京都に うどんミュージアム ??2011/07/12 20:18

河原町三条というから、東宝行楽跡地にどーんと出来るのかと思ったら、これ、むかしの駿河屋の跡地?こないだたしかに丼屋が閉店してたっけ。
だとすると敷地としてはかなりしょぼい。

http://udon.mu/
「京都河原町三条に2011年の年末にうどんミュージアムがオープン致します。全国各地のうどんが京都に集合し、いろんな種類のうどんが食べれるうどん総合ミュージアムとなります。」

最初にミュージアムの出来たラーメンは、インスタントじゃなきゃ通常は外食扱いで、店によって秘伝のスープとか言うファンタジーがあるものなのですね。
もともとあちこちのラーメン屋を食べ比べるという食行動があるわけで、その延長線上にそういう施設があるからうまくいった。類似のほかの施設は、カレーも餃子もいまいちだったように覚えている。

うどんにしたところで、食い比べるということは、普段の生活では、しないのですね。「わざわざ大仰に食いに行くもんじゃない」わけで、ラーメン屋に行列は出来ても、ふつうはうどん屋には行列は出来ない。

うどんというものは、店というより地域差が激しい食べ物。それ自体はけっこう自宅で再現可能なのですよ。私はよく味噌煮込みうどんをつくる。加ト吉の冷凍うどんで釜たまだってやります。

うどん屋に行列の出来る数少ない地域での、讃岐うどん巡礼にしても、現地であれこれ経路など工夫しながら回るのが面白いわけでしょ。
ひとつの建物にあれこれあるから楽しいというものでもない。同じ建物に、関西のお好み焼き、広島焼、もんじゃ焼き、の店が入っていたらうれしいか?

ま、単純に「俺はべつに行く気にならないなあ」といっていると思ってくださっていいと思うが。

ターゲットは観光客?京都で日本各地のうどんを食いたがる客がどこまでいるんだろうか。すぐそばに「丸亀製麺」があって、けっきょくどっちの客が多いんだろうな、程度の話ですか。

なににしても、地元各店の京都出店はリスク高いんじゃないかなあ。てか、結局はタイアップした単独店がやります、になっても驚かない。ノウハウを売ってくれるもんだか買う金があるんだか知らんけど。

あのあたりも地盤沈下してるし、がんばって欲しいとは思うが。
うまくいけばいいですねえ(棒読み