病気の説明の好きな医者 ― 2011/03/03 16:34
インフォームドコンセント当たり前の時代になってきた。けっこういちいち手がかかるのですが、知人に、説明が大好きと言う変な医者がいます。
「おまかせします」といわれても「いやわかっておいてくださらないと困る」といって延々、手術の合併症について説明するらしい。
「100%治ります、だなんていってはいけないと厚生労働省の通達にもあった(本当?)、ききたくないでしょうけど、悪いこともいうのがいまどきなのできいてください」といっては、話し続けるらしい。
病気についても、きいてくればきいてこられるだけ延々話す。外来はそこで止まる。
若い網膜剥離の患者が、ボイスレコーダを置いて、半可通なことを質問し始めたときは、眼杯から網膜と網膜色素上皮が形成される発生の過程から説明し始めたそうです。ほとんど講義。
神経質な緑内障患者には、手術成績の論文のコピーも渡し、後期だと手術で中心視野がとぷ話まで説明。説明すればするほど患者は心配事が増えてなんでもだれにでもそれこそORTにまで気になる事を口にするようになっていきついには立派なモンペ体質になったそうだ。「説明すればするほど気になることが増えるんやねえ」ということらしい。
そのうえで、「手術すれば治るでしょうか」「できるだけのことはしますが、治るかどうかは神様がきめることです、わかっていることは手術しないと治らない事です」「大丈夫でしょうか」「結果の保証はだれにもできませんが、この目はすでに大丈夫ではありません」と、思う存分「正しい事」をいうのは楽しいらしい。手術は仕方なくするものです、あなただってやりたくないでしょ、というのが口癖。
ごくたまに「安心しにきたのに」と怒る患者がいるそうで、「安心は本人の気の持ちようです、いまどき悪い事まで説明しないといけませんのでこんなものと思ってください」というそうな。
もし、「あれこれいわずにきっちり治せ」といわれたら、「100%はありえません、それを求められるなら私には無理なので自分でどうぞ探してどこにでもいってください」という気だそうですが、その機会はまだないと残念がっている。
一言で言ってしまえば、立派な防衛医療ですな。
医者にとっては楽だし、あとのトラブルもまずおこらないそうですが、つまりはかっての「家父長的」な医者、患者のためになんでも背負い込む医者じゃいまどきやってけないし、やらなくてもいい社会状況になったということで、さてこれは患者にとっていいことなんだろうか。医者とおなじだけの知識経験なんてたまたまその病気になった患者が持つのはどこまでいっても無理なんだし、ちゃんと教えました全部自分で考えなさいっていわれても、けっこうしんどいんじゃないかねえ。
「おまかせします」といわれても「いやわかっておいてくださらないと困る」といって延々、手術の合併症について説明するらしい。
「100%治ります、だなんていってはいけないと厚生労働省の通達にもあった(本当?)、ききたくないでしょうけど、悪いこともいうのがいまどきなのできいてください」といっては、話し続けるらしい。
病気についても、きいてくればきいてこられるだけ延々話す。外来はそこで止まる。
若い網膜剥離の患者が、ボイスレコーダを置いて、半可通なことを質問し始めたときは、眼杯から網膜と網膜色素上皮が形成される発生の過程から説明し始めたそうです。ほとんど講義。
神経質な緑内障患者には、手術成績の論文のコピーも渡し、後期だと手術で中心視野がとぷ話まで説明。説明すればするほど患者は心配事が増えてなんでもだれにでもそれこそORTにまで気になる事を口にするようになっていきついには立派なモンペ体質になったそうだ。「説明すればするほど気になることが増えるんやねえ」ということらしい。
そのうえで、「手術すれば治るでしょうか」「できるだけのことはしますが、治るかどうかは神様がきめることです、わかっていることは手術しないと治らない事です」「大丈夫でしょうか」「結果の保証はだれにもできませんが、この目はすでに大丈夫ではありません」と、思う存分「正しい事」をいうのは楽しいらしい。手術は仕方なくするものです、あなただってやりたくないでしょ、というのが口癖。
ごくたまに「安心しにきたのに」と怒る患者がいるそうで、「安心は本人の気の持ちようです、いまどき悪い事まで説明しないといけませんのでこんなものと思ってください」というそうな。
もし、「あれこれいわずにきっちり治せ」といわれたら、「100%はありえません、それを求められるなら私には無理なので自分でどうぞ探してどこにでもいってください」という気だそうですが、その機会はまだないと残念がっている。
一言で言ってしまえば、立派な防衛医療ですな。
医者にとっては楽だし、あとのトラブルもまずおこらないそうですが、つまりはかっての「家父長的」な医者、患者のためになんでも背負い込む医者じゃいまどきやってけないし、やらなくてもいい社会状況になったということで、さてこれは患者にとっていいことなんだろうか。医者とおなじだけの知識経験なんてたまたまその病気になった患者が持つのはどこまでいっても無理なんだし、ちゃんと教えました全部自分で考えなさいっていわれても、けっこうしんどいんじゃないかねえ。
料理人 タイムトリップ 記憶喪失 の三題話 ― 2011/03/06 16:02
「信長のシェフ」つー連載漫画がはじまったもよう。
この原作者って、「大使閣下の料理人」の人でしたっけね?
