生活保護と眼鏡22013/07/31 01:46

知人の話です。

生活保護者は、4年ほどに一度なら眼鏡についての補助金が出る。

ところが、それをもっと早い頻度でもらおうとする人が最近目立つのだそうな。こわれたとか、あわなくなったとかいうなら名目はたつが、そうでもない。
そんなに視力が悪くないのに欲しがったりする人もいる。

こういう用事では、時間がかかって突っ込みの多い病院に来る患者は少ない。開業医、たとえばその、知人のクリニックでさっさと済ませようとするわけだが、そのクリニックで2年位前に眼鏡を処方してる。前のがあるけどもう一本ほしいのだと。
求められれば書類を書かねばならない。

前からの期間が短いのに通るのかというと、役人がとにかく書いてもらえというんで、もってきたそうな。
こっちに判断をふるなと、ここでまず軽く腹を立てるのですと。

書く書かないで争うのもあほらしいので、処方箋を作り、そえる書類には、「裸眼視力なになに、矯正可能で、日常生活に必要」とかいたあとに「現用眼鏡での矯正視力はなになに、視力については、使用可能」と加えるそうな。
このバリエーションとして、そんなに視力の悪くない患者が補助金で眼鏡をほしがる場合に「裸眼視力なになに、裸眼で免許取得可」と書くそうな。

それでもそんな書類を通して補助金をやるなら、それは役所のせいですわな。

で、たぶんそれでも書類は通ってるらしい。「不要という意味だとわかりませんでした(テヘリ」と役人はいうらしい。

眼鏡をどうつかってるのか、なんで似たような眼鏡を他人の金で2つも欲しがるのか、古いほうは売っぱらうのか、公費の無駄遣いに見えて、嫌やなあと、ぼやいておりました。

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