行った店 鰻 京都 イタリアン 東京 ほか ― 2013/12/05 21:02
「鰻屋すみで」 山科小野 うなぎ
カウンタと座敷の、外環ぞいドライブイン風鰻屋。炭で地焼き、歯ごたえがあって私は好きですが、柔らかいのが好きな人には向かない。よいうなぎです。

う巻きは片栗粉まぜてるようなもっちりした食感、肝焼きは一人には多い。どうも一品がびみょーではあるなあ。場所が辺鄙なのが難。客がいないと早めに終わるようなので注意。すっぽん鍋もある。
「炭焼きうなぎ おぜき」 京都千本上立売 うなぎ
店頭で鰻を焼く魚屋の奥が、なかなかきれいな小庭の見える座敷になってて、うな丼とうなぎ定食が選べる。一品はない。ビールなどもなかったようだ。
うな丼は 3.5K、炭で地焼き、部位により歯ごたえがあったりやわらかかったり。白いご飯に載ってくる。ご飯にたれはかかってない。ほしかったらどうぞと甘いたれをつけてくれますが、酒分の飛んでない焼く用のたれで、ごはんにかけるには向かないし、かけなくても全部おいしく食える。よいうなぎです。
謡曲がラジカセから流れてた。14時くらいまでしかイートインできないし、しかも日曜は休みなんだし、どういう層がターゲットなのかよくわかりません。魚屋のついでに、ほんとについでに、やってるのだけはわかるのですが。
「うな良」 くいな橋西詰め 京都くいな橋 居酒屋
40歳代のご夫婦か。よさげなものがいろいろ充実した居酒屋。加えて、うなぎもある。
「瑞玉」のように下焼きされた切り身を、冷蔵庫から出して、ロースターであぶる。白焼きは半助つきだった。蒲焼は身側にのみタレつけるから皮はちょっと硬い。うまきうざくはあるけど、肝はない。
鰻を店名や箸袋につけてトレードマークにする割りに鰻分薄いとは思いますが、こんな辺鄙なところで、楽しく飲んだついでに鰻がいただけるならそれでいい、かな。ご主人は馴染み相手だとよくしゃべられる模様。
ちょっと鰻疲れしてきたが、あと3軒はいきたいところがある。
「スープ屋さん」 不定開業 京都
むかし船岡山南でスープカレー屋やってられた北海道出身のあるじ夫婦が、年に2回ほど週末に京都で店をされる。で、常連にメールで知らせて、みんなうろうろ食いに行く仕組み。晴明神社近所だったが、いつもそうなのかは知らない。

もはやカレーはまったくなし、よくわからない薬草風味のスープにごはん。唐揚げは、豆腐系のものをあげてると隣の席の人がいっていた。30代後半中心の常連たちは、みなダウンジャケットかその類を着て、見事に同じ雰囲気、「お金はそんなになくてもこだわりをもちたい」感じの普通のひとたちで、ご無沙汰を語りながら、接待係の女性と盛り上がる。町家の狭い土間で、テント屋台みたい。準備も非常にゆっくり。
教えてもらってふつうにスープカレーくうつもりでいったが、常連でもないのに場所時間とってほんまに、すまんかった。
「トルナヴェント」 西麻布 イタリアン
ピエモンテ料理ですと。本場を知らんのですが、おいしかった。東京のフレンチイタリアンはそれなりに金出すとほんとレベルは高い。京都くんだりだと、あれ?とおもうところがたいがいどっかにあるのですが、そういうものがない。

量は多いのでシェアして、ワインをグラスにすれば、ひとり2万はしない。板書きの品数は多すぎる。サーブに問題はないが人手がやや少ないので、余裕をもってのんびりするといい。
いった店 京都 鰻やフレンチほか アニカラ ― 2013/12/15 09:17
「梅乃井」 柳馬場御池下がる 鰻
食堂風の有名店。鰻を使った寿司もやってるので寿司屋の組合にも入っておられるそうな。江戸風、よい鰻。う巻きうざくもちゃんとしてる。

