やってきて去った「もの」2011/06/19 16:08

私は87年式の、YAMAHA のアメリカンスタイルのバイク XV 400 Viragoに乗っているのですが、もともとはこれの前のモデルの XV Special シリーズが好きだった。研修医になって給料も入るのでローンで買いにいったら、XV 400 Special はディスコンだったのです。

XV 400 Viragoもなかなか味のあるバイクです。電装系がとことん弱くて、山の中や丹後半島などでエンストして、そのつど奇跡的に帰還している。運がいつまでも持つとも思えないのでコワイのですが。

それはともかく、XV Special が好きだったということを知ってくれている知人が、オクで二束三文の XV 750 Special をみつけて、欲しいか訊いてくれたので、迷わず「ほしい」というと、落としてくれた。
バイク修理が趣味の彼はその後こつこつ直してくれて、他人任せの私はお気楽にも大型2輪の免許をとった。そして数年。

やっとそこそこ動くようになったけど細かいところがあちこち、というので、 Virago をいつも手入れしてもらっているバイク屋さんに、以前いっぺんみてもらっていいかときいたらどうぞといっていたので、みてもらおうということで、車検無しで公道も走れないから軽トラにつんでもってきてもらった。いやほんと手間かけっぱなし。

バイク屋氏、実際にものがくるとは思ってなかったらしい。ほんとうはそこから車検までやってほしかったのだが、手を入れ始めてパーツがなかったらどうしようもないしと完全に逃げる体勢。
まあ、あちこち錆だらけだったり、タイヤがヒビだらけだったり、電気接点もあちこちよくなかったりで、「仕事」としてやるには割が合わない、というのはよくわかるが。
エンジンをかけてみて、けっきょく、京都は異様に車検がきつくなってきてるから難しいかもしれんが、ゆるい県ならいける状態だし、もって帰ってなるべく金かけないよう、もうちょっと制動系チェックしてタイヤをかえてガソリンがもれないようにして、そっちで車検通してみたらどうか、これならいけますようんうんと、逃げられましたw

バイクはまた軽トラにのって去っていったのですが、音がほんとうによかった。
いつか乗れるんだろうか、蒲焼のにおいだけかいだようです。

おかえりサッポロラガー2011/06/19 17:53

震災で工場がやられて出荷停止になっていたサッポロラガーです。

http://inakameishi.asablo.jp/blog/2011/03/18/5748775

酒屋さんから、再仕込が始まったので出荷も近いだろうと6月はじめにしらされていましたが、先週、配達されました。

これを機会にディスコン、なんてことにならなくて本当によかった。

アサヒスーパードライにいくと、黒ビールは戻ったが、「琥珀の刻」はまだらしい。