いった店 京都 鰻とビフカツ2013/10/17 21:26

鰻スイッチまだ ON。ちょっと両極端な店。

「鰻割烹 まえはら」 御所南西 鰻割烹
きれいなカウンタ、むかいのガラスの向こうは駐車場ですが。愛想もいいし、敷居は高くない。大井川の鰻という共水も、ふつうの鰻も、やわらかく仕上げてある。美味しいとは思うよ。炭の匂い香る店内。たれは甘み主体。
ミシェラン星1の由。



システムでは、昼のセットメニュは、前日までしかも2人以上で要予約。白焼き蒲焼が単品として品書きに載せてないのは理解外。夜はコース主体のようです。全体に、ひとりでふらっと鰻で飲む、ようには出来てない印象。当たり前か。

世の中ほかにも鰻の高級料理店というものがあちこちにあるが、鰻をここまで勿体ぶった食い物にしてしまえるのは、正直に、エライと思う。これこそ omotenashi であろう。接待にも同伴にも、よいでしょう。

たまたまとはいえ、オーダーひとつすっとばされた。値段も暗算した心積もりより高いように思うけど、勘違いなのか単品数違いなのかどうなのかは明細がないのでわからない。

しかし、、、日本料理は明細つかないところが多いが、定価でやってるなら明細つけてなにが怖いんだろうといつも思う。まともなフレンチならこまかい明細当たり前のように無造作に渡すし、おなじ飲食業で出来ないとは思えないのですがね。


「美登利」 東寺前 居酒屋食堂
スーパーマーケットFRESCOの2階、テナント食堂。食べログによると開店は60年前ですが、一軒家だったのが土地売ってのテナント入居かしらね。いまのあるじは60歳くらいに見える。2代目か。
階段上がると、入り口周辺いろいろごてごてにぎやかである。
鰻を前面にしつこいくらい押し出しているのですが、蒲焼注文したら、パックにたくさんまるっとはいってるところからもってきて最終調理した模様。東京式に蒸して、たれつけて、まとめておいてるのかもしれない。わかりません。肝も品書きにないようだ。
蒲焼は皮がたれによくひたってふんにゃり。スーパーの鰻などと比べては、遜色ないとは思う。




壁の一品札には、唐揚げだの串カツだの居酒屋メニュ、各種定食がにぎやかである。炊き合わせが異彩を放っていた。
ビフカツは2価格ですがサイズの違いといってた。安いほうは700円程度でなににしても安価なビフカツですし、その程度の肉ですから、個食で大きいほうを選ぶ理由はない。定食屋の一品として文句ありません。




あるじは有名な料亭出身のようです。写真もおかれていた。いいものも見てきたろうに、こういうにぎやかで、印象として大雑把なものが、お好きなんだろう。遅くまで開けてる。焼酎も大変多いが有名どころはあたりまえですが高価い。
近所で飯食いそびれたときに、なんとなく定食食ってかるく一品でいっぱいというのにいいでしょう。おっさん草野球チームの飲み会とかが頭に浮かぶのは偏見か。

流されてはいかんなと、ふと思った。


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