近視進行予防点眼 ― 2025/02/27 17:02
近視進行予防で低濃度アトロピンが認可された。
自費医療になるのでどう扱うか、発売元の製薬会社がwebセミナーするらしい。
アトロピン自体は劇薬扱いだから安全をということかもしれんし、報告はちゃんとしてるんでしょうがほんまに 0.025% で有効なんかいな、リバウンドがないとか、まあセミナーで教えてくれるんでしょうが
自費になるので薬自体けっこう高価になる。ふつうにでてる1%アトロピンを生食で薄めて、無料で出したらあかんのやろかとは思う、たぶんあかんやろうしなんならチクられてなんかな目にあいそうな気はするけど
ところで、いままで認可されてない同様の点眼を自由診療で出してるクリニックがあちこちにあるんですねえ、たぶんシンガポールからの輸入品なんだろうが、認可されてない点で薬事法上どういう扱いになるのか自家調剤と何が違うのか。
どう調べたらわかるんやろか。
その、輸入点眼薬ですが、これがまた、調節性眼精疲労や調節緊張に処方できる硫酸ネオスチグミン製剤とほんとに名前が紛らわしい。一瞬勘違いするところだったです。
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哺乳類と性と性衝動 NとFテレビ問題 ― 2025/01/30 15:43
まだわけのわからんことをうだうだ考えていますが、そろそろ短くまとめられそうな気がする。
性行為とか愛とかの個別の行為や情動は、集団に繁殖をもたらす生殖につながりがちだけど、生物学的な「男女」間だからというだけで生じるというより、もっと生物として共通した部分で成り立っているのだと思うわけで。
だからいわゆるLGBTQだって、自然に反する、のではなく、大部分の属する集合から外れている、だけです。
哺乳類としての人類の対象に対する愛着は、哺乳類としてカワイイものに惹かれる特性と、強いものにシッポ振るストックホルム症候群の合わせ技。ここは、体格差で生物学的男女間に傾向としては起こりやすいでしょうが状況次第。
卵子を保護するに適した自己保存欲(危険を避けたい、安心したい、安全に受容されたい)の強い女性と、精子をばらまくに適した自己領域拡張欲(どんどん出ていきたい、自分の受容先を増やしたい)の強い男性という特性。ここで明確な性差が出るが、これも個体差はあるし、状況次第でもある。安全と確信した環境なら出ていく女性も増える。
で、実際の性衝動は、自分を受容させるために、相手を自分に対して無害化無力化するための攻撃なのだなと。ここはもう、男女差のない、生物としてもっと深い部分じゃないか。対象は相手の性に依存しない。でも、これも体格差もあるし環境によって当然「異性」に向きやすくなるね。
人類は、このような性愛の性質を生殖行為にからめて社会制度に入れた。制度はいろいろあろうが、集団として存続できるものがのこってきたわけです
以上がまとめ、以下はつらつら思ったことを。
いかつくなることで相手を圧倒する方にコーカソイドは進化し、かわいく幼熟化することで相手の攻撃性を低くする方にモンゴロイドは進化した。とくに幼熟化の進んだ東アジアでカワイイ文化が頂点なのは必然です。
愛着の対象になるのはまずはカワイイ相手なので、男性の恋愛対象がいつまでも若い女性なのはあたりまえ。
女性にとっての相手の年齢がそれなりに上がっていくのは、ほとんどの男性はもともとそんなにカワイくないからです。自分を保護させるなら我慢できる範囲で年齢は上がる。
究極にカワイイけれど、誰の支配もたやすく受ける無力な幼児は本質的な部分で攻撃対象にはならないので本来性衝動の対象にはならない。幼児を性対象にするオトナは、自己評価が病的に低くて自己肯定とのバランスがとれてないから治療対象です。
セックスは相手に受容される究極の形だから、それを無力な相手に行うのは、どんな形であっても受容がほしい飢餓感の塊なわけですね。つまり性犯罪は習慣化します。
この観点に立てば、こないだからの N氏と Fテレビ問題もわかりやすい。
報道やらネットやらの情報ででたらめを考えただけですから、事実と考えた部分があさってだったら削除します。