「ごとし」 高倉二条下がる 居酒屋
魚をメインに、燗酒を飲ませる。きれいな店内で、客年齢層は高い。あるじご夫婦は40くらいか。

相手が年寄りだからか、刺身じゃなく調味するものは味がずいぶん濃いように思う。
最近の京都の和食が味が濃いという人がいるのは、淡い味じゃわからん年寄り客がメインだからじゃないのか?
和服は、それに金使う層とともに高額化高齢化し、その層が死んでいくとともにあっというまに廃れた。
和食もこのままじゃそうなるぞ、ユネスコ云々はそれを見越した動きなんでしょうが、若手和食料理人が若年から中年層あいてに新店出してそれがどんどんやっていけなきゃねえ。ビストロやバルの勢いが和食にはない。
「野村松花堂」 二条御幸町 フレンチ
ドイツ中心に修行されたもよう。いまどきそっちを表に出したほうが売りになるような気がしますが、フレンチで売ってる。

ビストロ扱いする向きもあります。和食風のみためで、量もちょっと少ないかなと思った。でもまあ余してる人もいたし腹具合かな。京都相応。
「セラビ C'est la Vie」 四条大和小路上がる 喫茶洋食
みかけ普通の喫茶ですが、きっちり肉叩いて揚げて、カツにしなすった。まともなビフカツでよろしいです。


祇園で飲む前に腹を満たす店か。ピラフ食う、通勤途上の嬢もおられました。
ここのおもて地下のグリルミヤタは廃業し、テナントはそのまま。貸すほうは居抜きでやりたいんでしょうね。
「カルバドール」 寺町二条 バー
カルバドスがメインですがほかにも当然いろいろおいていて、入り口外観からは想像もつかない、とても感じのいいバー。

かいわいのビルの二階の、ドアのリンゴのマークが目印。看板も表示もなく、建物のおもてからはわかりませんが、一見でも入れました。
「鯛寿司」 四条河原町近く
カウンタのみ、キャパ10数人。ややお歳のご主人と歳離れてそうなおかみさんが愛想よくやってる。混んでるが、直前でも電話(必須)したらあいてることある。お造りのほかアナゴ(下処理済を袋から出しては)焼いたりホタテ焼いたり。ねぎま汁いい。プラスてきとーににぎってもらって、8K。一人で行く感じじゃないな、2-3人でうるさいこといわず楽しく過ごすのがいい。むこうには、新ゼミ生5人連れた指導教員の感じのグループもいた。
ほか既出から。
「能登」 琵琶湖鰻が鮎の簀にかかって入荷、よろしかった。猟期に入って天然鴨も入荷している。ただ、たまたまか、えらく味(山椒や塩)が濃かった。要注意。
「のと与」 鰻地焼きを京都で、一品で飲んだうえで食うというと、ここが、無難ではあるなあ。昼遅めにはいるとほかの個別客3人がみな女性だった。
京都で、江戸風の鰻は値段はともかく内容はちゃんとしてることが多いのに、ひきくらべて、地焼きの店で、炭焼きかつきっちり鰻関連一品のできるお店がこうも少ないのは、魚屋がついでにやってるからですかねえ。
鰻ですが、「祇園浜松屋」は休業中。食べログでみかけた「京らんまん」は店自体がなくなってた。厳しいなあ。
ところで、 JOYSOUND-UGAへの不満だった「わたしの恋はホッチキス」の非収録ですが、最近収録されてリクエストできるようになった。

ボイスアシストつき。
澪と唯の声だからって、要らんのだけどなあといってたら、長浜のラウンジの女子が、リモコン表示からはいって、アシストの声を消すやりかたを教えてくれた。あんた偉い。
アニカラ 2012/10/10 23:26
これでやっと前に書いた環境 ↑ に近づいた。
いった店 1日3鰻あわせて5鰻 ほか ― 2013/12/29 16:58
うなぎだらけで今年を終わる。
「うなぎ 徳」 京都高島屋7階 鰻
いろいろ上品であった。

歳召したご婦人たちがゆっくりうなぎを食ってらした。まあ、そういう店。
「祢ざめ家」 伏見稲荷 丼もの屋
お稲荷さんというと、お正月にはみな道端で焼いてるウズラをみるだろう、これがその店、並べて鰻も焼く。写真は店内から。

ガス遠赤外ですが、なかなかに香ばしく、ぷっくりしている。ご飯は固め。観光地環境で夜は早い。昼から、ウズラなどでいっぱいやって、うな丼で仕上げたら仕合せでしょう。メニュには、一般から姿を消した雀もある。
「錦魚亭」 京都大丸西側路地入る 居酒屋
居酒屋、夜だけのようです。ちょっと大きいがバイト運営大バコ店ではない。鰻は蒲焼白焼きうな重のみ。下処理したラップ包みの鰻を調理するのは居酒屋標準。たれはよいたれ。自前で育てるんじゃなく錦で焼いてる店から分けてもらうとか。そりゃ専門店じゃなし焼く数からしたら勝負にならんですわな。

