ハンターと銃2016/02/15 22:21

あまり書かないようにしていたが、銃をもって猟にいく。散弾銃を持って鹿の巻狩りなんかにいくわけです。

なぜ書かなかったかというと、いままで実弾銃で獲物をとったことがなかったからである。獲物の実績がないので、自分でハンターであるとはいいづらい。
獲物をとったことのない自称ハンターは、寒いさなか、銃のようなアブナイ代物をかついで、山の中をうろうろするただの変な人でしかないよねと、忸怩たるものがあるのです

で、今季の猟期も、本日でおわるが、今季から私はハンターを名乗っていいと思う。
先日、やっと鹿を射獲しましたので、自称を外していいよね、というところ。

数年来使わせてもらってる山地がある。犬や鹿の動きをみて、待ちをちょっと考えてみたら、その日は大当たり。朝から1頭、昼から1頭いただきました。

その山地かいわい、村の畑地は鹿に荒らされ、石垣は猪にほじくりかえされ、銃をもっていたら「獲れましたか」「どんどん獲ってください」と応援される、ハンターにはありがたい場所です。

加えて、今季であるが、本格的に池めぐりをするようになった。で、何度も飛ばれたが、エアライフルでマガモも1度おとした。昨年までは、ヒヨドリばかりおとしていた。

俺でも猟は出来るんやなあよかったなあ、という安堵です。
鹿と猪については、私の登録県では3月15日まで出猟できるので、もうちょっと頑張りますかね。

ところでいまの私の銃ですが、自動銃は12番径の Beretta A400XL、上下2連は20番径の Miroku 2700MC、エアは5.5mm径の FX-250Royale です。
すべて、今季からの銃です。

以下へっぽこハンターの弁。

Beretta A400XL であるが、26インチリブ銃身とスラッグ銃身をもっている。新品で買いましたが、しょっぱなから先台がわれたり、中金具がゆがんで回転不良おこしやすかったりで、ちょっと不信している。こいつで上記2頭いただいたが、1頭目のときも回転不良で2弾目がでないところであった。24g プルーフのはずなのですが困るなあ。
それにしても 12番径のスラッグの反動はきつい。スコープあわせだけで肩に軽い皮下出血ができた。だから、火薬のより少ない弾を、狩猟に使う。
ほんとうはスラッグ銃身のみでほしかったがあくまでも替え銃身としてしか買えなかったので、26インチリブ銃身で買った。しかし、猟場でスラッグ銃身つかうんだから、クレー用に、リブ銃身は28インチにしてもよかったとおもう。
 Weaver の 1-3倍スコープは、米尼から取り寄せた。両目でつかえて、これはけっこう気に入っています。 Leupold 1-4倍より安い。 
猟のグループによってはスコープ駄目だったりするらしい。等倍ならなんであかんのやろうと思う。歳食うたら、裸眼じゃついていけんのですがね。
ただ、スコープつきだと、クレー射撃が驚くほどあたらないw これは慣れの問題になりますが、私の場合、追尾がとまってしまうようです、で、力むので弾が下に行くと。下の地面にあたるなんてありえないと、いわれましたわw へっぽこやねえ、、、
自動銃は、以前は Remington 1100 をもっていた。ベストセラーです。銃をもって猟場を歩き回るのに、薬室に弾は入れず弾倉には入れて、いざというときワンアクションで薬室に弾を送れる Beretta がほしくて買い換えた。ずっと軽くなったのはよかった。

Miroku 2700MC
ですが、知人に、 SKB の20番径上下2連でヤマドリを、犬もつれずに沢を巡って一季に二けたおとすとんでもない人がいる。話を聞くと、やりたくなるではないですか。通販中古を買いました。20番径26インチ交換チョークは、持ち歩くと軽い。上下2連は折れば安全というのもよいもの。
しかし、休みも少ない中、週末は自動銃で鹿の巻狩りにでかけ、平日休みの朝はエアで鴨やヒヨ見て回るんじゃ、この上下2連をもって山の中をうろつくことがなかなかできない。結局2回しか歩けなかった。これは反省。
沢を歩いたりしていて鹿みつけたときに、上下2連なら静かに弾をかえられる。実際そういう状況もあった。当たらなかったけどw
まえにもっていた Miroku 2800RTという30インチ(だっけ、長くて重かった)のトラップ専用上下2連よりも、クレーはあたりにくいようです、これもかなり慣れとは思うが、散弾が短い銃身からはやく散っていくのだから仕方ない。更新の技能講習が心配。

どうも、買うべき組み合わせが逆だったように思うのですね。
自動銃は、 Berettaのウリカあたりの24インチか26インチの20番径でスラッグ中心に、上下2連は Benelli あたりの軽い12番径26インチか28インチで散弾中心に使えばよかったんじゃないか。
銃は、使ってみなきゃわからんのですねえ。
次の切り替えの時に考えてみます。

エアライフルは、まえに FX2000 ウェブリモデル使っていて、これがよくあたった。ただおそろしく音がでかい。アウェーな場所で猟するものにはちょっとつらかったもので、 FX-250Royale にかえた。日本向けカタログにはなくなりましたね。
この新銃、静かです。外れても鳥が飛ばないw
気に入らないのは、ライフリングがないせいなのか、コルト銃身の FX2000 より、まとまりが悪いように思う
加えて、ユーロモデルといいつつ、日本で売るものは東京銃砲がパワーをおさえてしまっている。 40 ft/lbs くらい出るはずのものが 30 ft/lbs しか出ないようです。ま、これでもFX2000並みにはでているわけですが。
エアライフルなんて、風にも弱いし、鉛弾のすそがゆがむだけで行先がずれてしまう。たたでさえ流されやすいのだから、パワーダウンされたうえにまとまりも悪くなって、撃った実感としてまえの銃のほうがよくあたったというのは悔しいものである。
最後の2週だけ March のスコープつけましたがね、あきらかにヒヨのあたりも悪かった。マタドールにでも手を出すか。
まあこれも、まずはしっかり練習したうえでの話ですけどね。

5.5mm というのは、大型小型どちらのサイズの鳥にも使えるが、逆に言うと半端なサイズで、大型鴨くらいだと、ネックショットでもしないとすぐ半矢になってしまう。いっぽう、ヒヨにはちょっと強力で、胸でもぶちぬいたら食うところがかなり減る。だから、まとまりがよくないとこまるのです。
ですから、銃を口径サイズでつかいわけて、鴨なんかは 6.35mm、ヒヨなんかは 4.5mm で撃つのがもっとよろしいのです。それはあたりまえですが、そうやって銃をどんどん増やしたんじゃ手続きも大変だし管理もたいへん、車に乗せっぱなしには出来ないし、猟場に2丁なんてかついでもっていけません。
そもそも警察がいまどきそうそう許可をくれない。


ところで、あまり更新もしないしたいしたことも書いてないのに、アサヒブログ内でのアクセスランキングがそれなりに高い。以前はすぐ200位近くまで落ちてましたが、最近はしょっちゅう100位以内に入っている。
これは、アサヒブログやってる人自体減ってきたということでしょうかね。アサヒブログ自体がなくなりゃせんか。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://inakameishi.asablo.jp/blog/2016/02/15/8019192/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。