あれはまあ犯罪でしょうけど、相手を無力化して暴行するなんてのは、もともとの保護者相当のジャーニー氏に虐待を受けてきたのが大きいのではないか。これは言い訳にはならないよ、もう大人なんだから。
騙されて犯されたうえに足蹴にされたのに、今まで自分を保護してくれていると安心していた筈の周囲が相手の様子うかがってばかりと感じれば被害者は世界が壊れたと思ってそれは病むよ。自傷行為だって出るだろう。
いろいろ言う人はいる。この話はものすごく環境依存的な話なので、犯罪にたいする処罰の定量性を考えさせてしまう。
そんなにこわれやすいコップを危ないところに置くなとか、こわれやすいのはコップのせいじゃないとかいう話ね。そういうコップだから採用されたとかいいだすときりないし、私にはいまのところ考えがまとまらない。
しかし、悪い慣習を放置してことがおこっても面子と視聴率気にしてあいまいにまとめることに奔走し、今となっても社員の直接の関与の報道ばかり気にする Fテレビがもうちょっと、組織とまではいわんが直接接するひとらが直後からまともに動けば被害者ももうちょっと何とかなったんじゃないの? まわりのみんながもともとまともじゃなかったんかもしれんけど。
これは一言居士ごめん。
性衝動が攻撃性に基づいたものであるうえは、受け手の安心できない(身の安全を確信できない)状況での性関係は、男女どちらからしかけて行われても性加害である、というありきたりな話にとりあえずなるかな。
でもこれは、どこまでもグレーゾーンはなくならない。安心感のもとがストックホルム症候群だったりするんだし、期間を区切ればどうにでもなるから裏切られたキーということになったりすることもある。受ける側の防御姿勢がどうあるのが適切かなんてもう、文化と状況と個人によるとしか。
そもそも、加害ダメ絶対となったら明瞭な同意は不可欠で、女性の「そんなんいわさんといて」も男性の「大丈夫と思った」もダメなんですが、これはもうさらに結婚もへるし人口も減る。とくに集団間の競争のきつい大陸国家の支配組織ほど、集団人口の維持を第一にするから、いわゆるジェンダーイデオロギーにこだわるし性加害に甘くもなる傾向はあるでしょう。
前からの難聴に加えドライアイもあって、映画も本もしんどくて、この程度の思考にしかたどり着けない。ひとの沢山いるところでは会話もききとりにくいので、ひとりでたらたらHUBで飲むのね。
車輪の再発明してるだけかもしれませんが、もうフーコーもバトラーも読みたくなくて積んでるだけです、香芝さん(謎)
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日本の医療のどんづまり加減について ― 2025/01/17 10:42
昭和36年ですか、国民皆保険になって、目先の効く医者は、たくさんの患者をちょっとしたことで何度も来させて軽い薬を出して稼ぐようになった。薄利多売と薬価差益ですね。
出さなくてもいい薬で医者たちが潤い、一時は高齢者自己負担ゼロになって診れば診るほど稼げるようになった。たまに個別指導が入ったって、みんながやってるんだからどうしようもない。
これは若い世代がおおくて医療費もあまりかからずにすんだ時代のビジネスモデルなので、少子高齢化の今も基本これを踏襲した保険制度を続けること自体に無理はある。
そんな医療でも寿命が延びたのは、医療のおかげというより、栄養状態と衛生状態がよくなったおかげのほうがはるかに大きいだろう。
技術革新で高価い薬高価い治療がバンバン出るようになり、みんなそれをお気楽に欲しがる。効果が弱くても有効なら保険に組み込まざるを得ない。高齢者が増えて現役世代の負担では支えられなくなっていく。
安い薬をだだらだ出すのはもう無理な状況で、医者が出したがるのはそれで稼いでいるからだとばかり医薬分業が図られた。でも、薬を患者たちが欲しがる状況はかわらない。そこで薬価を下げたら、まともに薬がつくられなくなっていった。
どうでもいいことでちまちま診る、家でおとなしくしていたらいいような急性疾患でもみんな医者にかかることで稼ぐ医者のありようはかわらない、むしろ点数が下がって、医者のほうはさらにちまちま患者を診ないと生活できなくなってきた。
しかし患者のほうはかかりつけ医になにかあったらかかる習慣を若い世代ほど失っていく。
