中華コロナ血清検査キット2020/04/04 13:06

コロナの毒性が上がってきて、ちょっと大変になってきた。

ところで、、、
巷に売られる中国製の新型コロナ血清検査キット、知人が、診断には使わないとの前提で使ってみたそうです。

その結果、、、、無症状 9人中、2人に IgM のみうっすら出て、困ってるらしい。
IgG陽性は皆無。
3個で全血もはみ出してくるし、どんなもんなんやろうこれは、と。

このキットかわかりませんが、中華キットの報告では、むしろ IgM 検出率が低く、 IgM 陽性の場合は IgG たいがいも陽性になるということだった。
だから、 IgM のみ、というのはあまり想定してなかったそうです。

日本での感染流行がゆるいのは、はやいうちに低毒性のウイルスが入ってきていてすでに免疫がかなりの範囲で成立してるからではないかという仮説が立っています。
彼は、自分にも検査してみて、IgG陰性だったので心の底から、がっかりしたそうです。
この結果があてになるなら、すくなくとも彼の近辺では、先行感染仮説は真実ではなさそう。

IgM 陽性だったこの場合、どうするかになりますが、、、、結果があてになると考えたら(しつこい)、感染1-2週間たってるということになる。現在、無症状。
無症状者からうつることはまずないという中国からの報告(ほんまか)もあるし、診断に使わないのが前提なので、なにも対策はしないそうです。

つまりそれです、あてになるんやろうか
どっかの国にいったキットは、感度40%だったという記事もあった。
それなら現在のPCRのほうがずっとまし。

びみょーな問題なので、結果はしばらく教えない、という事前同意もあったそうな。
2週間たって、無症状のままならもっぺんチェックするつもりですという。風邪症状起こす人がいたらその場合も調べると。

こういうことを考えると、血清検査をそろそろ広げて、免疫状態を把握した方がいいという一般論も、どうだろうとおもう。あてにならない検査の結果に振り回されてはどうにもならない。

結果を教えるなといっても、たぶん通らない。
そうなると、絶対教えあいっこもするわけで、そこから勝手な解釈をそれぞれがやって、ケガレ扱いとか差別とか就業拒否とかいろいろおこりそうだ。

役人はこの手の調査の結果をなかなか言おうとしない、というが、言った結果ものすごく手に余る事態になることが予想されるなら、そら言わんやろう、というのが、やった人の感想でした。