としか。

「SAKURA」 大阪 フレンチ
ホテルニューオータニ大阪18階。景色がすごくよかった。




たとえばこのホテルに、応対に失敗できない要人を泊めて、食事するのに適切、とは思う。逆に、この店のためにわざわざほかに用事もないのに遠方から出て行く、ようなありようは、店そのものが目指していないと思う。ちゃんとしたホテルフレンチということです。

「ザ-グランヴァニア」 秋葉原 ビアホール
メイド喫茶コスプレ酒場と称する、電気街改札前電気会館3階、伝統ある喫茶店がやめられたらしいあとの居抜きです。メイドやらコスプレは接客の未熟を無力化する呪文で、そこそこ食えるものの出るビアホールというべきもの。こういう店は東京じゃないと成立せんでしょうな。




2時間限定で混んでました。ちゃんと飲み食いしてローストビーフも食ってひとり7Kくらいになった。
多種の瓶ビールが品書きにあるが、なかったりなくなったりする。在庫をなるべく置かないコスト感覚としては正しいんだろう。つまりそういうお店。

「Trad Bar Sekirei」 秋葉原 バー
漫画家の色紙が奥に貼り付けてあり、チーフ以外は女性バーテンダー(バーテンドレス?)ばかり。女性客も多い。チーフはちゃんとバーテンダーらしい薀蓄を披露してくれます。




ほか、酔っ払っててよく覚えてない店いくつか。また行ければ、書きます。

既出
「コムシェミシェル」 京都 フレンチ
いろんな味がして退屈はしない。今回は入る前に外観写真。値付けレベルは「かじ」と同じ感じ。グラスで出すワインは、悪くないにしても限られていて、それはとてもよくわかるけどねえ。




「トスカーナの食卓」 伏見大手筋 イタ飯
宴会で設定すると、安い値段でもないのに(一番安いのよりプラス2千円にした)、前菜とパスタだけで組み立ててくる、つまり〆の単品肉料理がないことを、客は認識した上で、注文したほうがいいと思う。腹はふくれた。