ここで保険点数がさらに上がって、日常的に医者にかかる習慣がさらに失われたらほとんどの医者は干上がるだろう。
そこへやってきたのがデジタル化の波である。おそらく、現在の高齢開業医たちのうち後継者のいないものは、これを機会に多数が閉業するだろう。
田舎ほどそれは大きくあらわれる。そうなると、かかりつけ医を国民全員に割り当てるなんて無理になっていく。
すでに国は往診の距離要件を撤廃する方向にあり、Web受診も電子処方箋も医療が遠隔化していくことを見通しての制度化である。
現在の、専門医志向の高い開業医が、専門外についてはあたりをつけて患者を回す、というやりかたは、紹介状を書かない開業医が多く、すでに破綻している。
いまの国のかかりつけ医制度の方向は、日医とのやりとりでずいぶんゲートキーパーの意味が薄れて、どういう設備でなにができるか報告するというわけのわからないところからが出発点になる模様。
とにかくかかりつけ医となったら紹介状位かけよという程度のもののようですが、かかりつけでなければ書かないのか、かかりつけ以外かかれないのかというところで整合性が難しい。
基本的な軽症には対応するがそれ以上の症例は専門医に回すしかできない「総合医」を国民全員に割り当てられるくらいの数でいまから教育修練させて、その分減った専門医は設備の整った施設で高度医療を、というところに厚労省はいまからもっていきたいようだがそんなことが可能なのか。
各種交通インフラの整備はこの方向にあるとはいえ。
現状の日本の医療は、日常はアクセスよく安くそこそこちゃんとしたレベルのものが供給されてきたが、日常に最適化して、高度成長期の流れで大きな公費負担を背景に可能なので、緊急事態には身動きが取れない。
緊急時に動けるというなら、高度ではないが急性期の医療についてはER化し、繰り返すが、日常医療について医療相談は何もできないかかりつけ医が行って、専門医のいる高度医療施設にはそこへんから紹介するシステムになってしまう。
まず現在の開業医が壊滅状態にならないとシステムの移行なんか起こらない。田舎ではともかく、都会ではなかなかそうもならないでしょう。
日本の医療はどんづまりにきてないか。
by 稲亀石 [医療] [社会] [コメント(0)|トラックバック(0)]
薬価に思う ― 2024/12/20 21:36
薬価2500億円引き下げ 国費600億円減、25年度
12/18(水) 20:24配信
共同通信
「政府は、医薬品の公定価格である「薬価」を2025年度に引き下げ、約2500億円削減する方向で調整に入った。国費ベースで約600億円の抑制となる。公定価格より低い市場価格に近づけることで、医療費を抑える。複数の関係者が18日、明らかにした。」

競争で何とか安くした値段に薬価もっていったら利益がないんだからそのうちやっていけなくなるのはあたりまえやろう、何考えているのk。
しかもせいぜい600億の節約。いや額自体は安いとはいわんけど老人の社会保障で70兆ですからね、1%にもならない。
どんどん薬価下げて、儲からなくて金をケチって管理ができなくなってとまる工場がでてきてダメダメな状況でまだ薬価下げるんか。
むしろ、有効性の低い薬の自己負担率をあげるべきなんじゃないのか。
医者はへんなプライドはあるしいまどきはつぶしもきかんから、けっこう踏まれてもどこにもいかん。
けど、お薬の製造も販売も商売だからね、だれも薬を作らなくなるよ。中国からの原料輸入に左右される現状。
新生血管ができて0.1切った視力を維持できる可能性をあげるために数か月ごとに10万以上する薬をうち続ける、その一部負担金が、たとえば生活の質をがらっとあげる白内障手術と負担割合が同じで、ものによっては値段がより高価いだなんてどう考えてもおかしい。しかも差益はおそろしく少ない。
すでに薬価に関しては日医は、それはもう製薬業界のほうで頑張ってくださいという態度ですが、薬がないと騒ぎながらそれはないと思うんやけどなあ。
安定供給は製薬業界の責務と科勝手なこと言うなら、値段についてはせめて足引っ張るのやめてやるべきでしょうが、
by 稲亀石 [医療] [社会] [コメント(1)|トラックバック(0)]
同性婚と性愛 ― 2024/11/16 11:42