居酒屋形態だと鰻だけではなかなか済まない。日本酒の種類がやたら多いが基本冷酒。軽く飲み食いして5K程度。
以上3店は1日で回った。
「舞坂」 京都中央卸市場西 鰻
まえは河原町に支店があった。すっぽんもやってる。うなぎの一品は標準的なものが4つほどあって、全体的に安い。ランチは特にお得。鰻は、あまりかりっともぷりんともしてないが地焼き。昼休みなし。

水槽に天然鰻も飼われていて100g2000円ですと。そっから切り身をもらうわけじゃないから個体まるごと買いでしょう。1尾1Kgくらいで、蒲焼なら3-4人前だそうな。それで鍋とかやってもらえるんだろうかと、ふと。
「花遊小路 江戸川」 四条河原町かいわい 鰻
江戸式。「やげんぼり」チェーンのもと。建物はあたらしい。くりからとか、京都ではめったにないものも含め一品が多い。うまきはでかい。平日昼ひとり呑みだったら、串をいくつか頼んだ上で、平日ランチでお得なうな丼梅のセットにするのがいい。
注文すると、下焼きした串を蒸し器に入れるところから始まる。香ばしくふわっとしていて、たれはそんなに甘くない。

昼も夜もせめてあと30分遅くまでやっててくれたらいいのに。カウンタは場所により外気が直撃するので注意。
祇園の「う桶や う」はここのチェーンなのでもういいか。あの桶みると一人で行けるようには思えない。
鰻屋、京都のまちなかでその気になったときに入れる店は、あと数軒リストに残るのみ。
来年は、市内行き残しのほか、西京極や周辺部に何軒かあったり、高級うなぎ料理屋があったりするのを、ゆっくり回ってみよう。
「Le Refuge ルフージュ」 木屋町団栗下がる フレンチ
値段は大変手ごろだし、トピナンブール的芋つかったり料理内容もしっかりしてお値打ち感はある。夜だったのですが空いてた。
塩きつ目に感じた。パンがなんだかでしたが値段的に仕方ないか。テーブルワインもボトルは見せない。階段は急。エスプレッソは機械故障中、紅茶はアールグレイです。応対はまともで、ほっといてくれるので気楽。
2人で1万いかないオーダーであれこれいうのもなんですけど、、、、そもそもの設定をもっと高くして、あちこちちょっと手厚くしてももいいのではないかしら。
名前が発音しにくいし、すまんけどこの単語は英語の refugee (難民)のほうが先に頭に浮かぶ。食べログはアルファベットでは出ない。
「喜幸」 四条河原町あたり 居酒屋
正統派居酒屋の外観。30代50代70代の3人の和服女性がやってて、遠くからの客やらが土産もってくる。「京都ならでは」なのだそうで、地元の話をしているのが今熊野あたりのことだったり、まあ京都ですけどね。

ビールやお燗の銘柄を目の前で間違えるのが印象に残った。半人前量での対応あり。3皿食って3本飲んでほぼ7Kはちょっとお高めですが、観光客のベースキャンプとしていいと思う。
「大市」 千本 すっぽん
ほんまにすっぽんのみ、それも鍋しか出ない。コークスで赤熱の鍋など、詳細はあちこちで語られてるからパス。キラーコンテンツを持つのって強いんだなとありきたりな感想。一人23K。ここの常連てどんな人なんやろう。
お安いお店から。
「四条パクチー」 四条西洞院 タイ料理
最近の店。こういうビニルでおもてからパーティションした店よくみるが、この店自体の系列はほかに丸太町だけだそうな。グリーンカレーがやたらココナツで甘かった。ライスは香り米。値段は日本の定食屋並み。

おもてにタイ文字らしいものが書いてあって数字もあるが、あの数字は、タイバーツで注文したときの値段か?それだけは気になる。
タイ人らしい客がきたら、タイ語しゃべる人がでてきて、応対していた。
よく行く店はすべてこともなく。
「大珉」 大宮や西院の大珉がなくなったという噂だの馬仙山がどうかなったという噂だの、いったい大珉グループどうなんやと思っていましたが、大手筋のここはあいかわらず家族でまったりやってられた。

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