死刑について2013/02/21 22:43

死刑が執行されたらしい。
私は、死刑については本来反対ではない。むしろ今回処刑された者たちについても、ありようが報道のとおりであれば当然と思う。

だが、国家の制度としては、国という組織がなにをやるかわからないのがまず怖い。
行政執行者が何をやるかわからない以上、反論可能性は残しておくべきと思う。したがって、きっちり反論するまでは収監できる、終身刑もしくは単純に加算して懲役百なん十年という刑が必要と思う。これはシステムとして必要なのだから、あきらかに故意悪意の残虐犯についても適応されるしかない。だって、陥れて殺すならそういう奴だという理屈に当然するだろうから。

犯人が憎いからといって、国になんでも許していいというわけじゃなかろう。ヨーロッパで死刑廃止の動きになってるのも、国なんて信用できないということを思い知らされてきたからではないの?政府自身が率先してやってるということは、政権交代の通常に可能な国だから変な奴が政権握ったときに前政権が処刑されるリスクを下げておきたいということだと思うのですが。
べつに国対庶民(笑)という図式にしているわけではない。庶民であるわれわれが周りを見渡せば、自分のためにいろんなものをねじまげる人間はいくらでもいるわけで、立場が上に行ってもそういう人間はあいかわらずいるというだけの話だ。自分のよく知る組織を思い浮かべればよい。その中で一番残念な人物が自分に関する審理権を握ったらどうなる?気に入らない人間の仕事は手を尽くして蹴りだす、科学も真理もなにもないセンセイだっているんだし。

亀岡無免許居眠り轢殺事件についてもそうだが、憎いのは分かるがそれでむやみに国にどんどん裁量範囲をひろげさせていこうとするのはどうかと思うよ。
死刑のようなものを市民社会で持続させるのであれば、公的制度の透明化と情報や報道の自由でのみで担保されうると思うのですが、それらがどうも、どうだろうといういまの報道状況だし。まあ市民社会という概念自体に疑問符がないわけではないが。

まあ、ほんとうにやばい物件は、裁判というシステムなんぞ経由せずさっさと殺しに来るだろうから意味ないかもしれません。新宿ロリ売春クラブ事件とかね。