これについては今までも駄文垂れ流しているが、いろいろ考えまとめた最新版。
同性「婚」というと吹き上がるのだが、これはセーフティネットの問題でしかない。
少子化に逆行するというが同性婚を禁止したって子供は増えない。思春期に誤誘導されるとかいうがそのせいで人口が有意に減るわけなかろう。
なんなら50歳以上で可能にするから始めたらいいだろう、出産まず関係なくなる。
いまの自治体の同性婚は戸籍につながらなくて相続がややこしい。夫婦同然に暮らす同性ペアはセーフティネットとして夫婦同様に保護したほうが社会も安定が得られるし、その場合相続から排除されるのが不合理だというだけの話です。ただ、同性婚を認めるとともに、社保で専業主婦(相当者)が年金保険料おさめなくても年金もらえるのはなんとかしたほうがいい。少子化時代の財政難の一因であって、ちょっとくらいはとらないと持続可能性っがなさすぎる。以上制度の問題は大きいがそれはともかく。
そもそも、性愛が男女に限定されているというのがただの思い込みであって、繁殖行為は男女間でのみ成立するのというだけにすぎない。
哺乳類は「かわいいもの」に弱い。
オスの生物的な使命は精子をばらまいて集団での遺伝子の多様化をはかることです。男はかわいい、遺伝子の違うつまり異質なものを捕獲して精子をばらまくようにできてる。
男より強い女子は子孫を残せない。つまり女子はかわいい女子たちの子孫だからかわいい率が高いわけね、
で、生物には自己保存本能があり、とくに、メスは子孫を残しうる自分の身を保護するのが生物的な使命ですから、自分を保護してくれる強いものに寄っていくわけで、女子も強い個体に寄って行くが、それは当然男子であることが多い。これは「自分の安全をコントロールしてくれる人に愛を感じることが自分を守る」というストックホルム症候群なもんです。
だから、女性が自立出来て安全な社会では「強い男」の需要は減る、となると、この世の男、おっさんはたいがいかわいくないから精子の出し先がなくなる。
生活が高度化し便利になり女性も仕事ができるようになったら少子化するのはあたりまえ。
生活が高度化し便利になり女性も仕事ができるようになったら少子化するのはあたりまえ。
そもそも、セックスはなんなのという件。
男ならわかると思うが射精そのものには習慣性というか中毒性みたいなもんがあって、やればやるほどやりたくなるし、やらないと忘れてしまうものでもある、いきなりむらっときたりはするけど。賢者タイムは、それがなければいつまでもやって死ぬのを防ぐようなものです。セックスの相手を作りやすい強者オスは、相手選ばず勃起してどんどんやるようにできてるのです。
しかし、それはセックスそのものであって、どう相手を選ぶかとはちょっと違う。
ちなみに「される対象」であるメスは、選ぶ側でもあるから、わたしは女性じゃないからわからんが、したい(されたい)と感じる相手でないと基本は濡れない、感じないんじゃないかと想像はしている、感じる相手が広い女性は状況にもよるだろうどっか壊れてるんだろうし(表現が悪いな)、風俗嬢が客に感じるなんて私は一切思ってない。
かわいいだけでオスが好意を抱いてそれがセックスにつながるならとっくにペドが基本になってるはずだがそうはなっていない。
行動する側である人間オスが交配にいたるには、選ぶ側であるメスがかわいいのほかに一つ要素がある。
交配は遺伝子の多様性をもたらす仕組みであって、異質なものを無力化安全化してとりこむものであるから、うまくいけば生存可能性が高くなり、自己肯定の陶酔が得られる。つまりオスの脳の「敵」に対する攻撃とおなじところにつながっていると思うのです。
だからツンデレはウケる。
金で買ってまでセックスをするのは、金出さないと手に入らない、つまり敵を金の力でねじ伏せているということです。
自己肯定を相手かまわず得ようとしはじめればセックスの依存とかレイピストとかになってしまう。
ペドなど本来的に敵になりえない無力なものに性欲を抱くのは本人そのものの自己評価がマイナスなところにあるか、強者がやり過ぎたうえに全能感でなんでもやりはじめたわけで、どっちにしてもそれはやばいという話。
据え膳を食わないというのもそういうことでしょう