タイムトリップして自分についての記憶なくした(けど日本史と料理についてはよく覚えてるw)料理人が信長につかえるのだそうです。
ほかにもトリップした料理人がいるようだからたぶんそいつともそのうち料理対決するんだろう、みえみえというか。
「無茶なオーダーに応える」という構造を持つ料理漫画は、対決の要素も取り入れやすくて、伝統的に「キワモノ」に流れやすいわけですが、そしてそれが楽しいわけですが、そこにさらに、便利な設定として「タイムトリップ」「記憶喪失」を盛り込んで、ちょっとにぎやか過ぎないか?かくまう刀鍛冶が男装女子とかもう(笑
ご都合というか、要求水準が低めなんじゃないかというマイナー感がじつに週刊漫画timesらしい。
この雑誌、好きですけどね。むかし大学に入って、少年チャンピオンと並べて大人のコミック雑誌も読まなけりゃと思って買ってたのがこいつでした。そのころにも、ブレーク前の、かわぐちかいじ、わたせせいぞう、植田まさし、とか、が描いてました(敬称略)。
少年チャンピオンはツッパリヤクザ路線に切り替わったあたりで読むのをやめた。週刊漫画timesも、どくだみ荘連載あたりから買わなくなって、「定期購読」したのは1年に満たないか。
よくいく洋食屋においてあってこの数年読むようになり、そうなると、その店にいかなくても、ほかに買うものがなかったら買ってしまう。
この雑誌に連載して、その後売れた人はともかく、この雑誌自体でブレークした作家っているんでしょうか。
最近は、もっとメジャーでやってた作家が一部流れてきたりしてる。佐藤秀峰、青木幸子、とか(敬称略)。
おっさん向けに、みさかいなくエロ描写を出したがる気配があり、なんとなく「格」が小学館や講談社の雑誌より下がって見えるのですが、制約も少なそうで描いてて楽しいのかもしれませんな。そりゃメジャーになりきれんのも仕方ない。いや同人誌に比べたらじゅうぶんメジャーなわけで。
それにしても今回は設定を張り込みすぎのように思う。
どうせならタイムトリップ体質になっていろんな時代で、とかいうとそれはもう手塚のユニコ(以下略
この原作者って、「大使閣下の料理人」の人でしたっけね?
