いった店 リド飲食街 同窓会で出る話(ポーランドのコンドーム)2012/10/13 23:14

京都駅かいわいにひさしぶりに飲みに出たら、キョーラク食堂街がない。1年以上前に火事で焼けたらしい。ヨドにしか寄らないもので、わからんかった。
西側の、リド飲食街にいく。四富会館と一緒で、飲食店の雑居アパートみたいなもんです。西院にも似たような所があるらしいがいったことはない。

「赤星」 串かつ 京都




小銭稼ぎの流しの屋台じゃないが、この古ぼけた飲食街の店、やってる人はそれなりに入れ替わってるんだろう、ワインの店もあったし、ここもあるじは若い。
おっさん同士ひさしぶりに飲もうというのだが、カウンタの隣は、こんな店に来て見ました感の就職一年目君とか、若い観光カップルとか。昭和っぽいものそのものが観光資源なのかひょっとして。ふつうの串カツ屋で、そこそこ飲んで食ってひとり2000円。いまどきのこんな建物、いつどんなことでなくなるかわからないから早くいくといい。


20歳前後のころに大学で知り合いだった人たちが同窓会と称して集まり、私も声かけてもらった。いろんな学部のひとたち。

親族に旧帝大医学部の教授たち、夫も某学部の教授、娘たちもいいところにいったという、もと文系学部いまなんかの団体やってるマダム様のぼやきが果てしなくなんだかでありましたわけで。
「うちの長女は割り当てでポーランドにいったんだが彼氏が出来て、ポーランドって貧乏な国だし工業製品も自前じゃ駄目なのよねえ、なにかあったときに困るから日本のコンドームを送ってやろうかと思ったのよ、ポーランドのコンドームなんて穴開いてるかもしれないし。でも、わざわざ送り付けたらやれって言うようで迷ってたのよね。そしたら次女も同じこと考えてたみたいで、あれって、日本製じゃサイズが合わないんじゃないかというのよ、コンドームにサイズがあるだなんて私知らなかったわよ買った事ないし。ポーランド人の彼氏はいいひとで、ピルのんでない女とはやらないというし娘もゴム無しじゃしないというのだけど、男と女になにがあるかわからないじゃない。うちはこんなこともやりとりできる親子なのよ。生活力のないポーランド人困るわ、30になって英語もろくにできないし学生やってるの。長女はそれでもしっかりしてるから安心してるけど次女のほうが大変で」

あたりまえだがフェイクはいってますので、似た人がいてもたまたまです、誤解なきよう。

生活力のないポーランド人がぶらさがってくるのが心配だけど、うちの子はしっかりしてるから、不慮の事故wでもなければ、やり捨てにしてかえってくると思う、ということらしい。

もと同級の、大学の教員やってる女性が「みんなうまくいってて悩みがないからそんなことが気になるんじゃないの」と、なにげにひどい一言をはなっていた。
「各サイズひとハコづつ送ってやって、中身がなくなったら空のハコを返送させて、かわりをまた送ってやったらどうか」と提案してみたが、「いろんなサイズのハコが返送されるかもしれんね」という展開まで口に出して、にらまれた。
けっきょく前述教員女性が真面目な顔で、「ポーランドでも、日本なりフランスなりのアマゾンから取り寄せられるだろう」で決着。実はこの人がいちばんきつい。頭もいい上に悪気がないからね(多分)。
それにしても、頭がおよろしくて派手なお顔立ちで、話の座では自分をいじくる状況にもっていかないと承知できない、こういう奥さんにばりばり仕事させながら、いうことをにこやかにするーしてみんなで偉くなる一族というのがいるんだろうなとは、思いました。

追記、「現代のシームレスタイプのラテックスコンドームはポーランドで発明された」らしい。わざわざ調べたらちょっと面白かった。詳細は wikipedia でどぞ。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://inakameishi.asablo.jp/blog/2012/10/13/6601772/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。