哺乳類として女子も当然かわいいものに弱いものであるから、需要が高まるのは「かわいい男子」であり「よりかわいい女子」であります。ジャニーズ以降の「かわいい男子」の台頭は流れとして必然。
赤ん坊というものもかわいい。生活環境中に赤ん坊が居たらほしくなる。でも大家族でも村落共同体でもないいまは身の回りに赤ん坊なんてそうそういないから余計に少子化に至る。
赤ん坊の代用になるのが「ネコ」です。ですから、少子化対策にはまず若い女性のネコの飼育を禁止する必要があるいう理屈になるので、トランプはそんなにおかしいことは言っていない。
幼熟化によって「かわいい」方向に進化して子孫を残してきたのが東アジア人モンゴロイドです。男子もいっしょに幼熟化してるから、いかつい方向にいったコーカソイド特に大型化した北方の男にくらべれば「守ってくれそう」感が弱くなる。
かわいい顔貌で身体能力のすごいオータニサンは、東アジア人の理想進化形といえるでしょう。
なににしても「かわいい」ものに対する偏愛と、きつい環境下で自分を守るための「つよい」ものに対する依存が、性愛と一致してうまく生殖行為と重なってきたわけで、「かわいい」「つよい」はそれぞれ哺乳類メスと哺乳類オスの特徴であることが多いけれど、逸脱はいくらでもあるので性愛が同性で成立することだってそら起こる。
生物の繁殖に関してはあきらかなイレギュラーなんだから個体としては淘汰(子孫が残せない)されるので神経質に叩く必要はないと私は思っています。まして、同性パートナーシップに相続要件を加味することで日本が滅びるわけない。
同性婚の反対とかは、かわいくもなく強くもなれない男女(おもに男)たちが、自分らが実情にそぐわない制度に守られているのを認めるのが嫌で屁理屈並べてるだけと私は思っている。でなければそこまで感情的にはならない。
なんで明治以降の制度にそんなにこだわるんだか。江戸時代は一人の人間でも立場によって複数の名を持つことだってあり得た。
各個人の管理を「家」の制度を利用して戸主に丸投げするためにできたのが明治以降の戸籍制度です。全国統一制度にしたものだからそりゃ融通はきかない。
戦後、戸主が世帯構成各個人を代表するという制度でなくなった時点で、個人の状況によっては別姓がほしくなるのはあたりまえ、姓のかわる前での社会活動が全部チャラにされてしまってはたまらないだろう。
そこまでこだわるならむしろ親がつけるのは幼名で成人時あらためて成人名選ぶ(幼名でも可)という江戸以前の制度にせえやと私は思っています。とくにキラキラネームとかには有用だろう。
現代社会において同性婚の禁止は少子化対策にはなりえない。
そんな生易しいものではない。女性を出産機械にしないとどうにもならない。
人生のコースとして出産育児を選んだら人工授精でどんどん妊娠出産国がその間金銭の面倒見る、という職業でも作るしかないんでないか。国家公務妊婦というか。まあそんな国滅びるほうがいいかw
大陸国家は陣取り合戦で殺し合いするから人口が重要で女性を出産機械にしなければ国がなくなるし、たいがいそういう宗教とかその方向の制度をもってる。
周辺国家は逃げ場所があってそこまでしないから、多様性とかいいだすのはみな周辺国家、ヨーロッパは周辺国家のかたまりです。
by 稲亀石 [社会] [コメント(0)|トラックバック(0)]
米大統領選の感想 ― 2024/11/07 09:30
あたりまえのことしか書かなくてなんだかですが、、
これからどうなるかもわからんしトランプが素晴らしいとも日本にいいことをしてくれるともぜんぜん思わんけど、、、石破さんトランプ相手にちゃんとやれるんやろか。
会談でキョドってるところしか想像できなくて困っています。
まあハリスとならちゃんとやれたという感じもないけど。安倍さんが生きてたとしても二期目のトランプとうまくやれるかはわからんけど石破さんよりはましなような気はする、言っても仕方ないんだが。
というか石破さん誰とだったらうまくやれるんやろう。とりあえずは玉木さんとうまくやってほしい。
ハリスの落選。副大統領としては党内からも無能扱いされてたみたいだし、実際びみょーな問題については自分の昔話でごまかしてたし、この落選を男対女とか白人男性とそれ以外とかの図式でとらえてはいけないようには思う。