タイムトリップして自分についての記憶なくした(けど日本史と料理についてはよく覚えてるw)料理人が信長につかえるのだそうです。
ほかにもトリップした料理人がいるようだからたぶんそいつともそのうち料理対決するんだろう、みえみえというか。
「無茶なオーダーに応える」という構造を持つ料理漫画は、対決の要素も取り入れやすくて、伝統的に「キワモノ」に流れやすいわけですが、そしてそれが楽しいわけですが、そこにさらに、便利な設定として「タイムトリップ」「記憶喪失」を盛り込んで、ちょっとにぎやか過ぎないか?かくまう刀鍛冶が男装女子とかもう(笑
ご都合というか、要求水準が低めなんじゃないかというマイナー感がじつに週刊漫画timesらしい。
この雑誌、好きですけどね。むかし大学に入って、少年チャンピオンと並べて大人のコミック雑誌も読まなけりゃと思って買ってたのがこいつでした。そのころにも、ブレーク前の、かわぐちかいじ、わたせせいぞう、植田まさし、とか、が描いてました(敬称略)。
少年チャンピオンはツッパリヤクザ路線に切り替わったあたりで読むのをやめた。週刊漫画timesも、どくだみ荘連載あたりから買わなくなって、「定期購読」したのは1年に満たないか。
よくいく洋食屋においてあってこの数年読むようになり、そうなると、その店にいかなくても、ほかに買うものがなかったら買ってしまう。
この雑誌に連載して、その後売れた人はともかく、この雑誌自体でブレークした作家っているんでしょうか。
最近は、もっとメジャーでやってた作家が一部流れてきたりしてる。佐藤秀峰、青木幸子、とか(敬称略)。
おっさん向けに、みさかいなくエロ描写を出したがる気配があり、なんとなく「格」が小学館や講談社の雑誌より下がって見えるのですが、制約も少なそうで描いてて楽しいのかもしれませんな。そりゃメジャーになりきれんのも仕方ない。いや同人誌に比べたらじゅうぶんメジャーなわけで。
それにしても今回は設定を張り込みすぎのように思う。
どうせならタイムトリップ体質になっていろんな時代で、とかいうとそれはもう手塚のユニコ(以下略
酒菜食房いち (京都) 錫ちろり PC不調 ― 2011/03/11 22:03
ここしばらくのまとめ。
大手筋商店街、西のほうの寿司屋で食事した。京都寿司のれん会。
上方風の寿司屋で、ま、いいんじゃないですか。しまる時間は早いし、「飲み」に使えない時点でこれ以上の興味なし。
四条烏丸近辺「酒菜食房いち」。和食。喫茶店してそうな外観で明るい。店主もかなり若くて愛想がいいが、そこそこのやり手に見えた。ちゃんとしたものが出てくる。野菜類や蒸し物がもっとほしいけど手間や売り上げ的に難しいのかね。
東京からのお客らしいひとがやたら東京の話をしたがって不思議だった。このかいわいの蕎麦の食える店を知りたがったので「味禅」「たかはし」を地図入りで説明したけど、途中から腰が引けてさて本当に行く気があるとも思えないし。
大手筋商店街、西のほうの寿司屋で食事した。京都寿司のれん会。
上方風の寿司屋で、ま、いいんじゃないですか。しまる時間は早いし、「飲み」に使えない時点でこれ以上の興味なし。
四条烏丸近辺「酒菜食房いち」。和食。喫茶店してそうな外観で明るい。店主もかなり若くて愛想がいいが、そこそこのやり手に見えた。ちゃんとしたものが出てくる。野菜類や蒸し物がもっとほしいけど手間や売り上げ的に難しいのかね。
東京からのお客らしいひとがやたら東京の話をしたがって不思議だった。このかいわいの蕎麦の食える店を知りたがったので「味禅」「たかはし」を地図入りで説明したけど、途中から腰が引けてさて本当に行く気があるとも思えないし。

この近所の「四条あとむら」は、帰るときに板前さんが店先まで送りに来なくなった。大衆店だからもういいよね、つー感じか。ちょっとしたお得感はあったほうがいいとは思うのだが方針なんだろう。
以前から錫の「ちろり」というやつがほしかったのですが、オークションでみかけて購入、3K。10年以上前に廃業した「錫半」のもので、入れ物の木箱はやたら古びている。使い込まれていて磨ききれないくすみもある。個人がたらたら飲むのに使うのだし気にしない。

ジノリのぐい飲みも、おとして欠けたのでなんとなく悔しくてあらためて購入。
HDDにマザボまで換装したPCはいまいち調子が悪い。フォトショLE(いまどき)が動かず、アンインストールしてからインストールしようとしたらCD-ROMから読み込まれていかない。ドライブ変えてもだめなのでシステムのどっかがおかしいのか。
Sigmaplot2000 も、うごかなくなってる。このシステムにしてから一度は起動したと思うのだが。あとすこし使いたいが、最新バージョン買うほど使う予定もないし困った。
ほかに見渡してつかえないアプリはないので余計によくわからない。
Sigmaplot2000 も、うごかなくなってる。このシステムにしてから一度は起動したと思うのだが。あとすこし使いたいが、最新バージョン買うほど使う予定もないし困った。
ほかに見渡してつかえないアプリはないので余計によくわからない。
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