Kezako 祇園フレンチ 映画 super82011/06/26 20:33

家内と外食。しかし暑いです。

「Kezako」 フレンチ 祇園
おもしろい、という評があったがたしかにおもしろい。
寿司でいうなら、カリフォルニアロールとおなじくらいまともな巻き寿司なんじゃないかね。失礼なたとえならごめんなさい。くっきりした味で、見栄えもいい。香りもいいと思うが家内にはきつかった。
客のリスト作って前の料理と重ならないようにする努力は続くんだろうか。立て板の立場の、鬚の若い料理人がようてきぱき動くなあと思ったが当たり前か。仕上げはフレンチシェフがやってたが。安いほう4Kほどのランチは前菜2スープと魚、これを2人と、シャンパン1杯とシャブリハーフボトル1本で12Kほど。おもろい風味のパンと思ったら古代米(赤米?)混合の由。




Kezako から、暑い真昼にだらだら歩いて、高島屋に上がった。軽く飲もうかと思ったが京回廊にある Cordon Noir の系列店はほとんど軽食屋やなあとかいって、やめた。
高島屋前に座り込んで飲んでるひとびと。アイス食ってるし、ええ国やねえ。





別の日。
娘の人と映画 「super8」をみました。
その前にはもちろん回転寿司であった。
以下、ネタばれします。

ETのバリエーションですね。まあETも物語としては貴種流離譚だし、おもしろいバリエーションで乗れたらそれでいいわけではある。
エイリアンが自力で帰れるようにするには自己整形型の宇宙船技術があるという設定がまず出来た。で、無数のキューブつか多面体がそのベースになる技術の設定になるわけです。その1つを回収できなかったのでそいつがほかの多面体の中心になって宇宙船を再生したわけね。回収できない理由の設定は、エイリアンと多面体を運搬するときに事故があるとして、たまたまいた青少年が多面体を一個がめたからだと。なんで夜中の辺鄙な駅にそいつがいるのか、アマチュア映画の撮影だね。
すべてがおそろしく逆算型の設定で成り立ってる。悪いとはいわないがここまで見え見えだとどうもなりまへんで。どれ見ても、ああこれ後で使うやろなあというのばっか。そもそもLocket が Rocket に飛んでいったといわれても。
アマチュアゾンビ映画にでてくる会社が「ロメロ化学」というのだけは上出来なくすぐり。

スピルバーグの映画では、いかにも悪そうにでてくる軍とかが後半そう悪い人たちでもなかったねということになることが多いが、この映画では、そういうことはなかった。
なんかが写り込んだフィルムをめぐって争奪戦があるわけではぜんぜんなく。エイリアンの出発をクライマックスとして、それに向けて人が和解していくのも結構な話。
しかしキュービックに指令を出す機械をつくるかなんかしてたんだろうけど同時に人もさらうしバスも襲うし忙しいねエイリアン。

K at DS