ハリス側の、本人はともかくその周辺は対決をそう持っていきたかったみたいですが、そもそもとして彼女自身の資質も問題はあるでしょう。白人男性以外の支持もなきゃトランプだって大統領にはなれまい。
結果論ですが、ハリスさんは、こいつにやらせたらなんとかなると思わせるものがトランプほどにはなかったんだと思う。「きれいなゴタクは並べてはるけどわしらをちゃんと食わしてくれるんけ」というところね。「こいつに店まかしてええんやろか」でもいい。
ハリスさん、予備選もなく繰り上がり、商売組織のトップも、自治体のトップもやったことないんだから実績がないと言われたらまったくその通りなんで、そういうひとでも推すしかない民主党の人材不足ということで終わりでないかい。
だからって実際トランプが食わしてくれるかはわからない。
その伝で言うと日本国首相も知事かせめて市長くらいやって実績見せて国会議員になって首相になってほしいもんですが。
、、、というと、ハピメよね〇まさんがついつい頭に浮かんでしまうがw いや頭のええ人やとは思うけどそれだけにポジトークに見えるものが多くってねえ、、、すみません。
共和党は党内でもトランプ不支持者の不協和音あるけど当選した事実は強い、民主党は何でバイデンもっとさっさと引っ込めんかったんやとかやり始めたし当面まとまらんのでは。
ちなみにうちの家内の米大統領選の感想は、、、まえのヒラリー‐クリントンさんはまだこいつに任せてみてもという強さが感じられたけど、ハリスさんは、なにをちゃんとやってくれる感じでもなかったからなあ、任せようという気にいまいちなれんでしょう、ということであった。
まあ選挙権もない日本人女性の感想です。
個人的にはハリスさん、沖縄で事故かなんかで収監だかされてた米軍人をアメリカに移送させてすぐに釈放にもっていってたので、アメリカの弁護士政治家としては当然なんかもしれんけど日本人としてはいい気分はしない。
なににしても対応する日本の政治家は当たり前ですが日本の国益を考えて動いてほしい。安倍さんの話はちゃんときいてた実績はあるんですよトランプ。
しかしウクライナどうなるんかな、プーチンはトランプに期待するものはあるんやろうけどその期待通りにするのかトランプ。現状固定から交渉はじめるならぜんぜん負けなので、クリミヤは露領としても東部は返してウクライナはNATO加盟、くらいにおちつけてほしいが。
なだめ役はスナクあたりになるのか、できるのか。
台湾は防衛費を払えとトランプが言ったのが中国の追い風になるというけど、防衛費を払ったらそれでいいよということなんでむしろ中国にはまずいんでないかい、取引でなんとでもなるということでしょ、額が高いというが吹っ掛けて始めるのは当然。中国が貿易上の対抗であることはトランプの言動でも確定なんで、台湾に攻め込んだら関税マシマシは警告済みだし。中国はまだ米国債持ってると思うが(売却進めてるとは聞く)、敵国認定されたら米国債は紙切れなのね。
ネタニヤフあたりには、お前は殺しすぎたからクビだ、とか言ってほしいw
「自由で開かれたインド太平洋」をシンゾーの遺産としてキープしてくれることを願う。
by 稲亀石 [社会] [コメント(0)|トラックバック(0)]
島耕作の「デマ」と謝罪 ― 2024/10/22 10:08
シマコーで、辺野古反対派もそのカウンターも金でデモなど雇っているとおばちゃんが言った場面が問題になって、謝罪に至ったという件。
漫画「島耕作」作者の弘兼憲史氏ら謝罪「伝聞だった」沖縄の米軍基地建設への抗議活動を巡る表現 10/21(月) 19:27 日刊スポーツ
「講談社の漫画誌「モーニング」の17日発売号に掲載された「社外取締役 島耕作」の中に、不適切な表現があったとして21日、作者の弘兼憲史氏(77)と同誌編集部が公式サイトで謝罪した。沖縄の米軍基地建設への抗議活動を巡る表現に、地元住民とみられる女性が「アルバイトでやっている人がたくさんいますよ」とのセリフがあり、同サイトは「当事者からは確認の取れていない伝聞だった」として、単行本掲載時には内容を修正することも発表した。」

ちょっと前から、辺野古じゃないデモで、アルバイトで雇われたと領収書付きでSNS上で暴露するひとが相次いでたんで、その流れでやってしまったんだろうけど。
