いった店 京都麺類 祇園の桜 ― 2015/04/02 00:55
「萬福」 うどん 四条室町
わざとらしく古いけど本当に古くさい。牛すじうどんは、すじは煮込まれてやわらかく、うどんは上方風にすこすこ切れる、讃岐うどん好きにはあかんだろうけど、これはこれでいい感じと私は思う。
「うるめ」 蕎麦 北大路堀川と新町のあいだ
町家、ってもこのあたり、昭和以降の新しい場所です。布の暖簾はさがってるが店名なく、戸の脇にメニュが下げてある。畳の間に卓袱台がいくつか。なめらかな、まずまずのよい蕎麦。せいろで漬け汁具ありにすると1650円。
この近所、コイン駐車場は新町下がったところに2台分があるだけ。どんどん客入れる感じじゃないのでそれでいいかもしれん。
「つつ味」 長浜 宴会居酒屋
ふつー。
既出から
「Clos de Vougeot」 年明けてから数回行って留守で、やめたんかと思ったら、ちゃんとやってられたわ、でも別店を閉めたり厳しいようです。最近ブルゴーニュワインの値上がりがすごいそうで。 「Il Lampo」 ネッピオーロがテーブルワインに出てとてもいいです。
「能登」「アシュクルク」「重兵衛」「花涼ん」いつものごとし。 「アサヒスーパードライ京都」新人はまだ手順が悪い。予約もないのに自分に都合よく客を座らせようとしちゃいけないねえ。 「Majorica」こんなところにまでフランス人ペアが、、、「割烹さか本」値段体系かわったかな、ちょっと安いコースができたみたい。お箸もくれなかった、いえばくれるんだろうけど。
祇園では、満開の桜で、えらい人出でありました。
いった店 銀座洋食ほか ― 2015/04/19 23:00
「資生堂パーラー銀座本店」 銀座 洋食
内容接遇ともに、高額日式洋食のピークのひとつなんでしょうな。ビフカツがなかったので私的にはなんともですが。コンソメも魚もおいしかった。ほか、オニオンスープもビーフシチューも結構甘くマイルドだったのはオニオンやクリームのせいか。
そんなに多いとも思えないのに腹いっぱいになった。ひとり10K近くした。隣の席の客はマネージャの知り合いらしく大歓待されてた。
↓は、入店直前の銀座8丁目。ちょうど日曜12時、もうじきホコ天になるびみょーな空気。
「听(ポンド) 名古屋駅前店」 名古屋 ステーキ
4分の1ポンド約120グラムの単位で各部位熟成肉をステーキにしてくれる。マイナー部位とテンダーロインは2倍以上の価格差。主要部位はでかいブロックもある。京都が本店ですが京都では行かんやろうと思い、名古屋に行く機会にいってみました。
ちょっづつだと飽きずに食える。ひとりあたりで計半ポンドに単品や飲み物で7Kほど。肉流行ってるねえ。
ほかは既出ばかりです。
「Il Lampo」 正午からあいてるのね。ネッピオーロはテーブルワインリストからなくなった。
「そば鶴」 代替わりしてずいぶんになるが、懐石的なものがどんどんなくなる、特に昼。でもまあ、蕎麦がおいしいのでええです。
「アシュクルク」 なかなか珍しいチーズなどをもいれて飲み食いするとそれなりにしますが、ええと思う。
「新京極スタンド」 中国人なんかにはむしろ入りやすい店かも知れんね、カツカレーとラーメン食ってはりました。
「重兵衛」 よろし。 「割烹能登」 よろし。 「あい然」 よろし。「花涼ん」 よろし。「アサヒスーパードライ河原町」 まあええか。 「Majorica」 最近客多い。 「オ-シザーブル」 よろし。
「喜撰坊」 開店11時ですが、12時近くまで、蕎麦がうちあがってないことがあるようです、あてにしていくなら電話で確認したほうがよろしいか。
「魚三楼」 塩はそれなりにつかったうす味、よろしいのですが基本座敷のみなのが惜しい。
「ホームにて」に思う ― 2015/04/27 23:54
ギターの練習曲探していた。
私はそんなに根性の入ったアコースティックギター曲のファンではないのでして。
アコギやってるのは、いちばん手を出しやすかったからです。エレキのほうが電気つけなきゃ音がなくて練習しやすいのはあとで知ったが、サイレントギターをその後買ったので無問題、の筈。
音楽はクラシックプログレジャズなど聴きますが、特にピアノメインのきれいな曲か、いつまでも屁理屈いいつづける大編成のくねくねした曲が好きだったりする。
だから、あえてアコギで好きな曲といっても、70年代の、ニューミュージック直前のフォークか、ハンクウィリアムス、あとは中島みゆきになぜか COCCO が出てくる程度。
人に聴かせてもいいように練習するには、あまりにもべただっり、古くて音源にあわせたTAB譜がみつからなかったり、おっさんが歌うにはちょっと違和感がありまくったりである。
ですが、みんなのうたのカセットにあった赤い鳥「竹田の子守唄」を思い出し、メロディラインのつながりで、リズムゆっくりでおっさんがやっても違和感なさそうなものとして中島みゆきの「ホームにて」を思い出した。これならできるかもしれない。
かって彼女のやってたオールナイトニッポンで、エンディングにかかかってましたか。ご本人も北海道出身というので、設定としてもよくわかる。
本人映像録音はないので、違う人のようつべです↓
ぐぐった上のほうを並べました。たくさんあるのでてきとーにどうぞ。
この「ホームにて」は、都会にがんばって仕事しているひとが、疲れたときに、そのホームから出発する最終列車の行先としての故郷を思い出す歌なんだろうと思います。東北新幹線の出来るずっと前の東京ならではのものなのでしょう。一番しっくり来るのは、地方出身若いOL目線という解釈なのね。
こういうノスタルジーあふれた曲は、無害な感情移入を容易に呼ぶ。
車掌は銀河鉄道999の車掌ちゃうんかと私は思ってますが。
で、同時に思うのは、それをそのままの設定で、ノスタルジーにひたって聞けるほど、おっさんは若くないのであった。ちなみにおっさんをうたうとどうなるかっつーと、最近の「地上の星」は企業戦士をみる女性目線といえる。まああたりまえなんですが。
おっさんはどこにノスタルジアを感じるのか。
おっさんにはもう戻る場所はない。ホームに行っても、そこからもうどこにもいくところはないのだ。
というより、すでに、おっさんはもう、ホームにはいない。ずっと昔に列車に乗ってしまった。
列車の中で、2階車の上に行こうとか、一等席に移ろうとか、悪戦苦闘しながら、もしくはもーどーでもいいやあと窓の外を見ながら、過ごしているのです。
だから、おっさんが懐かしく思い出すのは、出発点であるホームに違いない。どこ行きの列車も選択できるホームにいたころを懐かしく思い出しながら、列車はひたすら進む。
最終目的地はもちろんあの世である。
この世でさんざ忙しく、甲斐もないことも含めあれこれした挙句にいくべきあの世は、安らかなところに違いないとおっさんは思う。
若いもんは、現在の懐かしさにひたりながら未来を考えて生きるだろう。おっさんは、未来をめざしながら、いろんなことが出来たり出来なかったりした過去を数えて生きるのである。
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