それでわざわざきわどいところをほんの2コマ出して、影響力を確認してみせたということなんじゃないかと疑っています。確認できたんであとはさっさと謝罪するだけ、後の話につながってないから修正も難しくはない。まあ炎上狙いじゃないかと。
邪推ですよあくまでも。
邪推ですよあくまでも。
弘兼さんが好きとかいうわけじゃないけど、登場人物しかも端役のおばちゃんが「デマ」を口走ったのがけしからんというのがよくわからない。
フィクション上で事実じゃないことを言ったとして、単にそう思い込んでる人物がそこにいたという話でしょう、
登場人物が、ある人たちの認定する事実のみを話さなければならないとかどういう表現統制よ。
ええとこ、注記で、この人はそう思い込んでいる人という表現で作者の心情がそうというわけではないという程度のもんで、それでもなんでもやりだしたらやりすぎとは思う。
そもそも島耕作自身の行動の特に女性関係の出鱈目さは社会的に褒められたもんじゃない、そういう「お話」でしょ。聖人君子じゃないんで、登場人物たちのいってることもやってることもなんだかだから面白がって読んでるものを、いきなり政治的見解が違う記載があらわれたから叩くのはなんだか。
人気作家と言える人だからそれを叩ける口実ができてうれしいんだろう。
気に入らんかったら読まんかったらいいと思う。
もっと狂った設定や描写のお話はいくらでもある。
by 稲亀石 [社会] [コミックアニメ] [コメント(0)|トラックバック(0)]
石破氏の「変節」w ― 2024/10/07 10:08
総裁総理になったら、変節というか、ふつうの事ばかり言うふつうの人になったなというのが今のところの石破さんの印象ですが、選挙が終わったまた変わるんでしょうかね。
変な人が変節したら普通になったという、ありそうでなかなかない状況なのか。たいがいはもっと変になるもんですが。
苦労したということなのか、がんばって普通にしているのか、、、
お祝儀相場以上に支持率は上がらないだろうという判断で早期選挙なんだろうと思います、岸田はんのせいにするためにも、ろくに討論せずまず選挙なんかもしれない。
みんなに合わせて振る舞ったら選挙に負けたこれからは好きにするとか言い出すんじゃないかね。ポッポじゃないがアメリカに相手にされなくならんようにね。
とまあ、てきとーな感想です。
by 稲亀石 [社会] [コメント(0)|トラックバック(0)]
日本の医療DXの現状 ― 2024/10/06 21:38
各種データとともにデジタル化された様々な業務を端末システムから行うことが可能になりつつあって、これらの動きはデジタルトランスフォーメーション(DX)と呼ばれる。
保険医療行政におけるDXの推進の目的は、主に国民の医療サービスの質向上や効率化、持続可能な医療制度の確保であるとされているわけです。
その目的に沿う限りDXについて異論をはさむ気はない。
しかし、、、現状でのDXは、各種手続きを自前の端末で行える、という程度にとどまっている。
賛否はあろうが、療養の給付に関して、クラウドにまともな電子カルテシステムが共有され医療行為が保険点数に自動的に紐付けされて即時に窓口負担分まで計算されそれを通せば返戻も減点もないシステムが保険者から無償で供与されるならほとんどの医療者はDXに肯定的になるだろう。匿名化された個人データの共有も統計処理をまともにできるなら医療の有効性の向上に有用であろうから猶更である。
これはほとんど皮肉で書いている。「まーできるわけないよね」
すでに労働人口減少社会となった日本では、すべての局面において不要なコストの軽減は重要。
各種許認可や手続きにかかる時間も手間もコストです。
すべて不要なものとは無論いわないが、その手の規制の中で仕事するのは、手足に重りをつけて動くようなものです。当然ながら生産性は落ちる。
現状のDXは、現場の手間を省き生産性をあげるという方向には向かっていない。
むしろ行政はいろいろな手間をネットやデジタル化を通して現場ユーザーに放り投げつつあります。ユーザー側はそのつど端末に向かわねばならない。手間をユーザーに丸投げできるようになった上は、規制を増やすことに行政側が躊躇する理由はないわけで、実際、今回の保険改訂でも、療養給付にかかわるとは言えないベースアップ評価料や煩雑な管理料などの手続きが現場に降りかかってきた。
しかも各部局がそれぞれ行うものだから、おなじ厚労省でも担当部署が違うとこちらに割り当てられるIDが違うなど、いい加減なことがおこっている。問い合わせてもたらいまわしになってまともに返事も来ない。うちのG-MISのIDはいまだにわからないままですわ。
管理する側からすれば、いろんな枠組みが細かく厳格に区切られ、乗り越えるたびに情報が残るほうがやりやすいに決まっている。行政はすべからく規制を増やしたいという本能を持つのです。
いっぽう管理される側にすれば、手間が多いものに近づくのはなるべく避けたいのは当然。規制の多い分野は参入者が減って、その分野自体が成り立たなくなっていく。
平成21年教員免許更新制度が導入されさまざまな手続きが教員に降りかかり、雇用レベルが維持困難になってけっきょく更新制度は令和4年に廃止された。
盛りだくさんなかかりつけ医制度の構想を見るにつけても、医療行政においてその二の舞が演じられつつないか。
かって米国のトランプ大統領は、ひとつの規制をつくるときは2つの規制を廃止するべきというルールを提唱した。トランプ大統領の実際の政策についてはともかく、DXの推進に当たっては、日本の今後に必要な分野であるほど、それを規制強化の手段にしてしまわない歯止めがいる。
今の日本にその動きがあまり見られないことを憂慮するべきと思うが、憂慮したってねえ。
こないだの総裁選でも社会保障についてはほとんど争点にならなかった。あれ、もうどうしようもなくて争点にしようがなかったんでないかい、となれば、財務省厚労省の路線でここからも続くんだろうね。
by 稲亀石 [医療] [社会] [コメント(0)|トラックバック(0)]
いった店 ビフカツ ― 2024/09/26 21:08
最近ほんまに新しい店に行かない。
もともと夜はまともに食わない。たまに、なんかの会でホテルフレンチ食って気分が悪くなるとか、久しぶりに回らない寿司屋で好きなもの食って調子が悪くなるとか、末期的。
たまにはビフカツ食おうぜということで、、
「洋食の藤」 JR神戸駅近く。
店名からむかしながらの洋食店かと思いきや、いまふうにきれいな外装店内、ヒルビリーっぽい音楽が流れる。テーブル2つにカウンタ8席ほど。

待ち客もいたけどタイミングよくすぐに入れました。
ビフカツはやわらかい厚い赤身、この厚さだところもがずるずる外れることが多いのですがしっかりついていてよろしかったです。サラダも多い。
時間帯によってはさっさと回転に協力する種類の店かとは思うけど、外で何人も待つなか、お友達と談笑しながらゆっくり食ってる女子客もいたりしていろいろやね。

それと、、
「Beer Thirty 河原町三条」
アサヒフードクリエイトがなくなって傘下の「アサヒスーパードライ」がコロワイドに引き取られ「Beer Thirty」という店になったのですが、、、
河原町店は、天井にLEDライトが埋められて全体明るくなってしまった。クラシックな感じで行くなら京都駅前ルネサンスビル店のほうがいいと思う。
以前はこのふたつの店はメニュも違ったりした。片方にだけオムレツモンサンミシェルがあったり、ビフカツも違ったりしたんですが、いまは統一メニュのようです。
BeerThirtyになって、その、オムレツモンサンミシェルがなくなり、ビフカツもなくなっていたが、こないだいったらこんどは茶美豚のスペアリブが消え、懐かしメニュとしてビフカツが復活していた。メニュがようかわりますねえと思わず古株店員さんに言ったら笑いながら首を振っていた。

ビフカツはたぶん時限メニュでしょう。ここのビフカツはわざわざ塊肉から切るんじゃなく半製品の冷凍をいれて揚げてるとは思うがべつにそれはどうでもいいので、ひさしぶりにここでビフカツが食えてうれしかったので書いておきます。
しかしスペアリブなくしてどうすんのとは思う。

by 稲亀石 [食事お酒] [ビフカツ] [コメント(0)|トラックバック(0)]
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